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06161 Karabiner-Elementsのみで親指シフト「shioシフト」を実現する設定が完成したのでシンプルな設定手順を公開します


とうとう完成。
Karabiner-Elementsのみで親指シフトshioシフトを実現する設定ファイルが完成しました。めでたし!!

shioシフト」とは、親指シフトorzレイアウトからshioが4か所変更して、最適化したレイアウト。


Macをshioシフトに設定する手順
1. 設定ファイル「karabiner.json」をダウンロード。
2. 「Karabiner-Elements」アプリをインストールしていない場合はダウンロードしてインストール。
3. 「Karabiner-Elements」を起動。
4. 「Karabiner-Elements」のメニュ(Macの画面右上の四角形)から「Preferences」を開き、「Misc」を開き、右下の「Open config folder」」ボタンを押して開く。
5. 開かれたフォルダ内にもし「karabiner.json」があればそれを一旦デスクトップなどに移動する。
6. 1.でダウンロードした「karabiner.json」を5.の「karabiner.json」があった場所に入れる。
7. 5.のフォルダを閉じる。

以上です。もし問題なく稼働したらデスクトップに移動した古いほうの「Karabiner.json」は捨ててしまって大丈夫です。


shioシフトキー配列表

この設定で、Mac本体などの一般的なJISキーボードと、キーリマップによりorzレイアウト化したHHKBの両方同時に対応しています。Karabiner-Elementsを起動した後、メニュに2項目あります。
shio-shift profile:一般的なJISキーボード用
shio-shift for orz-HHKB:キー配列をorzレイアウトに変更したHHKBを併用する用。Mac本体のキーボードはorzレイアウトに変更されたままですので、どちらのキーボードでもorzレイアウトでshioシフトできます。


今まで、Karabiner-ElementsLacailleという二つのアプリを併用することで実現していましたが、Lacailleは古いアプリでAppleシリコンM1)に非対応なため、Karabiner-Elements単独での実現を早くしたいと思っていました。macOS Big Surのバグのため、Karabiner-Elementsが不安定だったので、M1 Mac を使い始めて以来、Lacaille単独でshioシフトし、Karabiner-Elementsを起動する 作業はできませんでしたが、新たに公開されたver. 13.3.0では問題なく作動しているようなので、トライ。

今夜、orzレイアウト考案者の大東さん(ものくろさん)とClubhouseで話していたら、彼が以前作成したKarabiner-Elements用のJSONファイルを公開していると教えてくださいました。作成、公開に感謝。

早速ダウンロード。

そのファイルを、以前、伊原さんから教わってApp Storeから購入した「JSON Editor」で開き下記の編集を施しました。
shioシフトに変更するため の4か所を探し出して割り当て( はローマ字入力のデフォルトのままなので割り当てる必要なし)
ものくろさんが不要と判断して設定していなかった を割り当て
ものくろさんの設定が通常と異なっていた を左シフトから右シフトに修正


慣れないJSONファイルの編集だったので2時間ほどかかりました。
これで安心してAppleシリコン(M1チップ)を積んだMacを含むすべてのMacでKarabiner-Elementsオンリーで、快適にshioシフトによる親指シフトができます。できています。万歳🎊

念願が叶って感動です。やはりLacailleを介するよりレスポンスがいい。快適。
Lacailleを作ってくださったkkadowakiさん、どうもありがとうございました。
大東さん、伊原さん、そしてKarabiner-Elementsを開発してくださっている高山さんに心から感謝。どうもありがとうございました。

それにしてもClubhouseの効用絶大。あそこで大東さんと話したからこの編集を僕にできたと言っていい。やはり人と話すって大切。大東さん、本当にありがとうございます。

なのでshioは可能な限り多くの人と話す機会を持つようにしています。掲載した写真もその一つ。長く辛い状況から脱し、次のステップを明るく踏み出すことができた大切な友人と語り合い、喜び合ったランチでした。