スリックスター
「二酸化炭素を吸って原油を生み出す現実にいたらヤベー生き物」として覚えられている しかし、そのせいで過剰に期待されてしまっている感が否めない可哀想な子
パフもそうだが、なんで気体が餌の生き物なのに犬歯が生えてるんだろう…
基本データ 寿命 | 100サイクル |
パーソナルスペース | 12タイル/匹 |
卵から孵るまで | 20サイクル |
孵化器使用時 | 4サイクル |
肉 | 2kg (BBQ1食分) |
飼育時産卵 | 6サイクル |
野生児産卵 | 60サイクル |
食事ペース | 20kg/サイクル |
排泄レート | 50% |
装飾値 | +15 |
大抵の動物の装飾値は10,
シャインバグは30, スリックスターの基本装飾値は15
っていうか複製人間的には
モーブと
ピップの可愛さは同じらしい。ウソやろ…
パーソナルスペースが12タイルなので、96タイルの最大サイズの厩舎に8匹まで飼育できる
1サイクルに20kgの気体を消費するので、秒に置き換えると33.33g/sしか吸っていない
石油発電機一つで15匹分、エタノール蒸留機一つで5匹分…
かつ、1匹あたりの原油生産は最大でも10kg/サイクル、秒では16.67g/sなので、彼らの排泄から石油発電機を動かそうと考えるとあまりにも非力であったりする
→ 石油発電機に必要な燃料は2000g/s
FPSこわれる
まぁ
シャインバグ発電と似たアプローチで、牧場から余った卵を野に放って、惑星の地下に溜まる二酸化炭素を全部吸ってもらうみたいな方針もPCスペックに余裕があればできるといえばできる
終盤では
水より汚染水の方が需要があるので、二酸化炭素は
「好きな時に炭素スキマーで水から汚染水に変換するのに使う」ようになるのがメインで、スリックスターは最終的にふさふさスリックスターで余分な酸素を肉にするのに利用するようになる序盤でケアパッケージから入手した時に、オイルバイオームまでの開拓を待たずに原油や石油を得られるのは大きいか
品種改良
> スリックスター種の食物連鎖の最重要ポイントは「二酸化炭素から水素を生み出している」点
> あんまり気にされていないが、「炭素スキマー→浄水機→炭素スキマーのループでは単純に濾過材がなくなる一方」
> まぁ宇宙進出以後は表土を減らしたくてしょうがないはずだからそれでもいいやってなりそう
> 一応上手にエコシステムを組めば、「二酸化炭素を消費財に変え、有機物資源へ還元する」役割を果たす
石油や原油をそのまま消費せず、天然ガスに蒸留してから使うようにすると、彼らが産むエネルギー変換量も大きく変わる
その場合、8匹のスリックスターがいれば天然ガス発電機1台を動かし続けられる
蒸留過程では原油も100%石油に変換できるので、たぶんスリックスターの一番効率的な運用方法かも
「スリックスターが吐き出す排泄物は体温依存なので、60℃以下の冷たい原油がとれる」のもポイント
ふさふさスリックスターの適温環境と、食事としての酸素消費量は複製人間と同じ
装飾値+50で全生物で最も高く、部屋の飾り付けが無くとも3匹いれば最大値を超える
なにより「給餌が要らない」「排泄物が出ない」畜肉用家畜なので、肉と卵を回収する仕組みさえつくれば良い
他の家畜は排泄物を回収したり、給餌の為の運搬が必要になるが、ふさふさスリックスターは換気だけでよい
もっといえば、不機嫌でも過密でも気にしなくてよいし、厩舎にさえしなくても良い
彼らが最終的には「一番手がかからなくて余分な酸素を処理してくれる家畜」になってしまったりする
逆に酸素不足や水不足、温暖化を克服していない状況では「マジで穀潰しでは……」って思うほど飼育が困難
コロニーの酸素不足を加速させる
そのせいもあって、知らずに序盤中盤に手を出して「ニートじゃん」とか言われる。
かわいそう
厩舎デザイン例
中央の
網状タイル3マスの範囲でしかスリックスターは移動できないので脱走や溺死の心配をしなくてよくなっている
温度管理
飼育上の注意点としてもう一つ、「35℃以下のスリックスターは凍え死ぬ」
品種改良を済ませた後、それぞれの品種が突然変異せずに次世代を産ませるのには、以下の環境を維持する必要がある
スリックスター:体温50℃以上100℃未満
とろけるスリックスター:体温100℃以上
ふさふさスリックスター:体温35℃以下
なので、周辺の地の利を活かした厩舎にするか、ちゃんと人工的にヒーターを入れて適温環境をつくってあげる