from: ワイズカンパニー 知識創造から知識実践への新しいモデル

実践知は社内中に分散させるべきもの

自律分散型リーダーシップの育成が、ワイズリーダーの最大の責務

ヨーゼフ・シュンペーターは、起業家的なリーダーによってイノベーションがもたらされると主張

リーダーシップはエリートの役割で、起業家精神は個人的な資質とされている

筆者らは、その考えとは反対に、知識創造と知識実践は組織のあらゆる層で日常的におこなうべきものと考える

事例

トヨタでは、チームに自由裁量をもたせることで、チームに自律分散型リーダーシップを持たせる

クリエイティブ・ルーティン

弁証法 : リーダーは部下が明るい未来を築けるように鬼にも仏にもなるべし

重労働の分担 : 南極で氷に閉じ込められたときに、シャクルトンが隊員に日常業務の分担を命じた

単品管理 : セブンイレブンで始まった。 木と森の両方を見させる

例 : A3 報告、見える化

型の実践は守破離の 3 段階

社員の実践知を育む方法

1. 現代版の徒弟制度

メンター制度とも言われる

2. 全員をビジネスリーダーにする

ファーストリテイリングの全員経営

3. 即興を効果的に活用する

「いま・ここ」 での判断に加えて即座の行動

ジャズが参考になる

4. よりダイナミックでより大きなネットワークを築ける組織構造を取り入れる

YKK の森林型の組織

成熟型企業の場合は、組織を二重構造にするのが現実的

階層型の組織を維持したまま、それとは別にネットワーク型の組織を築く