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がぶ飲みフィッシュで蒸気噴出口攻略

「ここまでやれる!」っていうエキシビジョン的なモノ

前提として利用しているノウハウ
実際ノウハウのカタマリみてーなモンなのでいきなり真似して作ってみようとしても上手くいかないかと思う
がぶ飲みフィッシュ のそもそもの生態や吸水範囲

全容
このシステムは3つの大まかなモジュールに出来ている
別に隣接していたり、一体化させている必要は無い
それぞれが 11x9テナントで建造されているけれど、そうすべきっていう理由は無い
「大体最小の構成でもこれぐらいになる」の目安として
がぶ飲みフィッシュが冷やした蒸気噴出口から出た蒸気を冷やして、95℃以下のにして取水
冷水、熱水それぞれを蓄える無限液体プールを備えている(必須ではない)
コロニーの処分に困ってとりあえず溜め込んだ二酸化炭素無限気体プールに10台の炭素スキマー
「最大で10kg/s、汚染水に変換する」目的に特化したモジュール

他のページと同じノリで「これが液体配管でー」って見せても、正直混乱するだけかと思う
本稿は3つのモジュールを別々に切り分けて解説する

要はこういうコトをしている
結局のところ、蒸気噴出口攻略てのは、蒸気噴出口から出た蒸気を何らかの方法で冷やしてを得るコトさえできりゃ良い
の温度は「再沸騰さえしなきゃいい」
その水を二酸化炭素と一緒に炭素スキマーに吸わせて汚染水に一度変換する
実んところこの時点で二酸化炭素300g/sがゲーム内世界から消えるんで、この時点で #熱破壊 は既に起きる
汚染水を「できるだけ熱交換をさせずに」がぶ飲みフィッシュ.iconに飲ませて再びに変換
漫然と熱々の汚染水の中に泳がせてたら茹で上がって死ぬ
がぶ飲みフィッシュ.iconは体温が25℃になったら死んでしまう
だけど、それはそれで、生命の素 200kgの -11.9℃→25℃ の温度上昇分が本当に #熱破壊 として作用してしまう
これで、その時のがぶ飲みフィッシュ.iconの体温に近い、最高でも25℃前後、場合によっては0℃近い冷水を得られる
「その冷水の一部を蒸気噴出口.iconの蒸気冷却と炭素スキマー.iconの冷却に使うと……?」
結果的に全ての物体ががぶ飲みフィッシュ.iconの基礎体温-11.9℃に向かって収束する仕組みを目指すことができる

もちろん、実際には氷点下の世界になったりしない。機械の排熱もあるし、瞬間的には微々ではあれ熱のやり取りはある
最も大元の蒸気噴出口の熱量が大きいから、すんげー練らないと大抵は普通に温かいお湯が出来上がってく
本当にもっと楽にやりたいなら、間に何か緩衝させる別の冷却機構はあったほうが無難
カリカリに設計して、「常に新しいがぶ飲みフィッシュが入ってきて冷水を作る仕組みをバランスする」ように作る

Q. 「それってホントに効率的なんすか?」
A. 「今のバージョンだと最大で 液体クーラー.icon 6台分直結した時ぐらいの節電になる」
上手にシステムを組むと、最悪時ですら 110℃→25℃ を律速で冷却することに等しい
噴出口の活動期噴出量にもよるんだけど、例えば4kg/s噴出してる場合、最悪状況ですら -1,420kDTU/s
この時点で液体クーラー3台直列で繋げて冷水作るぐらいには仕事している(本来3.6kWぐらい要る)
実際にゃ熱破壊というより、「割とゆっくりな熱交換」なはずなんだけど
魚が25サイクルで寿命迎える
生命の素 200kgの -11.9℃→水温で温まった体温 の差分はやっぱり確実に熱破壊になる
卵から還った幼体と成魚になったばかりの個体は -11.9℃の200kgのカタマリ
常に新しい世代の卵を送って世代交代を続ければ自然由来の冷却剤が投下されてる感じ
マジでナーフされんじゃないかって位に強力な熱破壊を起こす
実際超冷却剤で液体クーラーを回した時より熱水を冷水に冷やす速度が早い

Q. 「蒸気タービン.iconとか液体クーラー.iconとか要らないんすか!?」
A. 「生体利用システムは全般的にそれらよりずっと設計も準備も運用も面倒ですよ」
おおむね「蒸気タービンとか液体クーラーあんまり使ったことなくて苦手意識ある」って人が飛びつくシロモノじゃない
そもアレらは一応は「工事だけで終わる」「自動化制御で止めたり再始動できる」んで生体利用システムよりもずっと楽
このページの解説の長さと アクティブクーリング方式で蒸気噴出口攻略のページの長さ比較してみればいい
全然こっちの方が難解で複雑
必要な施設も多けりゃ規模も大きい
基本的に省電力や省力化、無人化とかを狙うほど複雑化する

がぶ飲みフィッシュは基礎体温-11.9℃なので、普通の水槽じゃ凍るし、汚染水は吸われてしまう
んで、濃塩水原油石油エタノールで水槽を作って待機所とする
利用先へ生体導入した時にできればこの基礎体温を冷却に利用したい
熱伝導率が極めて低いエタノールで泳がせておけばほぼ体温を初期値のまま保存できる
塩素で満たして置けば気体の断熱材として機能する
タコ部屋の方に温度が伝わらないようにするのには良いが、浄水ブースまでコレが正解なのか微妙
浄水ブースの天井に居る落下待ちのがぶ飲みフィッシュも保冷剤として機能してもらうなら水素で満たしてみるのもアリか
浄水ブースへ手動で生体導入する時用や、他のパクーの水槽から出現したがぶ飲みフィッシュを手で運べるように魚開放ポイントを置いてある
実際に稼働運用が始まってからはあくまでトラブルに対応するための保険のような使い方をする
うまく機能しだしたら、左の方は無効化かどの魚も対象から外すなどすればよい
右の生け簀の方は「卵がある小部屋」から自然孵化した幼体は自分で飛び跳ねて下の水槽に落ちるように、空気式ドアが横向きに配置されている
タコ部屋の中の機械式エアロック自動掃除機の回収と送出を抑制するための遮蔽物としての機能
このあたりは自動掃除機のページにて説明

液体配管
2020年6月末のテストブランチで、配管の色が変更になっているので悪しからず
断熱型液体用パイプ断熱型気体用パイプの配色がオレンジから水色に変わった
ここのモジュール自体は特に難しい配管は無し
どちらかと言うと、熱い汚染水を最小限送る方法の自動化の方が重要になる

輸送網
(重要) 卵の殻や他の種の卵、切り身などを運ぶコンベアローダー.iconの優先度が1番高いようにする

自動化
水圧センサー + 熱センサーANDゲート排水口
汚染水を浄水するにあたり、がぶ飲みフィッシュの体温が上がりすぎないように調整
水圧センサー吸水ポンプ
浄水した水を一定量貯めて汲み上げ
動物センサー機械式エアロック & Bufferゲート + 機械式エアロック
これは卵の管理。浄水場に常に5個程度は卵をキープするようにしつつ、自動掃除機コンベアローダーが無限ループしないようにする為
「卵10個以下」とか「25個以下」とかでもいい。自分で調整すること
動物センサー空気式ドア
浄水場の魚が足りなくなったら開いて、孵化したがぶ飲みフィッシュが自分で向かえるように

汚染水コンバータ
これが1本のパイプのスループット10kg/sに律速させる場合の炭素スキマーの数
これが消費する二酸化炭素のペースは3kg/sとなり、気体用パイプのラインが3本要る
そも「二酸化炭素が無くなるわそんなん」っていう風にはなりづらい(プレイによる)
エタノール蒸留機プラントが動いてる時は 166.67 \times 4 = 666_{(g/s)}
そのエタノールで石油発電機を動かしていた場合は + 500_{(g/s)} で、まぁこの時点で1本分を超える
普通に精油装置石油を作って石油発電機を動かしていた場合は、2台まで同時に動かせるので +1kg/s
他にも、天然ガス発電機石炭発電機ガスレンジ などの排ガスもあるので
別に無限気体プールの構造にすることもないのだけど、「排出する先が詰まられると困る」のが二酸化炭素なので
天然ガス発電機は動かなくなるからね
上の方にアイスボックス法リキッドヒートパイプ法で「炭素スキマー自身の排熱でオーバーヒートをしないように」している
気圧センサーで自動化して、気圧が低すぎる状態でオーバーヒートしないように制御したほうが良い
ちなみに作例はこれでも50℃近い二酸化炭素200kg/tileの状況から始めた
検証で20サイクルぐらい回してこのようになった
このあたりでよく考えてほしいのだが、これフル稼働したら普通に液体クーラー.icon1台分の1.2kW使う
んで、蒸気噴出口の出力に合わせるとその半分の600Wで済むんじゃけどな

液体配管
「はい、これが配管」って見せられても全然分からん感じになって申し訳ない
実際、もっと上下にスペースを取ったゆとりのある作りにしたらもっと分かりやすい配管は出来たと思う
今回のコレは「もう出来るだけ小さく」「他の施設と大きさを揃える」を目指したら結果ギッチギチになったの図
上の方は部屋全体を冷却維持する ラジエータ配管の最小構造であるループ配管
ループフィルターで、冷却液として機能しなくなった液体は捨てるようにループから出す

液体用パイプ温度センサー液体遮断器 : 冷却液の温度を一定以下に保つ
冷却の部分に関しては、建設した周囲の環境と、並べた炭素スキマーのオーバーヒート温度に応じて適度なバランスに設定する
別に周囲が温暖化しても構わなければオーバーヒート温度よりも-15℃ぐらい低い状態を維持するぐらいで
気圧センサー炭素スキマー : 炭素スキマーのオーバーヒート防止
二酸化炭素しかない空間で炭素スキマーを動かす時の注意点は 極めて真空に近い状態でも発熱しながら吸気を続けてしまうこと
ほぼ真空状態で動き続けると、気がついたらオーバーヒートで大破してたりする(なった)

ベントテイマー : 蒸気噴出口攻略
浄水して冷やして溜めた冷水を ドアヒートシンク改 を介して冷却維持
蒸気噴出口.iconの真横が常に真空状態を維持できるんであれば、その横に多層液体エアロックでも温暖化は防げるのだ
そして液体エアロックの方にも熱は伝わらないし壊れない
もちろん「蒸気がちゃんと即座に水になって滴り落ちる」前提が維持できればの話だけれど
維持できなかったら多層液体エアロックも崩壊するので、大惨事必須
蒸気噴出口.iconの裏にも、1マス置きに熱交換プレート.iconは貼ってある
熱伝導率の高い素材で。 精錬金属とか(まぁ でいい気はする。ドアヒートシンク改の方が冷却の本丸だし)

液体配管
がぶ飲みフィッシュで冷水にした水をまず蒸気噴出口の攻略、炭素スキマーの冷却の方に優先
仕組みが回り続けられるようにすることを優先して水を送る
それで余った冷水を他に必要な利用先へ送る

自動化回路