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非金属固体に対するパッシブクーリング
表土発電およびガラス発電火成岩発電などの『非金属固体から熱を奪って発電する』方法の効率化

金属以外の固体から熱を回収する困難さ
固体金属は総じて熱交換率が高く、自身の熱を周囲に積極的に発散してくれるのだが、非金属はそうでもない
が熱交換率60に対して、例えば火成岩は2と、1/30
これはある意味では救いなのだけれど、この『固体をしっかり冷やす』『固体の熱を奪う』ことを考えると話が変わる
蒸気はそれなりに吸熱する媒体としては優秀な方ではあれ、画像のように相手によっては熱をあまり取ってくれない

ガラス工房から出た1568℃のガラスを、蒸気で冷やそうとするとこうなる
そもこんな規模のクソデカボイラー室を作れるのはほぼほぼエンドコンテンツ感ある

省スペースで効率よく物体から熱を奪う場合、1番効率が良いのは空冷や水冷/油冷でなく、「高熱伝導のタイル越しで冷やす」アプローチ
質量とその熱伝導率で計算するとわかる。
水素10kg/tileの熱伝導率はたったの0.168
例えばの1マス1000kgであってもその熱伝導率は0.6しかない
対し、金の金属タイルは100kgの熱伝導率は60。質量が10倍差があっても伝導率自体が100倍も差がある

コンベアブリッジにはヒートブリッジ効果があるので注意

応用されているノウハウ

展開例:表土発電
宇宙攻略において、表層に降り積もった300℃クラス、トン単位の表土や隕鉄の熱を奪って発電して、コロニー内部に持ち込んでも大丈夫な温度に下げる