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shioシフト

shioシフト配列表

shioシフトは、親指シフトのキー配列のうち、句読点を欧文のピリオド、カンマと共通の位置で入力できるように改善したレイアウトです。詳しくは下記の記事に書いております。

さらに「or2レイアウト」(オルツーレイアウト)を開発しました。めっちゃ快適。
設定メニュの中の「shioshift or2」がそれです。下記の記事に詳述してあります。

そしてさらに、音引き( )を上段左手小指( Q キー)に、 を下段左手薬指( x キー)にそれぞれ割り当てました。2024-08-08 18:19:13

冒頭の配列図について
orzレイアウト用の図にor2レイアウトの配列を表記したので、右手側の配色が左に1列ずれています。正しくは、中央2列( ^ ¥ の列)が白色で、すべて記号。 6 7 の列が水色です。
左手人差し指は 4 5 ^ の3列を担当します。右手人差し指は、 ¥ 6 7 の3列を担当します。
ホームポジション位置は、左手中指が D キー)、右手中指が ; キー)に位置します。

Mac版
1. 設定ファイルkarabiner.json をダウンロード(or2 HHKB Studio対応版)
2024-08-08までの設定ファイル:「karabiner.json」(2023-10-27 HHKB Studio対応版)。
2023-10-25までの設定ファイル:karabiner.json
2. 「Karabiner-Elements」アプリをインストールしていない場合はダウンロードしてインストール。
3. 「Karabiner-Elements」を起動。
4. 「Karabiner-Elements」のメニュ(Macの画面右上の四角形)から「Preferences」を開き、
「Misc」を開き、
右側の「Export & Import」にある「Open config folder」」ボタンを押して開く。
5. 開かれたフォルダ内にもし「karabiner.json」があればそれを一旦デスクトップなどに移動する。
6. 1.でダウンロードした「karabiner.json」を5.の「karabiner.json」があった場所に入れる。
7. 5.のフォルダを閉じる。

以上です。
もし問題なく稼働したらデスクトップに移動した古いほうの「Karabiner.json」は捨ててしまって大丈夫です。
詳細は下記の記事をご参照ください。
その他、Macの設定はこちら。

Windows版
1. やまぶきR 親指シフトインストーラー(ローマ字用)をダウンロードしてインストール。
2. 設定ファイル NICOLA_orz_shio-shift.yabをダウンロードし、適用してください。

shio自身はWindows環境を持っていないので、学生のWindows 10で試したところ、ATOKとMicrosoft IMEで稼働することを確認しました。
orzレイアウトです。or2レイアウトは作っていません。

iPad版
1. App StoreからazooKeyをインストール→azooKey - 自由自在なキーボードアプリ
2. azooKeyの拡張メニュからshioシフトazooKey設定ファイルをインストール
その手順
「拡張」タブを開く
「カスタムタブの管理」を開く
「URLから読み込む」の「URLを入力」欄に下記のいずれか使いたいものをペイストする。もちろんすべてを順にペイストしてもOK。「shio」と「shio2」はiPad mini以外用、「shiomini」と「shiomini2」はiPad mini用です。
「「○○○」の読み込みに成功しました」と表示されたら、その2行下の「保存」を押す
そのページの冒頭にある「一覧」に現れる「shio」を押す
3. 「設定」タブの設定
「キーボードの高さ」をonにし、スライダを左から20%程度の位置に移動
「日本語入力中の英単語変換」、「半角カナ変換」、「全角英数字変換」、「装飾英字変換」、「unicode変換」をすべてoffに
「入力中のテキストを保護(試用版)」をonに
「変換に連絡先データを利用」をonに
「OSのユーザ辞書の利用」をonに
「タブバーを編集」を開く
「アイテムを追加」を押す
「アイテム」を押す
「ラベル」に「shio」を入力する
アクション「タブの移動」を選択し、「動作の編集」画面で「タブの移動」をタップし、「移動先のタブ」で「shio」を選択


以上です。iPad版が完成した経緯はこちらの記事をご覧くださいませ。

shioシフト(親指シフト)の訓練
Scrapboxに新たなページを開き、「【親指シフト】練習を始める!という方へ ホームポジションだけで入力できる例文 89選!」から全例文をコピペし、その例文を下記の「7つの掟」に従ってひたすら入力して親指シフトの訓練。例文の作者、大東さんに感謝。
同じページに上記のshioシフトを表示し、スクロールするにつれてshioシフトの位置も control + で下にずらしていけば、常に配列表を近くに表示しながら練習できます。Scrapboxって便利!!

shioシフト習得 7つの掟(ローマ字入力も基本的に共通です)

準備
キーボード全体が隠れるサイズのタオル(フェイスタオルやスポーツタオル)でキーボードを完全に覆い隠す。
キーボードが見えない状態のまま、キーボードとタオルとの間に両手を滑り込ませ、 F キーと J キーにある突起を人差し指で探って人差し指を置き、左手は小指、薬指、中指、人差し指を A S D F に置き、右手は人差し指を右に1個ずらして(キーの刻印では) K 、中指を L 、薬指を ; 、小指を : に置く。これがホームポジションです。

実践
掟その1 ──画面と配列表のみを見る
絶対に絶対に絶対にキーボードを見ない。一切見ない。チラ見もしない。
配列表はプリントしてモニターのフチに貼ったりキーボードの横に置く。Macのように常時配列表を表示できる場合は、画面上に表示しておくのもOK。
見ていいのはその配列表と画面のみ。
キーボードのキートップにかなが書かれたシールを貼るなど論外。練習の最初から完全にタッチタイピング(ブラインドタッチ)です。
繰り返します。絶対にキーボードを見ない。
その理由は、明るい(発光している)画面と暗い(発行しない)キーボードを交互に見続けると、瞳孔が開閉を繰り返し、水晶体が伸縮を繰り返し、目に負担をかけるからです。
掟その2 ──親指シフト始めたら親指シフトのみ
親指シフトの練習を始めたら、決してローマ字入力しない。
人間が何かのスキルを身に付けるには、蓄積が必要です。繰り返し、繰り返し継続的に練習を続けるのです。会得に必要な量がたまったら飛躍的に進歩します。飛躍に必要な蓄積量のことを閾値(いきち)といいます。閾値を超えるまでひたすら一意専心。練習あるのみです。
shioの場合、一日数時間練習したら3日で実用的な速度でタイピングできるようになりました。ほかにも3日でだいたい習得した人もいますし、14日かかった人もいます。2022年には、練習を始めた翌日にはキー配列表の常時表示をやめた学生もいます。進捗は人それぞれですが、続ければ身に付きます。
閾値を超えたら「身についた」状態になるので、その後ならローマ字入力しても親指シフトを忘れません。閾値に達する前にローマ字入力すると、せっかく少し慣れて来た親指シフトを身体が忘れます。振り出しに戻ります。
なので、親指シフトの練習を始めたらローマ字入力をしない。もし日本語を書く必要がある場合は、iPhone/iPadでフリック入力すればOKです。
掟その3 ──正確かつ確実にゆっくり押鍵する
速くタイピングしようとして間違えると間違え癖がついてしまいます。
1押鍵1押鍵、どんなに時間をかけて考えてもいい。どんなに配列表を見てもいい。ともかく確実に、正確に、間違えないように押下する。急いてはことをしそんじる。
喫茶店などでタイピングしている方々の様子を見ていると、ダダダダダ〜と入力してたあと、タタタタタと消している。そんな無駄な間違え癖タイピングにならないよう、ゆっくりゆっくり、正確に、確実に一つ一つ丁寧に押鍵していきましょう。
掟その4 ──お化けの手、猫の手、ピアノの手
「お化けだぞ〜〜」ってやるときの、タランとした手のまま、キーボード上に両手を降ろしていって、ホームポジション(掟その1、その6参照)に10本の指が接触したところでストップ。それが基本姿勢です。肘から指先までのうちで、最も高い位置にあるのは手首。あるいは手首がストレートになるようにします。
パームレストは「レスト(休憩)」するときのみ手首を置く。
親指シフトは特にこの手の形、姿勢が大切。シフトキーを「押しながら」ではなく、文字キーとシフトキーを「同時押鍵」しやすいのがこの形。本来のタイピング姿勢。ちゃんとお化けの手の形でタイピングできるようになったら、手をパームレストにべたっと付けたままでもタイピングできるようになります。最初は基本に忠実に。猫の手はタイピングの基本姿勢です。
掟その5 ──必ずできると信じてゆっくり進む
ゆっくりゆっくり進んでいくと、意外と早く身に付きます。なぜなら親指シフトはキー配列自体が効率的にできているから。真ん中の段だけで約5割、真ん中と上の段合わせて約9割の日本語文を入力できます。
掟その6 ──10本の指を常時ホームポジションに保つ
左手は小指から親指まで順に A S D F 、左親指シフトとして使う スペース に、右手は小指から順に ; L K J 、右親指シフトとして使う かな (orzレイアウトの場合は : ; L K かな キー)に、各指の先端(爪に近い部分)を常時接しておきます。
掟その7 ──タイプするときは、押鍵に必要な指1本だけを水平移動し、垂直に押下し、垂直に戻し、またホームポジションに戻す。
「ホーム」ポジションだから、毎回戻すのです。そして押鍵する指以外は、ホームポジションを維持します(動かしません)。チカラも抜いたまま。
キーを押下するとき、押鍵する1本の指だけを「水平移動、垂直押下、垂直に戻す、ホームポジションまで水平に戻す」という4ステップでデジタルに動かす。だから、ゆっくりゆっくり。デジタルな動きをゆっくりやっていれば、徐々に速くなります。決して自分から速度を求めないこと。正確性だけを追求していると、時が来たら自然と速くなります。押鍵するときに、腕ごと、手ごと移動している人がいますが、それは誤押鍵の原因です。速度も上がりません。常時ホームポジションに置く。押下する指の身を動かす。鉄則です。
shiology✨の「親指シフト」関連記事集→ /shiology/親指シフト

controlキーを使ったカーソル操作・変換操作等
これによって常時ホームポジションに手を置いたまま、カーソル操作が可能になります。すべてMac標準の操作方法ですので、何も設定することなく、Macのほぼすべてのアプリで共通に下記の操作ができます。
【カーソル移動操作】
control + f ── カーソルを次に(右に)移動(ForwardのF)
control + b ── カーソルをうしろに(左に)移動(BackwardのB)
control + n ── カーソルを次の行に移動(Next lineのN)
control + p ── カーソルを前の(上の)行に移動(Previous lineのP)
control + d ── カーソルの次の(右の)文字を削除(DeleteのD)
control + h ── カーソルのひとつ前の(左の)文字を削除(つまりdeleteキーと同じ。HideのH)
control + a ── カーソルを行頭に移動(abcのA)
control + e ── カーソルを行末に移動(endのE)
control + t ── カーソルの前後の文字を入れ替え(transform、transliterateのT?)
control + k ── カーソルの次から段落末までの文字列をすべて削除(killのK)
control + y ── control + k で削除した文字列をペイスト(yankのY)
【かな漢字変換操作】
control + n ── 変換=次の候補を出す(NextのN)
control + p ── 変換=ひとつ前の候補を出す(PreviousのP)
control + f ── 注目文節を右に移動(ForwardのF)
control + s または b ── 注目文節を左に移動(BackwardのB)
control + o ── 注目文節を伸ばす(たぶんOutのO)
control + i ── 注目文節を縮める(たぶんInのI)
control + j ── ひらがなに変換(JapaneseのJ)
control + k ── カタカナに変換(KatakanaのK)
control + l ── 全角英数に変換
control + ; ── 半角英数に変換(半角カタカナをonにしている場合は半角カタカナになってしまうので必ず半角カタカナをoffにすること。上記3参照)
control + m ── 変換の確定(returnキーと同じ)
【controlとshiftを同時に押す操作】(左手小指をちょっと寝かせるようにして、controlとshiftをいっぺんに押します)
control + shift + j ── かな入力モードに変更
入力済みの文字列を選択した状態でcontrol+shift+jを2度押し ── その文字列の再変換
control + shift + ; ── 英数入力モードに変更
その他
control+space──入力モードの切り替え(日本語入力モードと英字入力モードなど)






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オリジナルの親指シフトから変更した文字にアンダーラインを引きました。


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shio-shift on iPad
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shio-shift on Mac
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水平線
以下は音引きを上段左手小指( Q キー)に割り当てる前の配列。

:
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:
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