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考える



考えるとは、人類最強の武器

このPageは「概論」なので、関連Pageも見てください
具体的なやり方は思考を深める
そのほか


Main Message
「Think of (考える) 」と「Remember(思い出す)」「Come up with(思いつく)」 の原理は近い
原理を理解し、記憶力,思考力を最大限活かす環境を作ることを最優先する
1. 五感(=外部刺激)をコントロールし、集中しやすい状態に
2. 書き出すことで記憶力に頼らない
3. やることを絞って、思考しやすい状態に
継続的な鍛錬で「思考力(+記憶力)」は伸びる
遅い思考を絶え間なく行う




そもそも「考える」とは
思い出す思いつくにすごく似ている
Remember(思い出す)
>If you remember people or events from the past, you still have an idea of them in your mind and you are able to think about them.
Come up with(思いつく)
>If you come up with a plan or idea, you think of it and suggest it.
Think of (考える)
>If you think of an idea, you make a mental effort and use your imagination and intelligence to create it or develop it.


tsawadaの定義
きっかけをもとに、すでに繋がっている知識の道を辿っていく行為
連想ゲームマジカルバナナは「思い出す」の練習
科学的には想起という
直接想起は、りんごを見て「りんご買わなきゃ!」と思い出すこと
間接想起は、赤い壁を見て「(赤といえばりんご…)りんご買わなきゃ!」と思い出すこと

tsawadaの定義
間接想起と近いもの
「思い出す」のきっかけが無意識なパターン
弱い刺激が複合的に影響していることも多い感じ
きっかけとは刺激。
大声・ネオンなどは強い刺激
肌触り・ちょっとした匂い・口に残る味などは弱い刺激

tsawadaの定義
「新たな知識の道」を作ること。
知識と知識をつなぐこと。
関連性(具体的には同じ部分と違う部分)を明確にすること
知識の道を作る過程で概念とか抽象とかが出てくる
考えるにはまず、「思い出す」必要がある
他の人の定義
nishio
>書き出した断片の間に、結合を見出して、適切なストーリーを作り出すこと
ダグラス・エンゲルバート
>考える=概念を意識的に操作すること
>・思考対象に関して何らかの意味合い(メッセージ)を得るために頭の中で情報と知識を加工すること
>・思考とは究極的には同じと違うの認識作業
>・比べることによって「同じ部分」と「違う部分」を見極める
>・同じか違うかの認識の集積が思考のアウトプットとして思考対象に関する理解や判断になる



「考える」はHackできる

人間は「外部刺激」に大きく影響を受けている
参考)
参考)場所によって思い出しやすさは変わる


だから外部刺激をコントロールする
人は五感を通して刺激を取り入れる
特に視覚聴覚
PC作業においては視覚が大きな影響を及ぼしている
会議においては聴覚の影響も大きい

集中するために、「考えたいこと」と「見えているもの」を統一する
だから、メモは重要

刺激を変えることで、新たなものを想起する
基本は視覚を変える


脳内だけで考える

脳内だけで考えない
記憶力の範囲内でしか考えることができない

文明を使って記憶力を拡張する
忘れても大丈夫なようにメモを取る
GTDは「記録することで、タスクを忘れる(そして目の前のことに集中する)」手法
思考材料は目の前に写しておく
マインドマップが「思考ツール」として有益なのもココ
もちろんScrapboxも負けてないtsawada

記憶すべきことを最小限にし脳の負荷を下げる
下げた分だけ考えることに使う


広く、深く考えるために
普段から知識をつなごう
考えるきっかけをたくさん用意しよう


普段から知識をつなごう
知ったことをそのまま放置しない
なぜ?」「何と似ている?」と考えておく
知っていることとの類似点を考える

特に「自分の好きなこと」との類似点を考えよう
知識のネットワーク」になっている可能性が高い
好きだから…「なぜ?」とよく考える
考えている時間も長い
世の中は類似点だらけ。きっと見つかる

考えるきっかけも用意する
どんな時でもMEMOをしよう
「今思いついたそれ」はもう二度と思いつかないかもしれない
外部刺激・自分の状況…全て一致させることは困難
「考えるぞ!」と思った時に出てこないかもしれない
普段からちょこちょこ貯めておく。
「いろんな時間帯の僕の考え」が合わさることも集合知の一つ


考えるステップは大きく3つ
集める
想像で補完する
新たな繋がりを見つける
詳細は思考を深める

「集める」がとても重要
何もないところに知識の道は作れない
砂山がないと砂の城は作れない
情報がないとグルーピングはできない 

どんなときも最初に「集める」
そのためにMTG準備をする
MTGの最初に「導入」を話す
まず資料を読む

情報は集まり切らない
想像で補完する

最後に、考える


「考える力」を鍛える

考えるは3つにステップが分かれる
瞬時に出てくる(速い思考
時間かけて出てくる(遅い思考
出てこない

それぞれ使うタイミングが違う
MTGとか、テンポよく答えるとき
エネルギー使わず考えるとき
無意識のPowerを借りる時
一人でじっくり考えるとき
エネルギー使って考えるとき
「普段あまり意識しないこと」も考慮したいとき
自分の直感を検証したいとき



速い思考も遅い思考も鍛えられる

速い思考を鍛える
「遅い思考」が直感で出てくるようにする
直感で
やること
普段から遅い思考でたくさん考えておく
なんども考えると知識の道が太くなる
何度か考えると瞬時に出てくるようになる
思考資産を作っておく
慣用句を作る
よく行う「論理展開」「思考パターン」に名付けする
心をたくさん動かす
トラウマと似た原理
海馬が震えるほど心が動くと一発で記憶に残る

遅い思考を鍛える
「出てこない」を減らす
「遅い思考」にかかる時間/エネルギーを少なくする
やること
いわゆる「思考力」を鍛える
論理的思考と言うやつ
「そういう考え方があるんだ」と知り
考え方を試してみて、
普段から使いこなせるようにしておく
外部記憶を活用する
メモとかScrapbox有識者へのヒアリングなど
考え慣れていないことこそ「外部記憶」を活用する
自分で考えるとしんどい
しんどい割に…効果も薄い



>「物理を勉強するメリットは?」と聞かれたとき、最近はよく『直感に反することを理屈で受け入れる訓練』って答えてる