精錬熱発電で産業区画の開発スタート
Industrial Brick Foundation
正直ヌルゲー化する
この建築パターンは "Industrial Brick" とかそんな名前が付いてる。
IndustrialBrickは「工業用レンガ」
「セラミックを大量生産する区画の熱をいっそのことまるごと一つの工場にして、できるだけ熱を集めて発電してしまおう」というところで、セラミックの量産体制が由来
宇宙進出や、高熱の攻略対象が増えてきて、いよいよ
#鋼鉄 を量産しないといけない、というタイミング
「はじめて蒸気タービンを作ってみる」という人向けのメイキング解説
出来るだけ始めやすくて、施工ミスのリカバリーやメンテナンス、後の拡張工事も可能なモノとして作る
それなりに工事には時間がかかるし、前提としてそこそこの生産や電力、資源が整っていることを要する
これが出来てうまく周り出すと、中盤が一気に進む
動画によるチュートリアル
FrancisJohn氏によるチュートリアル
勘違いしがちだけど、タービンそのものは鉛で良い。寧ろそっちの方がよく冷えるので
これの仕組みについて
想定している、プレイ状況
ある程度開拓は進んで、酸素不足/水不足/電力不足/食糧不足 は当分心配しなくてよくなっている
表層や地下核まで掘り進んでおり、それ以上の開拓には鋼鉄を”かなり”必要とする予見が出来ている
そろそろ居住区や農場、各発電所の熱問題に真剣に向き合わないといけなくなってきている
天然ガス間欠泉や水素間欠泉から大いに電力を得て調子にのってガンガン電気を食う娯楽施設を作りはじめてしまった
休眠期が来たらまずそうだとは感じている状況
前提の技術や生産ライン
最低限
EXOスーツを着て行き来する場所がキッチリ居住区と分離できていること
石油製造が可能になり、 #手押しポンプ 等で持ち運びできるようになってること できれば可能になってると良いこと
焼成窯でセラミックを作れるようになっていること
ハッチ牧場で石炭が石炭発電の需要よりもちゃんと余裕を持って生産できていること
オーバーヒート耐性が100℃以上になる金属資源を確保していること
最初のうちだけガンガンとオーバーヒートで壊れても構わなければそれはそれでOK
電気エンジニアのスキル保有者がいること
1. 真空にする前に仮組みしてしまう
手持ちの材料で良いので、液体の配管具合とか自動化回路、電線関係がつながるのか、複製人間がちゃんと通り抜けできたりするかを確認する為にプロトタイプを建設する
これは 建設指示だけで確認した気にならないほうが良い 実際に工事を始めた後に自分の設計ミスに直面しがち
1-1. 鋼鉄生産ライン
鋼鉄には 鉄、精錬炭素、石灰 の3つの素材が要る
これらリソースチェーンがスムーズに受け渡ししながら鋼鉄の精錬準備に入れるように導線を設計する
この仮組み時点で石灰と精錬炭素の方はもう生産が可能になるので作り置きしておくとよい
特に石灰は化石を砕かない場合は結構に原料に困る
1-2. 配管
蒸気タービンで発電を狙うわけだけど、タービンも精錬装置もかなりキツイ熱を出す
それらを冷やす構造を持たないと周囲も悪化するし、発電できなくなるし、色々壊れる
素材は、ちゃんと選ぶ
精錬装置用のモノは、
最悪390℃にもなるので、その温度で溶けない
#金 #アルミニウム 等を選ぶ
セラミックの方が良い場所
ボイラー室の中の、液体クーラーで冷やしてる部分
精錬装置の、液体の出入り口側
200℃〜300℃の熱、外に漏らしたくないでしょ
タービンのドレン。
ブース冷却の戻り
花崗岩、
砂岩など「熱容量がそこそこ大きい割に、無機物原石の中では比較的熱伝導率が高い」モノを選ぶ
1-3. ボイラー室のデザインについてもっと詳しく
原油の場合、399℃を超えると石油に変わって、その瞬間パイプが破損して中の液体が外に漏れる
400℃の石油が周囲に溢れる大事故になる
なった
「ご安全に!」
…なので、ボイラー室の中でしっかり蒸気に熱を移して「210℃以下だったら、鋼鉄精錬に使っても石油化しないので戻す」
タービンのボイラー室を完全に閉じるプレーヤーが多いけれど、
多層液体エアロックを二重にし、間を真空化させて、やり直しできるようにしておく
何度も失敗したり、中がオーバーヒートで故障したりするのを修理できなくなるのもイヤだし
特に、後から中身の機材を別の素材に作り変えることができる
「水を入れてから、最初に蒸気化するまで」が長いので、様子を見ながら水を足せるようにボトル空けを置く
なので、自分の蒸気タービンのスタイルはボイラー室の高さを最低でも3マス以上にすることが多い
1-3. 自動化回路
幾らか鋼鉄を精錬し終えたら、一度解体して鋼鉄に置き換えて、設定をし直す前提
2. 仮組みしたボイラー室の 『設備』だけ解体して埋め立てを開始
仮組みした「設備」カテゴリーのモノだけ解体する
解体を終えたら、ボイラー室の下から、余ってる岩石素材(砂岩とか)で通常タイルを建設して埋め立てていく
空間が広すぎて、1番時間がかかる工程になる
待ってる間に天然ガス間欠泉、休眠期に入るよ?
埋め立ててくり抜けば数サイクルもかかったりしない
3. 多層多重液体エアロック工事
使う液体は
#原油 #ナフサ #石油 の3つから2つを選ぶ(ナフサは作りにくいから原油+石油だと思って構わない)
↑ のように「1マスだけの崖」のようにして上からかけ流しすると量の調整を監視しなくてよい
4. くり抜いて本組み
この時点で、別の場所で鋼鉄を作り溜めできているならもう出来るだけ鋼鉄で建設する
オーバーヒートがあるので鋼鉄の方がいい設備
↑ の他は鉛じゃなきゃ良い。自動化回路系も 金、銅、その他の精錬金属で十分
熱交換プレートの壁裏設備等もここで貼っていく
電線も
次の工程に進む前に、ここで一旦セーブ分けておくと良い
真空の部屋つくってから気体とか液体とか入れる類いはそういう習慣にしたほうが無難
5. ボイラー室注水
1. 液体クーラーのオーバーヒート対策と、ボイラー室の温度のムラを均すのに原油か石油を1回ボトル空けする
2. 水を入れる。最初は沸騰まで時間がかかるから自動ボトル化有効の1回分で良い。
後で蒸気圧を上げたり、中の機器のメンテが出来るように多重液体ロックで作ってる
6. 冷却液投入、稼働開始!
ブース用の冷却剤(水、汚染水など)→精錬装置用の冷却剤(石油を推奨)
まぁどっちが先でも良いんだけど
精錬装置には1台400kg以上、800kg以下で入れる
800kgよりも多く入れると、循環させるつもりのパイプが詰まりうる
400kg以上入っていれば精錬できるスタンバイ状態は維持される
動きだしたばかりはこんなもん。結構蒸発するまでに時間がかかる
ボイラー室の中の機材を置き換えるだけ鋼鉄がそろったなら、発電効率を上げられるように一度精錬をやめて、置き換えておく
7. 蒸発、発電開始。調整
出来るだけ早くボイラー室の中身を鋼鉄に置き換えた方が電力を稼げる
電気エンジニアのチューニングで、作例のタービンは1275W×3 = 3'825Wの発電所になる
で、精錬装置や液体クーラーはずっと動き続けているわけではないので、結果的に、
「鋼鉄を作ってもらってる方が電力を稼げる」みたいな逆転現象が発生する
↑ のように精錬に伴う熱を全部ボイラー室に偏らせながら、その電気で液体クーラーが周囲を冷やす
蒸気タービン3台の200℃時の熱破壊は2,367kDTU/s
「コロニーの温暖化どころか寒冷化を招いてる」
空気による散熱に任せるのでなく、床に少量の液体を撒いておく
これがメチャクチャ効く。普通の発電機等々もこれをするだけで空気への排熱が格段に抑えられる
続:拡張および”一転攻勢”
ここからはこれを種としてこの区画の更なる拡大なりをしていく。
ガラス工房に手をつける
他の精錬金属の熱も受け取るようにボイラー室を拡張
合わせてタービンを追加するかどうか検討
ポリマープレス機を下に並べてプラスチックの増産体制を整える
移動チューブ
かつ、ここでガンガン鋼鉄が作れるようになるってことは…
金属火山攻略 で、金や銅を精錬せずに火山から無限に取っていく
原油を100%石油にする