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天然ガス発電機
燃料質量比では一番性能が良い発電機

これを作る頃が序盤の終了、中盤の始まりの目安ではある

基本データ
サイズ横4×縦3
回転不可
内部容量50kg
基本装飾値-15
発電量800W (チューニング時1200W)
動作時発熱10kDTU/s
基本オーバーヒート温度75℃

動作時の燃料と副産物
物質搬入出出入り物量ペース
可燃性気体(天然ガス気体用パイプ-90g/s
汚染水周囲に垂流し67.5g/s
二酸化炭素気体用パイプ22.5g/s

「燃費」は一番高い
発電機の燃費
発電機燃料消費量発電量燃料1gあたりの仕事率1台あたりの発熱量
薪ストーブ木材1.2kg/s300 〜 400W0.25 〜 0.33J/g9kDTU/s
石炭発電機石炭1kg/s600 〜 900W0.6 〜 0.9J/g9kDTU/s
石油発電機石油エタノール2kg/s2000 〜 3000W1.0 〜 1.5J/g20kDTU/s
水素発電機水素100g/s800 〜 1200W8.0 〜 12.0J/g4kDTU/s
天然ガス発電機天然ガス90g/s800 〜 1200W8.88 〜 13.33J/g10kDTU/s

> という感じで、燃料を消費して発電するタイプの発電機の中では一応一番燃費効率が良い
> トータルで見れば水素発電機の方がバランスが良いのがわかる
> (発熱は天然ガス発電機の半分以下で副産物も出さないので)
> SPOMや、天然ガス間欠泉攻略直後で電力に全く不安が起きなくなるのはこれに起因している。
>吸気ポンプ1台240W、最大流量の500g/sで水素発電機で4000W, 天然ガス発電機で4440Wは発電できてしまう
> もっとも、後述する熱問題も天然ガス発電機以後で深刻化する
> 対応に追われているうちに電力不足になるのもONIあるある

発電所のデザイン次第でずっと効率は悪くなる
あんまりこの点に触れているのが無いのでこの話をする
確かに燃料90g/sで800W〜1200Wを稼ぐので優秀なのは間違いないが、実運用上は水素発電機よりも黒字幅は低い
副産物と排熱の処理に結局電気をそこそこ使うことになるから。
排気ガスの二酸化炭素
垂れ流される汚染水
汚染水から発泡する汚染酸素
一台あたりのCO2排出量は石炭発電機よりも多い。けれど、エタノール蒸留機石油発電機と比べれば……
石炭発電機は一台20g/s, 天然ガス発電機は一台22.5g/s
炭素スキマー1つで10台分は余裕で回収できはするけれど、逆に言えばやや過剰
汚染水の量は一台67.5g/sと微々たるもの、だからこそ面倒
吸水ポンプは1台で10kg/s組み上げられるわけなので、大きな受け皿を作ってもなぁ…って感じ
肥料合成機1台分をカバーする量の汚染水ではあるが、逆にピンチャペッパーアーバーツリーシンブルリードの栽培にはとてもじゃないが足りない
汚染酸素はそりゃ汚染水から出はするけれど、微量すぎる
見た目の大きさと発電量は同じだけど、発熱量は水素発電機の2.5倍

「別に悪くは無いんだけど…」な例
過去実際こんな風には組んでいた。2018年あたり
だいたいの天然ガス間欠泉は噴出時は380g/sぐらいだったりするので、吸気ポンプ1台で吸い出しきれる
まぁなので活動期であれば発電機4台ぐらいはコンスタントに動かせる
かつ、吸気ポンプ1台の流速500g/sの方を基準にするなら5台はいける
よほど他の電力源が無い状況でなければスマートバッテリーで制御して、必要に応じた発電にすればちゃんと5台フルパワーで動く
受け皿を下に作って、ポンプで吸って浄水器にかける。水にしたら炭素スキマーにやって、余ったら間欠泉の上のプールへ
受け皿のプールの上に脱臭剤を置いて、汚染酸素を酸素に
複製人間が資源回収に頻繁に出入りしなくて良いように自動掃除機を置いて下の階を無人化させる


でもこうなる
「現実のパソコンがなんで高熱伝導率の金属を使って、とにかく放熱するような作りにしてあるのか」考えりゃよい
同じ熱を受けて上昇する温度は、比熱容量が低いほど上がりやすい。金アマルガムは金属鉱石で一番それが小さい
温度上昇ペースでいえば、 鉄鉱石(比熱0.449)なら金アマルガム(0.15)の1/3ペースで緩やか

何にせよ11x9テナントで小さくまとめた例
とりあえず、コアの部分として排出物は外に送って考える
[
4基。期待できる発電量は800x4=3200Wからチューニング時1200x4=4800W

単独で諸々が完結している例
そも、二酸化炭素も汚染水も汚染酸素も、別の場所で処理したり利用するんだから問題は熱だけでは?
「天然ガス発電所は汚染酸素しかない部屋にしてしまって、処理は別の施設にまとめればいい」ってアプローチ
液体エアロックで出入り口をシーリングすれば気体の漏洩等も無いので、ポンプへのフィルター等が要らなくなる
周囲に撒かれる副産物はそれぞれ微量だから、ミニ吸気ポンプミニ吸水ポンプで十分すぎる
一帯を砂岩でびっちり埋めて、出入り口だけ多層液体エアロックで作ってから中をくり抜けばそこまで大変でもない

無限液体プールで天然ガス、二酸化炭素、汚染酸素をそれぞれバッファにすればたくさん気体貯蔵庫を並べなくてよくなるので、結果的にはずっと省スペースになるし、周囲の環境をごちゃごちゃにさせずに済む
かつ、スリックスターを飼育するまでは二酸化炭素の処理はこれで終わるので、炭素スキマーや浄水器を当てる必要がなくなる分、電力のランニングコストは浮く

残る問題は稼働中の熱だけになるが、これは上にウィーズウォートを5本植えてアイスボックス法リキッドヒートパイプ法で冷やす。原資は発電機から出た汚染水で良い

ウィーズウォート1本に水素を吸わせれば-12kDTU/sなので4台に対し5本植えれば確実に冷却の方が勝る
ヘドロバイオームと苛性バイオームの境目あたりを想定して40℃ほどの環境で回してみたが、おおむね25℃〜30℃あたりに抑えて周囲を冷やすほどには効いている
発電機はアルミニウム鉱石鉄鉱石で作る
「オーバーヒート温度75度しかないじゃん」と思われるかもしれないが、よく考えてほしくて。
「そも周囲温度が100℃超える空間になっても嬉しいか?」
オーバーヒート温度が回避されたとはいっても、結局周りもガッツリ温度が上がっていくんだから、70℃台で機械が壊れだす方がよほど事態に気づきやすい
壁は金属タイルで発電所の外壁をヒートシンクそのものにしてしまう

11x9テナントでの実演と施工例


この11x9テナントの天然ガス発電所のデザインは割と拡張性があって、真上に同様の発電所を積み上げてればどんどんランニングコストは下がる
天然ガス蒸留で原油3kg/sを天然ガス2kg/sに変換してからパイプ2本で22台はフル稼働できるので、稼働率90%にして24台で回せる
このスケールなら汚染水もそれなりに出てくるし、そこから出る汚染酸素もそれなり。パフ厩舎に当てる