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液体酸素精製
最終盤の始まり
ロケットの酸化剤はオキシライトを固形酸化剤として用いるよりも、液体酸素を酸化剤とした方が少ない燃料で遠くへ飛ぶことができる
水素エンジンロケットもオキシライトで飛ばせるものの、それに必要な水素の量を生産するのに苦労するので、やはり液体酸素は前提として欲しい感じ
これが出来るようになっている時点で、一応はもう最終盤に入っているといえる
”OxygenNotIncluded”の意味が「酸素は(貴重資源に)含まれておりません」に変わっている
もはや水資源も酸素資源も「困るほど余るので宇宙に捨てる」ほどに重要性が下がっている
めちゃくちゃ頑張れば、一応空調設備水素を冷やしても精製することはできる
できるけど意味があるかといえば微妙
電力効率が著しく悪いし、石油エンジン+酸化剤タンク(オキシライト)でフラーレンを取得できる天体までロケットは飛ばせるので
本稿はそんなに詳しく説明しない
攻略の段階に応じてもっと詳しく書いた諸々のノウハウの方で詳細は書いてある

ノウハウ

必要なモノ
セラミック以上の断熱性の高い資源 (宇宙空間でなければ必要となる)
施工終了から実運用開始までの50サイクル近い長い期間を問題なく過ごせるコロニー全体の安定さ
なんでかというと、超冷却剤と酸素を冷やす部屋を-190℃まで冷やすのに時間がかかる
液体クーラーを2台直列にすればまぁ早くはなるんだけど、実運用後にそのもう片方の液体クーラーがほぼ御役御免になる

液体酸素の条件
酸素を−183℃以下に冷却して作る
実際のところ、だいたい-190℃〜-185℃の辺りまで冷やすと速攻で液化する
-220℃ぐらいになると、今度は完全に固体に凝固してしまう。バランス的には-195℃付近で維持させておくと安定

セットアップ
酸素を入れる前に、予め液化室の熱交換プレートや外壁を-190℃ぐらいまで予冷しておくと良い
ここで使っている窓タイルダイヤモンド
代用するなら「比熱容量も大きく熱伝導率も高い精錬金属」の金属タイル

「最初に液化が始まるまでが長すぎて待てない!」って場合
こうなります
最大で1ループの度に超冷却剤を28℃づつ冷やす。これに合わせると蒸気タービンは3つ
液体水素だったらこれぐらいやってもいい。けっこうアレはしんどい
まぁこれだったら、必要な時は脅威の2MDTU/sで超冷却剤が冷えていくので液体酸素を大量に作って貯蔵するのにも向く
40℃の酸素だったら、通風口10個中に突っ込んでほぼほぼ律速で10kg/s精製もいける
画像の例だと基本4〜5kg/sの通風口しかないしかないんで5kg/s。
片方の液体クーラーはそのうちあんまり動かなくなる

通風口に直に開閉の自動化は入れず、気体遮断器を通じて搬入した方が良い
通風口を閉じている間、パイプ内に詰まった酸素が液化した際に破損の原因になる

液体配管
蒸気エンジンロケットで、蒸気が断熱パイプの中にも関わらずパイプづまりを起こしているとガンガン破損するのを経験してるならわかるはず
断熱パイプそのものも熱を持っているから、中身が詰まって流れが止まっていたら熱が液体酸素に移ってすぐに壊れる
外部の利用側でそれが起きても別に直しゃいいんだけど、密閉したプールの中で大破がおきると悲惨なので、おとなしく巡回するようにプールに戻すようにするのが無難
これは液体水素を燃料として送る時も同じ

自動化設定例
必要な時のみ液体酸素をロケットサイロに送るよう、シグナルスイッチ水圧センサーANDゲートで結んでいる
液化棟が空っぽの状態だと液化が鈍る。ある程度は液体酸素が蓄えられている状態の方が安定する