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液体クーラーのバイパス配管
これについての解説
理解するには配管におけるブリッジの仕様や、 液体クーラー の構造上の仕組みを知ってる必要あり

何がいけないのか
それぞれの例で起きうること
上の例液体がパイプに満たされるとスタックオン・オフの切り替えでスタックパイプ内を全て冷やせるか
BAD YESYESNO
OKNOYESYES
GOOD NONOYES

特にBADとOKはトポロジー的には同じように見える分、挙動が不可解に見えるためによくRedditでもDiscordでもフォーラムでも質問が立つFAQになっている。
…とはいえ、液体クーラーがアーリーアクセス時代に実装されてから2年近く経っているのに、このバイパスの解決が知られたのは 2019/9月頃だったりする
これは液体クーラー本体に内部容量20kgが入ることに起因している

BADの例では内部容量が満杯になって出せなくなる状況がおきる
1. 論理入力ポート 赤.iconの状態で液体クーラーが止まっている時、内部容量20kg分冷却液が入ったままになる
コレ自体はBAD, OK, GOODの全ての例でも同じ
2. 止まっている状態の中で、仮にブリッジなどで別のパイプラインから液体を注入しつづけていたら?
問題になるのはここ。絶対に詰まるまで液体が注がれてしまう
まぁ、ブリッジで横入れしてるのを解体して1マス分だけ水抜きすれば良いんだけど

OKの例でも液体クーラーがスタックするデモ
液体クーラーが稼働する前に、ブリッジで冷却ループに液体を流し入れる
クーラーの物流出力ポート.iconのパイプ1つ分の空きが出来る
その状態で液体クーラーの稼働が始まると、クーラーの物流出力ポート側のパイプにも液体が入る
そのため、冷却ループのパイプと液他クーラー内部全てに液体が満たされる状態になる
ここで、自動化回路や電力切れなどで液体クーラーが止まった場合
クーラーの物流入力ポート 側のブリッジのパイプに液体が入っているので「出力待ち」状態となって流入を止める
液体クーラーから出ようとする液体は「流入可能な 物流出力ポート」が無い為「空き待ち」状態になる
結果として、「出力先も入力先もどちらも無い」と処理されてスタックが起きる

GOODの例の二重ブリッジバイパス
これはどちらかというと、外部から液体を流し入れる際に スタックが起きる量を入れない為の防止弁としての機能を果たす。
2段目のブリッジの入口側のパイプは常に空の状態 になるので、液体クーラーは「何かしらどこかにはパイプラインに自分の中身を物流出力ポートに出せる余裕がある」状態になる