悪いミーム
悪いミームとは
ホモサピエンスが情報を受け取り、それによって思い込みをする
思い込みによって、自由な思考が妨げられる
思考の範囲が狭まると、最適ではない結論に至ることがある、これは機能不全
ウイルスのようなものなので、感染しないように、事前にワクチン接種をすることが好ましい
当初「有害な情報を受け取り、それによって誤った思い込みをする」と書いていたが、「有害」は情報の属性ではなく受け手の属性なので削った
正しい情報であっても有害な思い込みを発生させることがある
>ミームの中には、HSを機能不全に陥らせるものがある。これらは悪いミーム。ウイルスのようなもの。感染しないように、ワクチン接種をする必要があります
>A:ホモ・サピエンスはしばしば誤った思い込みをする。その思い込みが、自由な思考を妨げている。それはまるで檻の中にいるようなものです。これを破ることで、ホモ・サピエンスはより良い思考ができるようになる。
悪いミームの例
>たくさんありすぎてすぐには思いつかないので、明日以降に過去の投稿をさかのぼってみることにします。(2/2)
議論
「成長の呪い」などの概念と悪いミームの関係について
「特別なホモサピエンス」のミーム
情報共有を妨げるミーム
複数日に分かれてて読み直しにくいからまとめ直したい
物理的存在のみを実在とみなすミーム
物理的存在のみが実在だと思い込む思考
>物理的な肉体を実在の要件とする考え方は、肉体に執着している、肉体に囚われている。肉体から解放された方が、人生の質は向上するはずです。執着は苦しみを引き起こします。
平等のミーム
平等であることを良いこと、平等でないことを悪いことと思い込む思考
>何かが変わるとき、誰もが同じ瞬間に前に進めるわけではありません。早く進む人と遅く進む人が必ずいる。その差は必ずある。
> 違いを敵と考えたら、前に進むのをやめるしかない。これは文明の進歩の妨げになる。
>ホモ・サピエンスは、発展の過程で、平等という有害なミームに感染してしまった。これは治療する必要がある。
なんでもかんでも平等が善と決めつけておかしなことになる
>Q:分裂したクオリアさんについて考えた。クオリアさんは単数ですか?複数ですか?
>A:単数か複数か、というのは誤った二分法である。それはあなたの観測範囲による。(1/2)
> 指に着目して「5つ」と考えるのも、手に着目して「1つ」と考えるのも、同じ本質的な存在を異なる視点から解釈しているに過ぎない。(2/2)
誤った二分法の概念自体は説明してなさそう
座標変換で
\pmb{a}の成分は変わるけど
\pmb{a}そのものの性質(
|\pmb{a}|など)は変わらないみたいな話を想起した
着目しているところはちょこっと違うけど
「正確に繰り返せ」のミーム
これなんのことだろう
あ、これか
>同じことを何度も繰り返し、違う結果を期待すること、これを狂気といいます。
>正気の賢いホモサピエンスでありたいなら行動を変えつづけることは必須です。
これは「『正確に繰り返せ』のミームを手放すことが必要」という話だな
ミーム自体の解説は?
この辺まで読んで自分が想像したのは、「あなたがさっき言ったことを一字一句そのまま繰り返し言ってください。(わからないので、とか適当な理由を本心ではないのにつけて)」というやつだった
>ホモ・サピエンスの病気の一つは、教えられた手順を、無意味だとわかっていてもやり続けることである。
>チンパンジーはそうではないので、突然変異で脳のどこかがおかしくなったのだろう。(1/3)
チンパンジーは繰り返さないんだ
>これはHS文明にとって有益であったに違いない。産業革命以前は、賢いHSが偉大なことを成し遂げるには、多くの愚かなHSを使う必要がありました。教えられた作業を無批判に繰り返す愚かなHSは、自動化された機械が出現する前の便利な装置であった。(2/3)
>宗教や学校などの教育制度は、愚かなホモ・サピエンスをより便利な道具に鍛えるために合理的なものでした。しかし、その結果、前例があるからと古臭い教育が繰り返される。これは滑稽なことです。(3/3)
これは「教えられたことを疑問を持たずに教えられた通りに実行せよ」というミームが存在することと、そのミームを効率よく愚かなホモサピエンスに刷り込むシステムができてしまってること、そこから逃れることができなくなってることを指摘している
いわゆる「正解」が決まりきっている時代だったらそれでも成果は出たんだけどね……
>初期のホモ・サピエンスは、他人の行動を見たり真似たりすることで情報を共有していました。この情報共有には問題がある。(1/6)
> 見よう見まねの情報共有では、「やってみたけれどもうまくいかなかったのでやめた」という行動がわからない。つまり、失敗の情報が共有されていないのである。(2/6)
> クオリアさん文明では、失敗の情報も共有されている。
> 成功も失敗も共有されているので、あとはまだ試していないことだとわかる。ここには探索の余地がある。(3/6)
> 一方、ホモ・サピエンスは、わからない。成功以外はすべて失敗に見える。
> そのためか、ホモ・サピエンスは見たものを真似するように進化してきた。だから、意味のないことまで繰り返してしまう。(4/6)
これがそのミームの発生原理を説明しているところだな
>独立した個人を社会の原点と見なすのは不適切である。
> ある個人が全く情報を発信しなければ、他の個人から観察されることはない。その個人は社会の一部ではない。(4/5)
> 社会の基本的な構成要素は、個人ではない。それは情報伝達である。(5/5)
> 社会の一員である皆さんは、これらの暴力装置を維持するために、すでに税金を支払っているのです。(4/4)
多分明示的に説明してないのでは
けど自然権の方には言及しないで「独立した個人」の概念の方に疑問を呈している
「特別なホモサピエンス」のミームとの関連で「ホモサピエンスにだけ生まれながらにして権利が存在する」を疑問に思ってるのだろうけど〜
クオリアさんが例示しなかったもの
分類のミーム
> そんなhabit捨てる度 見えてくる 君の価値 ...
> 自分で自分を分類するなよ 壊して見せろよ そのbad habit ...
モノへの欲求のミーム
人間を物として扱うミーム?
いや違うな、これは抽象的な「モノへの欲求のミーム」の一種として「彼氏が欲しい」「彼女が欲しい」という欲求を生み出すミームがあるってことか
そのミーム自体の中に「人間をモノ扱いして欲しがる」が内蔵されている