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スリートウィート
安定栽培できてからは、ほぼ「食糧難」から卒業

生育条件
下限上限備考
大気圧150g/tile10kg/tile二酸化炭素酸素汚染酸素
体温-55℃5℃灌漑用水の水は氷点下-5℃を切るとほぼ凍るので注意

農場の大気は、温度環境が整っているなら酸素でも「冷蔵環境」になっているので腐らない
それでも二酸化炭素を選んでおくのが無難。

自生と栽培での生産量の差
自生栽培栽培+肥料
収穫まで掛かる時間72サイクル18サイクル9サイクル
サイクル単位生産量0.25kg/cyc1kg/cyc2kg/cyc

ピップを使って自生させて育てようとする場合、11株でやっとこ一人分なので、広大な敷地面積が要る

必要な資源と収穫までに要る量
秒間1サイクルあたり収穫まで肥料あり収穫まで肥料なし
8.33g/s4.998kg/cyc (≒ 5kg)44.982g (≒ 45kg)89.964kg (≒ 90kg)
33.33g/s19.998kg/cyc (≒ 20kg)179.982kg (≒ 180kg)359.964kg (≒ 360kg)

「1株あたりの収穫までに消費する水の量」で考えた場合はブリッスルブロッサムよりも多くはある
ただ、それを食糧にした時の「摂取可能なカロリーを得る為に消費した水の量」で計算すると段違いでこちらが高価値

種子も収穫物も同一の「スリートウィートの穀粒」なのに注意
栽培しておらず、適当に自生したモノから採取で集めていると場合によっては星から絶滅する(2敗)
穀粒のアイテムカテゴリーは『食材』のため、例えば温暖化して汚染酸素に満ちた『元・寒冷バイオーム』に放置したままだと腐る

収穫した穀粒から作れる食糧レシピ
ひんやりパンを基準にした場合、肥料なし栽培で5株に対して2人前の食糧というバランス
肥料ありの場合では5株で4人分
牧畜で畜肉産業が整っているならひんやりパンをひんやりバーガーに調理する
スリートウィートを全てひんやりバーガーに調理する前提なら同じ5株で10人分のカロリーを供給する
カロリー供給率ではペッパーブレッドひんやりバーガーも、元の株数では同じ
ただし、食べて得られる士気の高さではひんやりパンよりもペッパーブレッドの方が断然高い
畜肉業が安定するまではペッパーブレッドを優先的に作らせるのが良い
ぐりぐりネズミふさふさスリックスターを飼育するような段階になっているなら、ひんやりバーガーにした方がよい
総じて、食糧計画的には5株単位で考えた方が要領が良い
中途半端な端数があっても、次の収穫時期まで持て余すことになる

栽培には水が要るのに、体温上限は5℃
これが栽培を難しくしているポイント。液体クーラーで直接水を冷やそうにも、液体クーラーは14℃単位で冷やす為、なかなか調温が難しい…… ……って思うじゃろ?
正直、水をギリギリ氷点まで下げるのに苦労してても、施肥で与える土で体温が上がる
堆肥置き場から出たばかりのは70℃とかそんなんなので
畑を冷やせるのであれば別に15℃台の水でも50℃の水でも全然だいじょうぶ
問題はどう冷やすかの方
本稿では色々な方法で栽培できることを見せたいと思う

1. 寒冷バイオームを保全した状態でプランター栽培
テラで始めた慣れないプレーヤーはこれが無難
どちらかというと先に述べたような、穀粒を食べ尽くして種自体が絶滅するのを防ぐ保全的な方法
後述するしっかりした栽培環境を整える前の保護的な
寒冷バイオームはあくまで「マップ生成時に冷えた状態で出来ただけ」であって、採掘しまくってたらそのうち温まる

2. 居住区近隣でしっかり断熱して栽培+ウォート冷却
まぁまぁ見る方法
15株。ひんやりパン換算で複製人間6人分〜12人分のカロリー減となる
が、ひんやりパンをひんやりバーガーに調理した場合では30人〜60人分
下を水素で満たしてウィーズウォートを灌漑用水の温度に応じて植える
図の例では熱水間欠泉から直に95℃のお湯で栽培している場合
一見簡単そうに見えて、作業も単純そうに見えても、これ『素材選定の妙』で成り立ってるので割と高度
例えば、灌漑の水の温度が高い場合は水耕タイルに金アマルガムはNG。
熱容量が比較的大きく熱伝導率が高い 鋼鉄アルミニウム鉱石鉄鉱石が適切
逆に、画像下の階の機械式エアロックの素材は金アマルガム鉄鉱石は不適
理由は以下の通り
ウィーズウォートは結局「吸った気体」のみ熱破壊するので、水素部屋の熱容量が大きいと冷却ペースが落ちる
スリートウィートの育成で鍵になるのは『熱』でなく『温度』なので、上の部屋の熱容量を大きく稼ぐ必要がある
上の階の熱を、熱伝導率と熱応答性素材で組んだ下の階にひっぱり下ろすイメージ

3. (1番楽で確実) 汚染水で冷却しながら栽培
なんだかんだでコレが1番確実で安定する
水耕タイルの真下に金属タイルをくっつけて、その金属タイルをリキッドヒートパイプ法で冷やす
冷やす冷媒は-20℃までいける汚染水を使う
スリートウィート畑に液体クーラーは能力的に過剰気味なので、ついでにノッシュ豆の畑も一緒に隣接させると効率が良い
図の例の方が結果的に必要な精錬金属が少ないし、素材選定にそこまで厳格さが要らない
ウォート冷却には熱交換プレートでの補強が要るけれど、こちらは別になくて良いので

こちらの例では、スリートウィート用の用水も70℃超え、ノッシュ豆用のエタノールも70℃を超えている
それでも大丈夫。常に−20℃近い汚染水が金属タイルを冷やし続けているので水耕タイルがキンキンに冷やされた状態を維持できる
液体クーラーは金アマルガムで十分。鋼鉄時代を待たなくて良い