位相
topology
定義
位相には両極端のものが必ず含まれる
O_1\sub O_2ならO_2の方が強い
具体例
Sの元が1つのとき
S=\{a\}だとすると、
Sの
冪集合は
\{\varphi,\{a\}\} 書き換えるなら\{\varphi,S\}
この中から上の定義を満たすものを選べばいい
定義の1つ目から\varphi,Sが含まれることはわかる
結論、\mathfrak{O}=\{\varphi,S\}となる
これが元が一つのときの位相
Sの元が2つのとき
以下の4つが位相
\mathfrak{O}_1=\{\varphi,S\} ←最小の
部分集合。
密着位相 \mathfrak{O}_2=\{\varphi,\{p\},S\}
\mathfrak{O}_3=\{\varphi,\{q\},S\}
\mathfrak{O}_4=\{\varphi,\{p\},\{q\},S\} ←
Sの部分集合全体。
離散位相 Sの元が3つのとき
29個ある
具体例

p.122にトランプを用いた具体例が載っている
元が3つの場合
位相の具体例を考える
元が2つの集合S=\{1,2\}について考える
Sの部分集合を列挙すると
\varphi
\{1\}
\{2\}
\{1,2\}←Sそのもの
の4つになる。
部分集合系は、「部分集合の集合」なので、この4つから適当に選べば良い
例えば
①\{\varphi,\{1\}\}とか
②\{1,S\}とか
③\{\varphi,S\}とか
ただ、これが「位相」になるためには適当に部分集合系を作ればよいのではなく、
上に書いた位相の定義を満たして、部分集合系を作らないといけない
①はSを含んでない。②は\varphiを含んでない。ので位相ではない
③は定義をすべて満たすのでこれはSの位相の一つになる
他に考えられるものは、残り3つであり、これら↓
\{\varphi,\{1\},S\}
\{\varphi,\{2\},S\}
\{\varphi,\{1\},\{2\},S\}
これらのどれか一つと、Sが与えられた時、それは位相空間になる