『みんなの圏論』
2021/10
他の圏論の本とアプローチが全然異なっていて面白い
約300問の演習問題と回答がある
具体例が豊富
第1章 はじめに
著者(
ologの提唱者)は、情報の効果的な伝達方法の道具として圏論を捉えている
一般的には、論文という形式でアイディアが共有されるが、その言語の多くは英語である
英語は厳密に情報伝達するのが難しい
論文内の実験手法の節を見るだけでは再現不可能なことも多い
めっちゃ厳密に書けばできるのだろうけど、それこそ効率的ではない
そこで、柔軟性を保ったまま形式家できる言語である圏論を用いる
第2章 集合の圏
序盤の方、かなり丁寧な印象がある
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この感じで進むなら、圏論の入門書にも良いものな気がする
たぶんあまり一般的でない用語
p.17
p.17
途中で電子化してどこまで読んだか忘れた
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もっかい読み直すか
第3章 Setに関する基本的考察
3.2 Setの有限極限
3.3 Setの有限余極限
3.4 Setのそのほかの概念
第4章 背後に潜む圏と関手
急に「主体」とかいう用語が登場した
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4.4 順序
4.5 データベース:スキーマとインスタンス
第5章 圏論の基本
5.2 純粋数学で一般的な圏と関手
5.4 圏とスキーマの同値性
第6章 圏に関する基本的考察
6.2 Catのそのほかの概念
第7章 活躍する圏
7.2 関手の圏
7.4 オペラッド
参考文献
訳者あとがき
索引