ここでは、Wikiを理解するために重要な事と、重要ではない事を書いていきます。

増井俊之氏によるWikiWikiWeb の紹介記事(2001年)

ぐはぁ。古っ

Wikiの歴史（たぶん、ここが一番詳しい）

とても参考になる

WikiWikiWeb（ https://wiki.c2.com/ ）

wikiwikiというのは、ハワイの言葉で、「素早い」とか「俊敏な」とかを意味するそうだ。

c2.com　では、デザインパターンをとりまとめており、編集、更新、訂正をすばやく行うために開発されたらしい。

初期には認証は無く、本当に、誰でも、自由に、書き込めたらしい。

実際書き込めましたね

まったくの余談だが、「アンチパターン」という用語もc2.com由来らしい。

へぇ~

Wikiページを書くためのHTMLを簡略化した記法

いろいろと種類がある

Wiki記法で書かれたコンテンツ

Wikiページのページ名は、WikiNameと呼ばれることもある

キャメルケースで書くと自動的にWikiNameと解釈されリンクができる

日本語では機能しないので、日本では [[ ]] というような記法が主流になった

Wikiのリンク

内部リンクと外部リンクがある

外部リンクはInterWikiLinkという

インターウィキ（InterWiki）

Wikiソフトウェア 同士でキーワード(WikiName)を参照し合うための仕組み。

利用者に別のWikiページへの完全なURLの入力または貼り付けを要求する代わりとして、InterWikiNameを使用した簡略な表記法を使用する。

オリジナルのWikiWikiWeb に対して、同様のコンセプトで作成されたソフトウェアをこう呼ぶ

Wiki病（Wikiphilia）

Wikipedia などで使われている

結城浩氏作成

YukiWikiをもとに作られた

たぶん、日本で一番メジャーなWikiエンジン

Tracというバグトラッキングシステムに付属していた

JavaScriptで書かれた、ローカルで動作するWiki

ページ数が増えるとつらかった

このUI、拡張性の普通のWikiがほしい

Linuxのデスクトップで動く、付箋紙のようなWiki

Vim Scriptで動作するWiki

EmacsLispで動作するWiki

Atomで動作するWiki

VimwikiのパクリAtom版

VSCodeで動作するWiki

awikiのパクリVSCode版

GitHubのWikiエンジン

よく知らない

Palm用Wiki

Scrapboxのご先祖様

Wikiとメーリングリストを統合

Scrapboxの前身

Wikiの進化と退化

電子掲示板（Bulletin Board System）

他人が書いた文章を編集できるようになった

簡単な記法で、すばやく編集

地域や時間を超えた共同作業ができるようになった

WikiWikiWebの成功により、多くのWikiソフトが作られるようになった

個人利用のWiki

メモとかスクラップブックとか

ビジネス向けの機能を強化したWiki

ユーザー認証とアクセス権限

雑多な情報共有

業務における暗黙知の抽出を目指した

乱立しがち

Wikiの生産性の高さを利用して、ユーザーサポートやFAQに使用

Wikiの生産性の高さを利用

ゲームの攻略サイト

広告収入を目的とした企業系wikiもどきが害悪となっているのはまた別のお話

など

インターネットの百科事典プロジェクト

他にも百科事典プロジェクトがあったが、Wikipediaが生き残った

運営はいろいろ大変らしい

著作権の侵害

特定の人物の誹謗中傷

など