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258レビュー

仕事において出戻りやり直しを発生させないために行う報連相の一つの型のこと
「前例がない仕事」である限り、重要なtechnic

大前提
仕事である以上、必ず顧客がいる。
顧客は、自社サービスのuserだけでなく上司・同僚・後輩など色々ある。
依頼者は確実に顧客である。
どんなに頑張っても顧客が価値を感じなければ、「無駄な仕事」である
成果はゼロ。
かけた時間が多いほど無駄が多いことになる。

「無駄な仕事」にならないために行う「顧客への確認作業」それが258レビューである
やることは単純。
全体の20%くらいが終わったところで、1回目「依頼内容を確認」
50%で2回目「依頼内容を確認」
80%で3回目「依頼内容を確認」
つまりは細かく何度も確認しに行けということである。
確認しすぎてデメリットはない。それくらい「顧客の欲しいものを一発で理解する」ことは困難である。
初めての職場・初めての業務ならば、「1%」「3%」「10%………くらい細かく刻んでも良い。

確認するのは「やることに分岐があるんだけど、こちら進んでいいですか?」
例えば
「顧客満足度」と「売上」どちらを重視するか。
「Excel」と「Google Spreadsheet」どちらで作成するか。
「A4一枚にまとめる」か「10枚くらいの詳細な資料にする」か
こういった細かい選択肢。どちらがいいか?は「顧客が求めるもの」で決まるので、勝手に進めないほうがいい。
上記のような意思決定。細かく一つずつ確認するのはBad
顧客も「全部聞いてくるなよ…」と思う。
聞かれるたびに「どちらがいいか」を顧客が考えないといけない。かなり負担をかけている
何度も聞かなくて済むような素敵な確認方法を取る必要がある


0%レビュー(依頼もらった直後)は以下を必ず抑えよう
1「いただいた依頼の成果は、次どんなところで利用されますか?」
2「依頼しようと思ったきっかけはなんですか?」
1,2は20%レビューで「企画」を作る上で必須。依頼者からしか聞けないので絶対聞くこと
3「依頼に関係する資料等あれば、共有してほしいです」
4「この依頼って関係者誰がいますか?」
3,4は情報収集する上で必須。「成果物」「計画」「Risk想定」をするための情報収集手段を整理すること
20%レビューをPassするために、必要な情報を集めきるのだsawachin
企画、成果物、計画、Riskを想定する上で必要な情報をできるだけ集める。
「依頼者から全部聞く」のは非効率。「どうやったら必要な情報を集められるか?」を0%レビューでする
ググれば済む。
のであれば、URLとか検索キーワードもらおう
試したらわかる。
時間がかからないのであれば、一回やって検証してみよう。
聞かなきゃわからない。
これは依頼者なり関係者にすぐ聞こう。
「会社独自のルール」とかは絶対聞こう。だってGoogleに乗ってない。試せない。

20%レビューでは以下に対して「問題ないよ」と回答をもらおう
企画書に以下4点をもれなく記載する。
1企画(Why。この依頼はなぜやる必要があるのか)
企画の整理次第では、「やらない方がいいね」となることもある。とても大事な意思決定sawachin
だから、 企画書は必ず書く。どんなに小さい仕事でも
最高の仕事をしたいなら、インパクト重視。数年後を見据えて企画する
企画書はWhy、要件定義はHowを意識して書く。Whyがほんと大事
2成果物、ゴール条件(What。何が完成すると依頼完了か?依頼完了を判断する条件は何か)
3計画、Todo(How。ゴールするまでにやることを細かく)
美しいアプローチを描く。必ず「仕事完了」まで持っていくために、しっかり計画。
計画して、やらなくて良いならなくす
4失敗・遅延ケースの想定(Risk。上の計画通りにいかないBAD patternを想定して、言語化しておく)
20%レビューをPassするまで、作業は絶対始めないようにsawachin
その依頼、やらなくていい可能性がある。やらなくていいならやるな
あなたの想定するやり方・成果では「顧客が満足しない」可能性がある。「このやり方したら必ず成果につながる」という確証をえてからやりなさい
自分が想定していないリスクが顕在化して……仕事が終わらない可能性がある。これめっちゃある。
よくあること。
実は…Todoが抜け漏れていた
50%レビュー、80%レビューをもらおうと思ったタイミングで、依頼者の時間が取れない
初めての作業で想定より時間がかかった

50%レビュー、80%レビューは適宜行い、以下を行う
1「前に伝えた計画通りにいかなかった点(実績)」は共有し、一緒にリスクを想像してもらう
2「計画通りにいかない可能性(予想)」を相談し、「じゃあ、どう進めるか(計画)」を作り直す
仕事で「計画通りに行く」ことは稀。だからこそ虫の知らせは大事にするようにsawachin
常に「依頼を完了(成果を出す)ことができるか?」を考える
想像力がとっても大事。常に先を先を考える
「成果を出せなさそう」であれば、依頼者に相談の上違うやり方をとる
間違っても「頑張って徹夜でなんとかする!」「なんとかなるまで黙ってる」ことはしないように。
人に相談すると……案外簡単なやり方が見つかるものですsawachin
「成果がでない」のであれば、早めにやめるのも大事sawachin
締め切りに間に合わないならやめた方がいい。かけた時間が全部無駄になる


成果物ができた!納品した!ならば、振り返りをやろう
「途中に発生した寄り道・失敗」を成果に変えるチャンス
「今回は無駄になったあの調査(結果)」も、他の仕事で使えるかもしれない
「やった失敗」がみんなが陥りやすい罠ならば、失敗の対策をすれば「(組織内の誰もが)同じ失敗をしない」ように
次やるときのコストを下げるチャンス
「成果を出す上で不要なモノ」を全部削っちゃおう
もっといいやり方があるならば、次回はそれをやろう