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インプット仮説
>言語学者のStephen Krashenが1970年代から80年代に提唱した5つの第二言語習得に関する仮説の集まりである。クラッシェンは当初、入力仮説を5つの仮説(入力仮説、習得学習仮説、監視仮説、自然習得順序仮説、情意フィルター仮説)の一つとしていたが、やがて5つの仮説全体を指すようになった。入力仮説が出版物として最初に登場したのは1977年である(2)(3)。
>クラッシェンの仮説は語学教育に大きな影響を与え、特に米国での影響は大きい。しかし、一方で一部の研究者からの批判も受けている。そのなかで、主な2つは、仮説が検証不能であることと、仮説が存在が証明されていない「習得と学習の差異」を仮定していることである。


>Krashen(1982)のインプット仮説が強い影響力を持っていた1980年代には、アウトプットの役割が過小評価されたことがあった。
>アウトプットの重要性が注目され始めたのは、Swain (1985) らがimmersion・プログラムの子どもたちの第二言語発達に関する調査結果を報告してからである。
>目標言語にどっぷりと浸かり、理想的なインプットを長期的かつ大量に受けた子どもたちの文法能力が期待されたほど伸びていなかったことから、
受容バイリンガルというやつ?
>Swain は、理解可能なインプットに加え、アウトプットが重要であると指摘した。それ以降、アウトプットの働きについてさまざまな実証的研究が行われ、アウトプットはさまざまな認知プロセスに働きかけることが明らかにされている(Muranoi, 2007a)。
アウトプットは
中間言語仮説の仮説検証ができる
通じれば合格
immersionやってる人もやってる Matt vs Japan#66e6dd55774b1700005ed3d4基素
文法に関する意識的考察が行われる Swain 1995
focus on form
メッセージのやり取りを目的としながら形式にも気を使う言語活動
いろんな方法がある
作者の提示する方法
教材を読解する
意味不明の単語は productive vocabularyに置き換える
重要語句からコンセプトマップを作る
紹介文を書くつもりで要約する
このとき本文は見ずに、重要語句のみからつくる
要約なのでメッセージは初めからある状態。文法に注力できる
本文を見てうまく表現できているか確認する
ここで検証できる
本文に含まれる語彙を使って考えを付け加える


相手が何を言ったかわかった時にだけ、言語が習得できる。これをComprehensible inputという
VRってめちゃくちゃ英語教育にいいのではないか?基素
インプット仮説から導かれる結論は、「発話は練習にならない」ということ
Comprehensible inputを続けていると徐々に意味がわかるようになり、話せるようになる
要点がわかりやすい例
1974年に第二言語学習を教えていた時、日本人の子供を教える機会があった。当時は会話が言語習得に必要だと考えていたのでそれを試みたが、4歳のヒトミは5ヶ月話さなかった。
しかし話し始めた時、第一言語のように話した
徐々に複雑な文法を使うようになった
猛烈に成長し、年末に帰国するまでに周囲の子供と同じレベルに到達した
5ヶ月間にComprehensible inputをしていたということ
この手法を実践しているが、他の手法と比べて著しい結果になっている

批判
TVだけでは習得できない
Krashenの反論:TVはComprehensive inputになっていない
TVでは、理解できるような文脈やジェスチャー、表情などの非言語的要素が視聴者の言語レベルに合わせて調整されていない
聞いてわかるけど話せない受容バイリンガルがいるのはなぜ?
Krashenの反論Claude 3.5 Sonnet
十分なインプットを受けた後、適切な環境と動機付けがあれば、最終的には産出能力も発達する

自然に学んだら共通の順序があることを観察で発見した
ネイティブの子供がどう言葉を身につけるのかを研究していた
こんな順序だった
進行形、be動詞、複数形
助動詞としてのbe動詞、冠詞
不規則動詞の過去形
規則動詞の過去形、三単現のs、所有格のs
natural order hypothesis 自然習得順序仮説
しかし「学習」=意識的勉強をすると別の順序があった
よって、習得と学習は分けた方がいいとKrashenは考えた
Krashenは「自然な流れで学習させろ」とは言っていない
monitor hypothesis 監視仮説
学習の影響は自己訂正。ただし言葉が話せるようにはならない
多くの先生は訂正ができるが、多くの先生が流暢に話せるわけではない
モニター機能が働きすぎると流暢さが損なわれてしまう
Krashenも悩んで
アウトプットは言語習得に寄与はない
強い興味があるならやや難しくても良い
motivation
anxiety
self-coneidence
自発的な自由読書が最高の学習法だと観察からわかった

批判

Swainの批判
バイリンガル学校を調査し、outputが弱いことに気づいた
Krashenの反論
1998 アウトプットが特定条件で第二言語学習を促進するというが、理解可能なアウトプットは検証できない
理解可能なアウトプットとは
母語話者が理解不足を指摘する
話者がoverが「以上」ではないことを指摘されて修正している。こういうことを言っているのだと思う
非母語話者がより正確な文法で発話する
発話強制は不安を高めるのでよくない
Krashenは情意フィルター仮説をもっていたので、inputに悪影響だと考えた
この批判以後もアウトプット仮説は一定支持されている
なぜ?基素
Swainは批判を受けた頃にはすでに違う説に取り組んでいた
collaborative dialogueや言語化
情報処理から別枠にうつった

krashen
アウトプットに効果はある
ただし、それはアウトプットした結果他人からもらえるフィードバックから学べる
アウトプットだけを繰り返しても何も起こらない
ようするにそれはインプット
矯正よりインプットの方が効率がいい
初期にやるなら、間違ったものを覚える