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床に液体を撒くだけで温暖化はずっと先送りできる
少し分かればなんてことは無いけど、気づくまで全然思いつかないこと

まず、大抵の液体は大抵の気体よりも比熱容量が大きい = 「温度が上がりにくい」
かつ、気体はせいぜい1kg/tile〜20kg/tileだが、機械が水没判定にならない範囲の水は50kg/tile未満
圧倒的に量が大きく空間にとどまれることを意味する
気密密閉してエアロックを入れて水素で空間を満たすよりも、単純に水を床に張って両脇からこぼれないようにしておくだけで、機械の排熱を床の液体が吸収してくれる

例:天然ガス発電の排水を敢えて床に垂れ流す
例えば、画像の例では、天然ガス発電機が出す汚染水を床にわざと垂らした状態にしてある
仮に、1kg/tileほどの水圧、かつ周囲の酸素の気圧が1kg/tileだった場合
発電機がある空間を4×4マス空間だと仮定する
天然ガス発電機の稼働時の発熱は10kDTU/s
周囲4×4タイルが全て比熱1.005の酸素1kg/tileであったなら0.6℃/s上がる計算
\frac{10}{1.005_{(kDTU)} * 4 * 4} \fallingdotseq 0.6218
発電機の横幅分の汚染水の総量は4kg
汚染水の比熱容量は4.179
この床の汚染水の水温を1℃上げるのに必要な熱量は16.7kDTU
4_{(kg)} \times 4.179 = 16.716_{(kDTU)}
周囲の気体が酸素1kg/tileだったら、天然ガス発電機の周囲の酸素の総量は4 \times 3 = 8_{kg}
\frac{10}{1.005 \times 4 \times 3 + 4.179 \times 4 \times 1} \fallingdotseq 0.3475

結果的に温度上昇は0.35℃/sに抑えられる。ほぼ元の半分のペースに温暖化を抑えられている
実際には発電機の原料や、床の建材の原料によって更にずっと上昇ペースは抑えられる

こういうこと。もちろん汚染水の量はポンプの汲み上げに 水圧センサー を噛ませて調整できるので、最大で0.01℃/sまでこの温暖化を抑制することができる(汚染水の水圧が49kgの場合)

注意:ガラス工房にコレを使うのはNG
ガラス工房は一度に25kgの溶けた溶解ガラスを作るが、排出は液体の物流出力ポートを通すので絶対に生産直後に15kgほど内部に貯まる。
ガラス工房の床に液体が溜まっている場合、ガラス工房と内部の溶解ガラスが熱交換をする過程でガラスが凝固点まで冷えてしまう
→これのせいで製造後2秒後以後のガラス搬出でパイプが破損する