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論理と集合から始める数学の基礎 読書会



テキスト


方針
第二部終わりまで読めたら最高
途中で止まっても気にしない。そのうち再開できるかも
じっくり足固めして行きつ戻りつする
読めるかなcFQ2f7LRuLYP
極限までハードルを低くしろの法則に従い2日3日に数分読んでみよ
まだまだハードルが高い
一週間で14ページ進んだぞ!(2022/12/9)
二ヶ月で35ページまで来たぞ!(2023/02/01)

目次を貼り付けておこうtakker

第1部 論理と集合の基礎
第1章 集合(その1)
1.1 集合とは
1.2 集合の書き表し方
集合の内包的記法における普遍集合の明示
この本においては、普遍集合は文脈中で宣言するとのこと
\{x\in U |P(x)\}じゃなくて\{x|P(x)\}の形をとる
第3章で論じる述語の真理集合との対応を明確にするために、あえて普遍集合は文脈中で宣言するらしい(p.6)
実際は前を使うのが一般的であるとは言ってる
この段階だと、まだ意図がわからないtakker
cFQ2f7LRuLYPさんが読み進めてくれるだろうから、それまで待機
1.4 演習問題
第2章 命題計算
これ初耳takker
なんのことだか気になる
真理値の話について書いてるcFQ2f7LRuLYP
論理演算子や恒真命題、矛盾命題など
true falseを計算しているだけですね。理解takker
代数ってなんだろう?cFQ2f7LRuLYP
>数字と文字を使って数の性質や相互関係を研究する学問 (角川新類語辞典)
ふーむ
未知数を文字でおいて式展開するやつ、ってくらいの認識でいいと思うtakker
2.5 演習問題
第3章 述語真理集合
真理集合で表すと
全称命題は\forall xP(x)、すなわち「Uのすべての要素xは条件P(x)をみたす」
つまり「述語P(x)の真理集合はUである」
存在命題は\exist xP(x)、「Uのなかのある要素xは条件P(x)をみたす」
真理集合を使って表すなら、「述語P(x)の真理集合は空集合ではない」ということ
書いてあることよくわかんねぇ~cFQ2f7LRuLYP
ので一回整理
前提:前にやった含意論理演算子\toがある
これは「条件文の命題」を表す時に使う
今回新しい話
1. 述語でも\toを使うことができる!
例:P(x) \to Q(x)
どの論理記号\lor,\land,\lnotも使えるtakker
ってどこかでやったか
2. でも、条件文の命題「P(x)ならばQ(x)」と述語「P(x) \to Q(x)」には意味のズレがある
前者は命題なので「真偽」が決定できる
後者は述語なので自由変数xに値が入らないと「真偽」を決定できない
………????takker
[" 条件文の命題「P(x)ならばQ(x)」]にも自由変数xが入っているが……
どゆこと?
言葉足らずすまぬcFQ2f7LRuLYP
あんまり良くわかってないのがまるわかり!
言及箇所を引いてきた
>ところが,数学の文脈で P(x)ならば Q(x)といえば,多くの場合,「Uの要素が条件 P(x)をみたせば,それは条件 Q(x)をみたす」という主張を意味します.そして,この主張は命題であって,真か偽かが定まっています.(p.36)
このあと真理集合の話になるがcFQ2f7LRuLYPの理解が追っついてない()
esperすると、「Uの要素が条件 P(x)をみたせば,それは条件 Q(x)をみたす=\forall x\in U(P(x)\to Q(x))だと思われるtakker
これなら真偽が定まるので確かに命題である
たぶんこれcFQ2f7LRuLYP
暗黙的に全称の…その…あれがついているということ
言語化の難〜
こうなるので数学に自然言語を混ぜたくないと日頃から思っているtakker
図書館で確認してきました。これであってます
というかこの次の文章に書いてあった
ありがとうございます!cFQ2f7LRuLYP
総括するとなんと表現できるか……cFQ2f7LRuLYP
述語(数学)ってなんだったかな
過去の俺がメモを書いていた
なるほど、変数の値が定まっているかどうかなんだな
P(x)ならばQ(x)」の場合、(暗黙のうちに)全称量化子\forall xが変数の値として定まっている
言い方は正しくないかも
数学ではなく日本語の問題であったtakker
>この行まで読んでるcFQ2f7LRuLYP
第4章 集合(その2)
第5章 2変数以上の述語
第6章 述語と数学的論証
第2部 集合で表される構造
>ここから問題だけ拾い食いするtakker
第7章 写像
第8章 2項関係とその表現
8.3 二項関係の図による表現
有向グラフとの関係が初見で新鮮だったtakker
思えばグラフってtoとfromで一つの辺を指定できるから、順序対の集合で捉えることもできるのか
グラフを扱うアルゴリズムを書いてるとこの辺は肌感覚として感じるnishio
コラム19 有向グラフと2項関係
任意の有限集合VE\subseteq V^2を満たすEについて、(V,E)を有向グラフと呼ぶ
Eの元が、グラフの矢印を表している
直積集合(の部分集合)と二項関係は一対一対応が成り立つので、どっちで表現しても同じこと
8.4 演習問題
8.1 X=\{a,b,c,d\}とし、X上の二項関係Rを以下の行列で定める
\begin{array}{c|cccc}&a&b&c&d\\\hline a&1&0&0&1\\b&1&1&1&1\\c&1&0&1&0\\d&0&0&1&1\end{array}
1. Rを集合とみなし、要素を全て書き並べて表せ
\{(x,y)\in X^2|R(x,y)\}=\{(a,a),(a,d),(b,a),(b,b),(b,c),(b,d),(c,a),(c,c),(d,c),(d,d)\}
2. R2項関係の座標図で表せ
8.1.2.tikz(tex)
\begin{document} \begin{tikzpicture}[domain=0:4] \tikzset{ col/.style={above,font=\Large}, row/.style={left,font=\Large}, point/.style={circle,fill,inner sep=2pt}, } \draw[help lines] (0,0) grid (4,4); \draw[thick] (0,4) -- ++(4+0.5,0); \draw[thick] (0,4) -- ++(0,-4-0.5); \path[col] (0,4)--++(1,0)node{$a$}--++(1,0)node{$b$}--++(1,0)node{$c$}--++(1,0)node{$d$}; \node [row] at (0,3) {$a$}; \node [row] at (0,2) {$b$}; \node [row] at (0,1) {$c$}; \node [row] at (0,0) {$d$}; \path (0,3) -- ++(1,0)node[point]{} -- ++(3,0)node[point]{}; \path (0,2) -- ++(1,0)node[point]{} -- ++(1,0)node[point]{} -- ++(1,0)node[point]{} -- ++(1,0)node[point]{}; \path (0,1) -- ++(1,0)node[point]{} -- ++(2,0)node[point]{}; \path (0,0) -- ++(3,0)node[point]{} -- ++(1,0)node[point]{}; \end{tikzpicture} \end{document}
3. Rを有向グラフで表せ
8.1.3.tikz(tex)
\begin{document} \begin{tikzpicture}[domain=0:4] \tikzset{ recursive/.style={in=60,out=120,looseness=6}, recursive flip/.style={out=-60,in=-120,looseness=6}, every node/.style={font=\Large}, } \def\l{4} \node (a) at (0,\l) {$a$}; \node (b) at (\l,\l) {$b$}; \node (c) at (\l,0) {$c$}; \node (d) at (0,0) {$d$}; \draw[->,very thick] (a) edge[recursive] (a) edge (d) (b) edge (a) edge[recursive] (b) edge (c) edge (d) (c) edge (a) edge[recursive flip] (c) (d) edge (c) edge[recursive flip] (d); \end{tikzpicture} \end{document}
8.2 以下に示す\R上の2項関係のグラフの概形を示せ
1. R_1(x,y):\iff x\le 2y
直線で区切られた領域
2. R_2(x,y):\iff x^2-y=0
横に寝た放物線
3. R_3(x,y):\iff x^2-y^2=0
2直線
4. R_4(x,y):\iff\exist t\in\R.x=2\cos t\land y=\sin t
x方向に長径2, y方向に短径1の楕円
図を書くのめんどいのでパスtakker
第9章 順序集合
9.1 順序関係
線形順序とも呼ぶらしい
どうして線形がつくのだろうかtakker
線形代数の意味の線形ではなく「一列に並んでる」のニュアンスnishio
なるほど~めっちゃ納得takker
全順序 - Wikipediaにも書いてあった(出典つき)
(これはテキストにない)任意のmagma(A,\le)が以下を満たすとき、(A,\le)前順序集合と呼ぶ
1. 反射律\forall x\in A.x\le x
2. 推移律\forall x,y,z\in A. x\le y\land y\le z\implies x\le z
このとき\le前順序と呼ぶ
任意の前順序集合(A,\le)が以下を満たすとき、(A,\le)半順序集合(poset)もしくは順序集合と呼ぶ
3. 反対称律\forall x,y\in A.x\le y\land y\le x\implies x=y
このとき\le半順序と呼ぶ
任意の半順序集合(A,\le)が以下を満たすとき、(A,\le)全順序集合と呼ぶ
4. 完全律\forall x,y\in A.x\le y\lor y\le x
これで全ての元を一列に並べられることが保証される
典型例が数直線takker
前順序 - Wikipediaでは全順序律と呼んでいる
完全関係 - Wikipediaでは完全律と呼んでいる
このとき\le全順序と呼ぶ
完全律から反射律を導ける
コラム20 辞書式順序
辞書順のことtakker
任意の順序集合(U_1,\le_1),(U_2,\le_2)にて、以下の条件を満たす写像\varphi:U_1\to U_2順序同型写像と呼ぶ
1. \varphiは全単射
2. \forall u,u'\in U_1.(u\le_1 u'\iff\varphi(u)\le_2\varphi(u'))
これが順序「構造を維持する」条件に該当する
順序同型写像が存在するとき、両者は順序同型であるという
Hasse図にするとわかりやすい
同じ形になる
例9.6 S:=\{a,b,c\},D_{70}:=\{x\in\Z|70\backslash x\}として、(2^S,\subseteq),(D_{70},\backslash)のHasse図を比較する
右が(2^S,\subseteq), 左が(D_{70},\backslash)
要素が違うだけで、つながり方は全く同じだとわかる
同型の図的理解takker
実際に順序同型であることを示す
\phi:S\to\{2,5,7\};a\mapsto2,b\mapsto5,c\mapsto7
\varphi:2^S\ni A\mapsto\prod_{x\in A}\phi(x)\in D_{70}
とすれば、\varphiが順序同型写像の一つになるので、2^S,D_{70}が順序同型だとわかる
証明
一対一対応なのは列挙すればわかる(略)
なお、\forall P.\prod_{x\in\varnothing} P(x)=1とした
同型を証明する
\forall A,B\in 2^S.
A\subseteq B
\iff\forall x\in A.x\in B
\iff\forall x\in\phi[A].x\in\phi[B]
\iff \varphi(A)\backslash\varphi(B)
展開はちょい端折ったtakker
\phi[B]\phi[A]を包んでいるので、\phi[B]の総積は\phi[A]の総積で割り切れる
また総積を分解すれば元に戻るので、逆も成り立つ
厳密に解くには、素因数分解の一意性を持ちこむ必要があるかも
9.6.1.tikz(tex)
\usepackage{amssymb} \begin{document} \begin{tikzpicture}[domain=0:4] \tikzset{ every node/.style={circle,draw,inner sep=2pt,fill=white}, every path/.style={very thick}, } \coordinate (left) at ({-sqrt(3)},1); \coordinate (right) at ({sqrt(3)},1); \draw (0,0) node[label={below:$\varnothing$}](o){} -- ++(right) node[label={right:$\{c\}$}](c){} -- ++(left) node[label={right:$\{a,c\}$}](ac){} -- ++(0,1) node[label={right:$\{a,b,c\}$}](abc){}; \draw (o) -- ++(0,1) node[label={right:$\{b\}$}](b){} -- ++(right) node[label={right:$\{b,c\}$}](bc){} edge (c) -- (abc); \draw (o) -- ++(left) node[label={left:$\{a\}$}](a){} edge (ac) -- ++(0,1) node[label={left:$\{a,b\}$}](ab){} edge (b) -- (abc); \end{tikzpicture} \end{document}
9.6.2.tikz(tex)
\usepackage{amssymb} \begin{document} \begin{tikzpicture}[domain=0:4] \tikzset{ every node/.style={circle,draw,inner sep=2pt,fill=white}, every path/.style={very thick}, } \coordinate (left) at ({-sqrt(3)},1); \coordinate (right) at ({sqrt(3)},1); \draw (0,0) node[label={below:$1$}](o){} -- ++(right) node[label={right:$7$}](c){} -- ++(left) node[label={right:$14$}](ac){} -- ++(0,1) node[label={right:$70$}](abc){}; \draw (o) -- ++(0,1) node[label={right:$5$}](b){} -- ++(right) node[label={right:$35$}](bc){} edge (c) -- (abc); \draw (o) -- ++(left) node[label={left:$2$}](a){} edge (ac) -- ++(0,1) node[label={left:$10$}](ab){} edge (b) -- (abc); \end{tikzpicture} \end{document}
コラム21 構造と同型
9.6
\forall x,y\in U.(x\wedge y\in U)\land (x\vee y\in U)を満たす(U,\le)(lattice)と呼ぶ
\wedge結び\vee交わりと呼ぶ
>ここまで解いてるtakker
TODO:解き残しがあるので、そっちを先に片付ける
図書館に返却してしまったので、しばらく進まない予定
問題を書き写しているのはやっておこうと思う
全順序集合は必ずになる
有限な束には必ず最大元と最小元が存在する
例9.10
9.7 演習問題
9.1 8.4 演習問題の8.1のRX上の順序関係でないことを証明せよ
\begin{array}{c|cccc}&a&b&c&d\\\hline a&1&0&0&1\\b&1&1&1&1\\c&1&0&1&0\\d&0&0&1&1\end{array}
反射律は成り立つ
対角線上に1が並んでいる
推移律が成り立たない
a,d,cがcyclicになっていて、推移律が成立していない
よって、8.1のRは順序関係でない
9.1.tikz(tex)
\begin{document} \begin{tikzpicture}[domain=0:4] \tikzset{ recursive/.style={in=60,out=120,looseness=6}, recursive flip/.style={out=-60,in=-120,looseness=6}, every node/.style={font=\Large}, } \def\l{4} \node (a) at (0,\l) {$\bf a$}; \node[gray] (b) at (\l,\l) {$b$}; \node (c) at (\l,0) {$\bf c$}; \node (d) at (0,0) {$\bf d$}; \draw[->,very thick,gray] (a) edge[recursive] (a) edge[black] (d) (b) edge (a) edge[recursive] (b) edge (c) edge (d) (c) edge[black] (a) edge[recursive flip] (c) (d) edge[black] (c) edge[recursive flip] (d); \end{tikzpicture} \end{document}
9.2 狭義の順序の性質
9.4
9.5
9.6
9.7
第10章 同値関係商集合
第11章 集合の要素の個数
第12章 可算集合
9~11はグラフ理論の前段階
第3部 情報科学のための論理数学
これ以降は飛ばしていいと思うtakker
目次だけ頭にいれて、必要な時に学び始めればいい
2022-12-06 11:56:04 第16章はやったほうがよさそう
13~15を飛ばしてもやれると思う
第13章 命題計算の応用
第14章 ブール代数


練習問題スタック
これをクリアできると、空集合はある集合の部分集合になるか?への道(の一つ)が解放されるtakker
うわあああああ▂▅▇█▓▒░cFQ2f7LRuLYP░▒▓█▇▅▂
取り組んでない問題がたまるのって、こわい!
スマホだと改行されちゃうのでうわああああ感が減る
それはそれとして自分のアイコンが四角いのでただの階段のような何かになってる

図書館で見てきたtakker
410.12||Ka 13
予想より内容が豊富だった
例や問題演習もたくさんついている
ちょくちょく問題を勝手に作っていたが、最初からこれだけあるなら変に作らなくてもいいかな