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あーぷら作品褒める会 アーカイブ#4

概要はこちら

【第4回:9/28~10/4日分】

<作者>なるせさん
『のすたるじっく』
就活関係がモチーフ?
ネタが古い感じがするのでそこがのすたるじっく?
へぇ~とかモヤっととか懐かしいですね
懐かしいですね、シール帳とか、プリクラとか
テーマの表現が上手いですね
つい最近な感じがする
アイロンビーズのやつが好き
関係も盛るっていう言い回しが面白い!w
モヤっともそうですか!
なつかしい!と思えて面白いですね
シール帳懐かしい
これはこういう風に一緒に読んで楽しめますね
『揚々と』はダブルミーニングですかこれは上手い
掛詞ですね~ 
創意工夫を感じる
プリクラの盛り方は、ある意味ポスター作るようなセンスが問われますね
3つ目はあれかな、へ〜と言ったら「それトリビアのやつじゃん!」みたいにいわれるかんじかな。そういう現象をうつしとるものとしてよい歌だとおもいました


<作者>ぎるさんださん
『吉祥』
ひつじかわいい
ひつじっていう字が入ってるもんね
めぇ~
ゾウにに見えないなぁ、仔馬になら…?
これは細かい作業でしょうね〜
味がある感じ
スタンプをつくれるのがすごい。
どのくらい時間がかかるんでしょうね
象形文字?みたいに見えます。ここから変形して漢字になりそう
かわいらしい感じがするから、悪いことは書いてなさそう
制作過程が気になる
可愛いですし、最近作られたものなのに歴史を感じます・・・!
ひつじとめでたいに関係はある?干支とか
縁のかすれ方やでこぼこ感の手作り感が好き
かすれ方、色の出方、押してようやくわかる芸術
石なの!?



<作者>なるせさん
bipolar disorder (訳:双極性障害)
2行目、読ませるものなのに読ませない 大胆なアイディア
躁と鬱の対比がよろしい
左右対称になっている
リアリティがあるんですね
真ん中でスッパリ陽陰が分かれてるのが良い
書かれている状態のテンションが違うのがわかりやすい
文体がなるせさんっぽい→書き手のキャラクターがうまく表現されていますね
終らせ方に個性が出ている
なるせさんぽさが出ている
後半は「っ」が消える
デザインもいい おしゃれ
タイトルも白と黒に分かれるんですね



<作者>しいなずさん
『蓄積感のない時系列順ノートの1ページ』
メモを右に書く人なんだね
遺された資料のようだ
現在の状況を記しているという意味ではとても作品
しいなずさんの生死に関するものが表れている
ノートにまとめて整理しようとしている?
作者追記(当日不在):だいたいそんな感じですかね。時系列順ノートの名の通り、ジャンルを問わずあらゆるものを逐一書き留めるノートで、実際に僕が日常生活で使っているものです。しいなず
SCPの報告書のよう
線を引いて内容が分かれている感
抑圧されている。
整理されている感じがするんだけど、必死さを感じる
現状をものすごく打破するためにあがいている
ところでしいなずさんはなぜ映像を歪ませたんだろう
作者追記:雰囲気作りというのもありますが、自分が正常じゃないと思っている→故障→ノイズの発想からこういう加工を掛けましたね。Adobe Photoshop Cameraっていうアプリの「画像ノイズ」ってフィルタ使いました。しいなず
目の前が真っ暗になるに近そう>映像が歪む
生きる身を感じさせる、生々しい、痛々しい問題を表現する方法が、整理をこころざすノートでとられていて、そのズレというか、齟齬がよく表されているきがしました
書いた本人は冷静になろうとしているんだけど、そこにすごく感情が昂っている矛盾
冷静になろう、なろう、とするけど気持ちが昂っている
一見するとお勉強ノートに見えるけど、最後に詩歌があって・・・
時系列順ノート でも達成感はまだ0ページ
作者追記:大小様々なノートを時系列順に使って、これでもう4冊目です。しいなず
事実だけ書こうとしたのではなく、最後に感情が溢れた
これはとても切ない作品ですね。蓄積感のなさという虚無が(書きかけ)

<作者>で電さん
『極限値』
不老不死になりたい林君の強キャラ感
不老不死と全知全能のですか…たしかに極限値
魔術師の目指すものでもある
作者追記:極限値の辿り着けないわずかな隙間を、魔術が埋めてくれるのかもしれません。
全知全能と不老不死の考察もとてもわかりやすい
夢というものについてのよい考察だとおもいました。
その考察が、具体的な林君のエピソードと、作者の思想(いま思うこと)とで語られていて、スッと意識にはいってきます。
エッセイとして、非常に読ませるものになっている
そもそも文章としてクオリティが高いですね
林くんのキャラクターがすきですね
林くんは世間から浮いてる感じですが、我々は林くんを理解できないわけじゃない気がする。我々のどこかに林くんの部分があるというか
作者追記:私も彼に戸惑うことはありましたが、数年経ってもこうして覚えていました。当時既になんとなく、大切で身近なものだと感じたのでしょうね。
作者補足:微分のようにというのは、果てを悲観せず、いい意味で今(その瞬間)しか考えないということです。積分は、無限に増えていく感覚です。横軸をt(時間)としたグラフの線は、時間に従って伸びていくわけですが、その伸びる線に私たちが乗っているのを想像してほしいです。その伸びていく先に、極限値があると考えました。そこに辿り着くことはできないかもしれないけど、大事なのはそこに向かって線が伸びていくことだと思い、「極限値」を書きました。読んでくださった方々、嬉しいお言葉をありがとうございました。

<作者>ETMさん
魔術剣
かっこいい
かっけえ
なげえ
制作期間はどのくらい?→2週間くらい
文字はヘブライ語?
ひぇ~
柄の部分をただ直線にするのではないのがいい
技術がないと、芯をとおすみたいなことはむずかしいんじゃないですか?
柄を握りやすくしているのはいろいろ捗りそう
利便性がありそう
刃に何かが映りそう
創作過程を毎日のせてくれていたのがあーぷらでは画期的でしたね。過程途中でいろんな人がコメントしたりして、おもしろかったですね
柄の色がいい


<作者>しいなずさん
『天使の夢』
「こんな夢をみんなも見られますように」は実際に飛んでないと出てこない言葉
「わざわざお金を払って 展望台の景色を見ている人々の目に 僕は映っていなかった」はてっぺんだから?
幽霊的な?透けてる感じもイメージしている
飛びたいという夢があるが、それを叶えている詩
「高い所にも、地上にも 人間がいるけれど 人間は空を飛べない。」に共感する
全体的にクリアな感じの印象
天使らしい視点 みんなのことを考えている
情景が自然に浮かんできました
「夢を見た」は寝ている時の夢とも、思い描く夢ともとれる
魔術には星幽界旅行(アストラルトリップ)っていうのがある
パラグライダーをしたことがあって、その感覚を忘れられない、この詩にもその感覚がある
無垢な感じを最後まで崩さないのは素晴らしいと思いました
人間との対比が出ていて自由
スカイツリーやビルなど現代的な部分と夢とがリンクする感じがする
飛行機が離陸するときみたいな自由になる感じ
朝、鈍い日が照ってて 風がある。 千の天使が バスケットボールする。  この詩を連想しました
自由というのは環境ではなく自分の可能性ということ?


<作者>てじさん
とある日の日記
オチよ・・・w
二段落目の書き方が好き。
固有名詞が出てくるとリアリティを感じる
ナンセンス作文ぽさも、不条理ぽさもある
リズムがよく、読みやすい。
~なんだろう。という語尾がよく出てくるが、くどさを感じない。
「どうして人々は私と無縁なんだろう?」この答えを表しているのが次のオチで、こちらから関与しないと無縁のままなんだ、と気づく話かなと思いました
平野ノラは現代における共通言語として有効に働いている
武田泰淳を考えながら会話ではノラを話題にするのはリアルですね
ここで「平野ノラに似てるね」って言葉が上手い。言われそうな人を想像できる
なかなか絶妙なところだと思う
絶妙なラインですね
「平野ノラに似てるね」は会話としては上手くもなく、下手でもない
言おうと思ってるけどまだ言ってないんですね
作者追記:その後、けっきょく「平野ノラに似てるね」と言いませんでした。

<作者>で電さん
『彼の岸への手紙』
あの世とこの世の話っぽい
世子さんも具合が悪いのかな…?
作者追記:そうです。世子さん「も」で合っています。
モミジを紅くは不穏
作者追記:今年モミジを枯らしたので、来年頑張って紅くするという感じです。あとから思いましたが、不穏な意味として解釈するのも面白そうですね。
あの世の人が相手だから、だから会えない。
タイトルは彼岸ですか。上手い。
枯らしたのはめっちゃ気になるなあ
「私の夢は、貴方と連絡が取れるようになるまで世にいるというものです。」興味深いです。
「もっと技術が発展して、連絡が取れるようになるのを心待ちにしています。」林くん「もう少しだよ」
エモい
気持ちの矛盾が表現されている。早く会いたい、けど早くそちらに行きたいわけじゃない。
作者追記:同じ状況で大変だった阿友さんから言われてますしね。世子さんは頑張らないといけません。
すごく分かります。私も最近、思うところあって。
作者追記:世子さんは多分、モミジが紅くならないと手紙を書かないです。

<作者>ETMさん
オリジナルタロットカード
DEATHですねぇ
1枚でストーリーを感じる
人々は死神から逃げないんですね
逃げられないから願うのか?
死につきまとう絶望感出ててGood
太陽が昇るところの柱はなんだろう
死を受け入れているようにも見える
タロットの考え方を踏まえた描かれ方
祈る人は殺されない?
首と手しかないのはなにか意味がある?
鎌が赤い
取り払う、取り消すに近い
骸骨の腰のラインがかっこいい
骸骨が心なしかうれしそう

<作者>つばきさん
墨、和彫りのデザイン。麒麟
かっこいい
躍動感、力強さを感じる
麒麟来たー
かなり手間暇かかってそうな作品
畏怖を感じる
角が一本しかないのにこだわりを感じる
たてがみ細かい
足がかっこいい
後ろ足がいい
麒麟は平和なところに来る生き物だって大河ドラマで言ってた!
東アジアの麒麟は体中に根っこのようなものが生えていることが多いな~
足がもふもふしてる
目線がこちらを向いているのでドキッとする
麒麟を捕まえちゃうと滅亡の前触れらしい

<作者>Unferth(ウンフェルス)さん
「忘れられた騎士」
勢いがいい
コメディ色が強い
神々しさはやっぱりでている
ヒーローショーの懐かしさを感じる
古典のパロディですか
アメリカを揶揄してますか?→合衆国は意識してないですかね。
忘れられた騎士の意味が分かった気がする
むしろ意識しているのは北欧神話です。
ティルフィングは北欧の戦士なので、やたらと歌を読みたがります。→ブラギ
ひとつひとつの用語に意味が隠されている?
ホワイトはどうなっちゃった…?→たぶん救急車行き
ここにでてくる道化というのはティルフィング自身かな?→ですです。レッドから見ると変な人なので>道化
古代のヒーローが今に出てくる面白さ