generated at
Scrapboxをwikiとして使う
Scrapboxを始めたきっかけや、自身の思想に大きく影響を与えた原体験的な記事のハブ

きっかけ
Notionや技術記事かいたりは知識のwikipediaとしてスケールしなくなってきた
自分と同じ悩みを持った人たち
>Notion、Mem、Bear、InkDrop...etc。メモアプリは色々と試してきました。 いずれのアプリも最初のうちは「おお!めちゃいいやん」と快調にメモができていたのですが、メモの量が増えるにつれて、だんだん使いづらくなっていき、メモアプリヒッピーに。
>
> そんなときに『知的生産の技術』を読んだのですが、次のフレーズにハッとさせられました。
>
> 整理というのは、ちらばっているものを目ざわりにならないように、きれいにかたづけることではない。それはむしろ整頓というべきであろう。ものごとがよく整理されているというのは、みた目にはともかく、必要なものが必要なときにすぐにとりだせるようになっている、ということだとおもう。
>
>知的生産の技術』(岩波書店刊)梅棹忠夫
>
> 自分が今までやっていたメモアプリの挫折は、まさにこの「整頓」に執着していることが原因だったのか!
> 新しいメモアプリを使い始めた瞬間は、使い始めた時点での情報、つまりは有限な要素であるため、綺麗に並べられる。
> しかし情報が増えていくにつれて、使い始めた当初の分類では抑え切れなくなり、整頓が破綻していたのです。
>
> 階層型のメモアプリでは、どうしても情報量が増えた際にスケールしなくなると感じ、いままでサブ的に使用していたScrapboxをメインのメモアプリに据えることにしました。

>@yuta0801_: 改めてNotionを使ってた期間を振り返ってるけど、普通にエディタはWYSIWYGのダメなところ詰め合わせみたいな感じでストレスが溜まるし、そもそもページから書いたものを直接別ページに切り出せない時点で「自由に書き留める」のに向かないからそれを知ったときにScrapboxに戻るべきだった
>@yuta0801_: Notionを勧められてから試しに最近ずっとアイデアを書き込んでいたけど、100ページいかないうちにタグによる分類が限界に来たというか、関連したアイデアを紐ずけるためにタグを付けに回ることに破綻を感じた。最初から分かっていたことだけど、やっぱりダメだったのでNotionやめます
そんなときにより良い知的生産術を調べているとScrapboxの開発者の方々の発信が目についた
>切り口を与えた状態は、データの保存フォーマットとしてふさわしくない
>@teramotodaiki: スライドは時系列が書き手によって拘束されているので「まずはこれを説明しないと、次のこの話が伝わらないよな」みたいな配慮がめっちゃいるんだなぁ。Scrapboxの場合「とりあえずザッと読んで、分からない所だけ詳しく読める」から、話題をばら撒いてインデントするだけで割とまとまる(気がする

考え方の切り替えは必要だれども本質を突いていて、衝撃をうけた

技術書も、(いまいまだと)書けるモチベーションが無い

koushisaとしては不特定多数へ向けてアウトプットしてフィードバックを得ることが目的ではない
書いて整理する→基本的には自分のため
脳内引き出しの付箋整理と、思い出しのきっかけを作る
文脈が違っても似ているアイデアをつなげることで別の見え方になる
書くことを通してアンラーニングし、新たな学びや気づきがえられる

アウトプットの敷居を極限まで下げてアイデアをとりあえず書き残したい
欲を言うと脳の外在化

20%の確率で深く刺さるような情報
残りの80%は使われなくともいい

これらの要求をシンプルに満たすのが自分にとってはScrapboxだった
Notionは読まれることを念頭に置いている
Scrapboxはとにかく低コストで書いて必要なものが必要なときにすぐにとりだせるようになっている状態を念頭に置いている