がぶ飲みフィッシュ
基本データサイズ | 1x1 |
生存可能体温 | -50℃〜25℃ |
適温範囲 | -30℃〜5℃ |
基礎体温 | -11.9℃ |
寿命 | 25サイクル |
野生児産卵ペース | 15サイクル |
従順時産卵ペース | 1.5サイクル |
卵から孵るまで | 5サイクル |
エサ | 緑藻 140kg/cyc |
排泄 | 汚染土 70kg/cyc |
ちなみに、
結果的冷却を起こせる動物は案外多い。その理由は排泄物が体温に起因しているため
ハッチ : 何百℃の鉱石だろうがハッチの体温に準じた
石炭を出す
パフ : これも吸う気体が何℃も高くても、パフの体温に準じた結晶を排泄する
もっとも、これら動物の熱破壊がいくら出来るといっても、彼等だって周囲の環境と食べるモノで自身の体温は変化していくので、放置してて上手くいくものでもない
が、がぶ飲みフィッシュに至っては別次元の恒常性を持つ。他の
パクー種と違って、コイツは浄水能力を持つ
左右2マス、上下2マス、斜め方向1マスの範囲にある汚染水を最大200g/sのペースで水に変換する 体温に準じた無菌の水として浄水する(なぜ?)
水そのものが比熱容量が高いので、がぶ飲みフィッシュの体温が低ければとんでもないクラスの
結果的冷却を起こす
「……どうして??」
なぜ菌が無くなっているのはわかんない(そも体内にある間は菌はびっしり残ってる)
おそらくは200g/sで出てくる水に対し、菌の数を計算するとあまりに僅かすぎて「ほぼゼロ」として出てきている可能性
ただ、水の温度については、こういうプロセスであると仮説(おそらく)
まずこの時点で強力
1. がぶ飲みフィッシュが汚染水を200g/s取り込んで自身の体温と熱交換する
質量差が1000倍もある
体重の1000分の一に当たるので、人間で言えば体重50kgだったら50mlに相当。
そらまぁすぐに体温が上がりはせんわな
加えて、それぞれの物質自体そも熱伝導性が低めで、比熱容量も大きいので温度変化がゆるやか
生命の素(比熱容量 3.470 熱伝導率 0.600)
汚染水 (比熱容量 4.179 熱伝導率 0.580) 200g
2. 体内でろ過し、
今の体温を基準にした水を200g/s排泄確かに、我々人類も飲んだ熱々の味噌汁と同じ温度の尿は出さないので同じ……なのか????
3. 周囲の環境と浄水した水と、自分自身を熱交換
吸水範囲
この能力を持っているのは成体のみ。幼体の時期は浄水はしない
圧力超過とかがないので、プールの水が溢れようが、水槽の壁がぶっ壊れようがその名の通りガブガブと汚染水を飲んで水を吐き続ける
だからごく素朴に汚染水の水槽を作って飼育してみても難しい生き物である。
筆者はこれで何度かパクー水槽をぶっ壊されました
こんな感じに溢れ出して天井ごとぶっ壊しても止まらない
多くのプレーヤーは浄水能力自体「……邪魔だ……」ってなって、結局
水のプールに隔離するようなカタチで済ましてしまう
1. がぶ飲みフィッシュ30匹の体温を5℃程度に維持する構造にする
3. 更に、汚染水に 1. の
液体クーラーの熱交換をぶつけてからがぶ飲みフィッシュに飲ませる
4. 飲ませた水の一部を蒸気噴出口の蒸気を冷却するのに使う
タイムラグはあれど、事実上律速で6kg/sのペースで110℃の蒸気を25℃以下の水に冷却する 液体クーラーはあくまで熱を交換しているに過ぎない。この数値はガルプフィッシュ30匹で起こした結果である
同様のペースで蒸気噴出口から出た水を10℃そこそこに冷やすには液体クーラーは6台連結して稼働させないといけない
それに必要な電力は7200W
厳密に言えば「熱破壊はしてない」。言うなれば「
結果的冷却」
ちゃんと温度交換自体はしている、ただこれらの要素で結果的に競り勝っている
がぶ飲みフィッシュの寿命の短さ(25サイクル)
取り出す熱水(汚染水)の少なさ(0.2kg/s)
がぶ飲みフィッシュ本体の質量×熱容量の大きさ (200kg/s)
どれだけヤバい能力かわかってもらえるはず
ここがポイント。
孵化して成体になるまでに受けた5サイクル、成体になってから老死するまでに受けた20サイクルの熱量を破壊出来る
Q.「品種改良どうやるの?」
A. パクーの体温を5℃未満に冷えた状態になるように飼育 ライムなら普通に水槽に放置してるだけでも卵が出てくる事が多い(水が冷たいから)