エンジニアの知的生産術 正誤情報
記法
第5刷の正誤情報
第4刷の正誤情報
第3刷の正誤情報
P.70
>- このタイムボックスの考え方を個人のタスク管理に応用したのが、Staf fan Nötebergが著書『アジャイルな時間管理術』で紹介したポモドーロテクニックです。
>+このタイムボックスの考え方を個人のタスク管理に応用したのが、Francesco Cirilloが提唱したポモドーロテクニックです。Staffan Nötebergが著書『アジャイルな時間管理術』で紹介して広く知られるようになりました。
「紹介」が「最初に作った」との誤解を招くので修正した。
P.82
>- シナプス後細胞が発火すると、シナプス後細胞表面の受容体が増えます。つまり、それ以降より少ない刺激でシナプス後細胞が発火するようになります。
>+ シナプス後細胞が発火すると、シナプス後細胞表面の受容体が増えます。つまり、それ以前より少ない刺激でシナプス後細胞が発火するようになります。
P.119
>- 学んだことをノートに書きます。このとき、彼は教育コンサルタントのTony Buzanが提唱したマインドマップを使うことを進めています。マインドマップについてここで詳しい説明はしませんが、きっちりかっちりしたノートを書くのではなく、思い付いた単語をツリー状にどんどん書いていく、というものです。
>+ 学んだことをノートに書きます。彼は教育コンサルタントのTony Buzanが提唱したマインドマップを使うことを勧めています。これは、きっちりかっちりしたノートではなく、思い付いた単語をツリー状に書いたものです。キーワードを書き留めておくことで、あとで思い出す時の助けになるのです。
P.192
>- 身体感覚を伴うかどうかという視点で見ると、かなり多く場合が抽象概念です。
>+ 身体感覚を伴うかどうかという視点で見ると、かなり多くの場合が抽象概念です。
P.152
>-このサイズのふせんはA4の紙に並べて貼った場合に、25枚貼ることができます。
>+このサイズのふせんはA4の紙に並べて貼った場合に、横なら25枚、縦なら28枚貼ることができます。
この書籍を執筆していた頃はA4の紙を横で使っていたのですが、その後縦に使ってみたら、その方がたくさん貼れることに気づいて縦に使うようになった。
第2刷の正誤情報
P. 187
>川喜田二郎は、これを内部探検と外部探検の2つに分けました。
これの出典として「
知の探検学」を示した方が良かった
修正案
diff:-川喜田二郎は、これを内部探検と外部探検の2つに分けました。外部探検は、他人に聞いたり、書籍を読んだりする情報収集です。
+川喜田二郎は著書「『知』の探検学」で、自分自身からの情報収拾である内部探検と、他人や書籍からの情報収取である外部探検の2つに分けて解説しました。
第1刷の正誤情報
電子版P.17 注17
diff:P.17 注17- https://ronjefries.com/xprog/articles/practices/pracnotneed/
+ https://ronjeffries.com/xprog/articles/practices/pracnotneed/
紙面上は正しいURLですが、電子版のリンク先のみURLのfが1個消えています。
P.26 注25
diff:- わからないことを何でも記録することを進めていて
+ わからないことを何でも記録することを勧めていて
P.63-64
P.63~64にかけて「重要だが緊急でない(2)」と書かれていますが、図中の(2)は緊急だが重要でない領域に描かれています。
これは図が間違っているためです。今の紙面でつじつまを合わせるなら図中の(2)と(3)を差し替えるのがよいと思います。次回改定時には図の軸を修正したいと思います。
修正案
P.106
図中に「ここがボトルネック」という吹き出しがありますが、これがここについている必要性がありません。
これはP112の図につけた吹き出しが、誤ってこちらにもついてしまっているのでしょう。
P.128
要求レベル上昇の前後で、箱の間に隙間が広がっていますが、時間経過で隙間が広がるものでもないので前後とも隙間のあいた状態で統一した方がよいです。
P.136
「結合を起こす」の節の最後に本文もしくは脚注で、P.167のコラムへの言及を追加するとよいのではないか?
→脚注の追加は脚注番号がずれるのでNG、本文に追加したいが、前後とも字数が厳しい
そこで下記のように修正して隙間をつくる
diff:P.135-136-るのです。同じように言葉も、心に残像のようなものを作り、その残像が消える前に次の単語が来ることによって、ひとつらなりの文章として理解されるのかもしれません。もしそうなら、直前の文章の記憶(残像)が残っているうちにほかの文章が入力されることが文章の理解を促すので、ゆっくり読みすぎると逆に理解が妨げられるのではないか、と彼は指摘しました。これは私の実感にも近いです。この文章が作り出す残像のようなものを彼は「修辞的残像」と呼びました。
+るのです。言葉も同じように、心に残像を作り、残像が消える前に次の言葉が来ることで、ひとつらなりの文章として理解されるのではないか、ゆっくり読みすぎると逆に理解が妨げられるのではないか、と彼は指摘しました。この、言葉が作り出す残像を彼は「修辞的残像」と呼びました。残像が消える前に別の本を読むと、複数の本の間につながりを発見することが促されるのです。
- 結合とは、複数の本だけで起こるものではありません。たとえば今、あなたが何か解決すべき問題を抱えているとしましょう。解決策はどうやって探せばよいでしょうか。何を探したらよいかわからないと、探すためのキーワードもわかりません。本を読んでいて、何かが予期せず目に入ったあとで、初めて「これが求めていたものだ」と気付くのです。あなたの問題意識と、本の中の知識が、予期せずつながって問題解決という価値を生むのです。
+ 結合は、複数の本の間にだけ起こるのではありません。たとえば今、あなたが何か解決すべき問題を抱えているとしましょう。解決策を見つけたいですが何を探しせばよいのか、探すためのキーワードもわかりません。本を読んで、何かを見て、初めて「これが求めていたものだ」と気付きます。あなたの問題意識と、本の中の知識が、予期せず結合して問題解決という価値を生むのです。この結合については167ページのコラム「知識の整合性」も強く関係しています。
-たとえば私の妻は経営学大学院の授業で議論をしているときに「ここまでだったら損だけど、ここから先は得だ、というようなラインがあるはずだ」と考えたのですが、それを表現する言葉を持っていなくてもどかしい思いをしたそうです。そのうまく表現できない考えを説明したところ「ああ、それは『損益分岐点』だね」と言われ、新しい言葉を手に入れました。名前がわかると、それについて検索できるようになり、関連した知識を入手しやす
+たとえば私の妻は経営学大学院で議論をしているときに「ここまでは損だけど、ここからは得だ、というラインがあるはずだ」と考えたのですが、それを表現する言葉を知らず、もどかしい思いをしたそうです。後に、そのことを友達に説明したところ「ああ、それは『損益分岐点』だね」と言われ、新しい言葉を手に入れました。概念の名前がわかると、その概念の検索ができるので、関連知識を入手しやす