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1部屋1気体の原則
その部屋にはその気体1種のみのルールにすると面倒が減る

0. 「周囲に発散する副産物に準ずる」
例えば天然ガス発電機は副産物に二酸化炭素汚染水を出すが、二酸化炭素は配管を通して排出されるので、周囲に発散するのは汚染水から出る汚染酸素が着目する気体となる

1. 『食料』および『食材』カテゴリーは呼吸不可気体の中へ
格納先が無くても、床に落ちていても酸素または汚染酸素にさらされていなければ腐敗は進行しない
加えて、塩素に晒されていれば付着した食中毒菌も殺菌される
シオカズラバームリリー水草 以外の作物は二酸化炭素の下で成長する

2. 真空状態で部屋を作ってから出入り口を液体エアロック

部屋に水素以外の気体が混在していると、「実は水素以外の気体を吸って冷却効果が落ちている」時がある
ウィーズウォートの効果については該当記事参照

二酸化炭素を周囲に撒くので、初めてのプレイヤーはよくセットで炭素スキマーを備えたりするのだけど
実際のところ炭素スキマー1台で石炭発電機15台の回収力があるのでオーバースペック
最大サイズの発電所の96タイルでも7台とかそんな感じなので
いっそのこと二酸化炭素しかない部屋として設計して
二酸化炭素が消費財として居るようになってから吸気ポンプで吸い出せば良い

素朴に設計すると複数の気体が混在しやすい
周辺気圧が1.8kgを下回っていると、垂れ流した汚染水から汚染酸素が揮発する
外界に腐敗病菌が漂っているとそこが汚染源となって厄介ではあるが…
「汚染酸素まで出て困るってなら、もう汚染水と汚染酸素しかない部屋にすればいいんじゃね?」

「周囲に二酸化炭素を発散する」度合いで言えば石炭発電機などより遥かに高濃度の二酸化炭素を吐く
最初から密閉するつもりで設計したほうが良い。開放状態だと二酸化炭素を周囲にばら撒きすぎて収拾つかなくなる
石油発電機の二酸化炭素排出量は500g/sなので、-300g/sの炭素スキマーでバランスを合わせるより吸気ポンプの方が帳尻を取れる
石油発電機:吸気ポンプ = 1 : 1
部屋の二酸化炭素濃度を2.0kg/tileほどを維持すれば汚染酸素は出ない
石炭発電機と同様、二酸化炭素を消費する用事が出てきてから吸気ポンプで吸い出せば良い
→ ただし 労災事例
「エタノール蒸留機の二酸化炭素漏洩事故」を参照

これをやってるプレーヤーをほとんど見ない
ハッチとシャインバグは一応給餌に士気の低い食糧を食べさせる事ができるが、厩舎が酸素に満ちているとすぐに腐る
後半になって、オムレツですら複製人間の士気稼ぎに要らなくなってきたら、ハッチとセイジハッチの餌にオムレツでも永続化ができる
あるいは有り余って食料庫を圧迫するレタスピクルスなど

セイジハッチは汚染土ヘドロを直接食べられるし、ハッチ原種同様に複製人間の残飯も食べられる
ポークシェルは腐った塊または汚染土を食べるが、この時汚染土から汚染酸素が出る
「なら汚染酸素しかない部屋にすればいいじゃんか」
1.8kg/tileほどの気圧になればそれ以上気圧が上がることはない

両方とも塩素の下でしか生育しない
問題はシオカズラの方。上から下へ向けて垂れるように生えるので、農園は塩素より軽い気体を混入させない工夫がいる
バームリリーについても二酸化炭素、エタノールガスが農園に入らないようにする
なので両方とも塩素しかない部屋に作るのが無難
バームリリーでドレッコを育てる場合は別
この時も厩舎を密閉して、天井付近は水素、床付近は塩素といった構造にする

それぞれ天然ガスを周囲に撒く
油井の場合だけ特殊で、背圧が高まって複製人間の減圧作業に伴って排出される
精油装置吸気ポンプによる排出は必須
周辺気圧が5kg/tileを超えると気圧超過で石油も出せなくなる
動いていない油井に繫がった給水用パイプに溜まる水が蒸発して蒸気として溢れることがある
なのでセラミック製の液体断熱パイプで接続しつつ、液体遮断器で必要な分だけ送るようにするのが無難

ガスレンジの二酸化炭素排出量(25g/s)は石炭発電機(20g/s)/天然ガス発電機(22.5g/s)よりも多い
これを見逃している人が多い。数台あれば石炭発電所なんかよりよほど二酸化炭素の処理を要する
どうせ、調理してガスレンジから排出された食糧も野ざらしだと痛む
キッチンごと二酸化炭素で滅菌環境にしてしまえばよい