Scrapboxベストプラクティス2022原稿
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2022/3/3
未解決の疑問点
「ほかのページを十数行丸ごと引用して言及している」と何が問題か?
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前書き
Scrapboxベストプラクティス 2017年の話
リライトしたい、英語版を作りたい
2022年現在の僕の理解 一人で書き始めるより原稿を共有スペースに置いた方がより良いものになる
Scrapbox上の多人数プロジェクトで議論してアップデートされた
想定読者
情報を蓄積し、その情報を必要に応じて素早く取り出して再利用したい人
Scrapboxをどう使うとScrapboxの力をうまく発揮できるか知りたい人
project=箱
まずprojectという箱をつくり、この中にページを入れていく
公開か非公開か、一人でやるか複数人でやるか
一長一短なので両方やるのがいい
誰にも見られないので何も気兼ねせずに書ける
個人的なメモ帳や日記帳に相当
他人の視線が文章を書くことの妨げにならない
自分が書かない限り変化がないので書くことを続ける習慣化が必要になる
他人に見られる文章を書くことに抵抗がない人、今までブログなどを書いていた人
チームで何かをやるときに、その活動に関する情報を保存しておく
チーム内コミュニケーション
既にうまく回っている公開プロジェクトに参加することで実践的な使い方を学べる
TIPS: なんでも入れられる箱があった方がいい
ページ
タイトルと本文と関連ページリストがある
本文中でタイトルをブラケットで囲むとリンクになる [タイトル]
スペースで箇条書き
箇条書きで書くべき?
形式はなんでもいい
文章でも
箇条書きでも
Twitter風でも
なんでもいい
そのときの気分にあう形式で書く
完成した文章でなくてよい
書きかけの文章でも良い
箇条書きには利便性がある
考えた事を高速に出力
目的
互いの考えや知識を全部並べて
より良い結論に達する
複数人で再構築するフォーマット
リンク
TIPS: ❌まずリンク先のページが存在して、それに対して
リンクを張るリンク先にページがなくていい、空のページが作られる
TIPS: ❌中身のないページは中身のあるページにすべき
空ページを無くそうとするとあらゆる単語の説明を書き続けることになって疲れ果ててしまう
かける労力と得られる利益の折り合いをどうつけるか
たぶん個人差があるので、自分で実際にやってみてポイントを探すことになると思います
空ページを埋めていくことで見えてくる発見も多いのです
「重要な言葉にマーカーを引くように」
TIPS: ❌なんでもリンクにしてしまう
すべての単語にマーカーを引くと何が重要なのかわからなくなる
堅苦しい文章の場合はなんでもリンクにしたほうが良い場合もあります
堅い文章は、実は
定型句のオンパレードで、定型句をリンクで切り分けていくと、文章の構造が見えてきます
リンクで文字の色が変わることによって、定型句が分かりやすくなるのわかる
あくまで副作用だとは思うけど
難しいことを言おうとして、論理的におかしなことになっている文章を見つけることができます
それは「なんでもリンクにする」が適切な処置だろうか
個人的にはそのシチュエーションでは「箇条書きに分解」を選びそう
(もっと個人的にはKozanebaでこざねに分解しそうだけどScrapboxの解説だからScrapbox使う方法で言えばw)
Q: 書籍に関するページに「書籍」とリンクをつけるのはダメ?
A: ダメではない、序盤はそれでもよいが、後でもっとよい方法に移行していける
「書籍」という名前の容器に、個別の書籍のページを入れるイメージ
それ自体はダメではない
Scrapboxもその使い方に適したタグ #書籍
型のリンクの書き方を提供している
だけどもこの使い方だけをやったのではScrapboxの長所を生かしきれてない
書籍のページが100ページになったとき、あなたは「書籍のページ一覧」を見ることに価値を感じない
そこから目的のものを見つけることは困難
検索するしかなくなる
TIPS: まだ一覧が機能しているうちに、一覧を見て、その中の関連しているものを見つける
そして、より具体的なリンクに変える
例「知的生産の書籍」
これは容器のメタファ、しかし「リンクは道」
上記のような話の流れだと容器のメタファーの説明になっちゃうので「書籍のページに書籍とリンクをつける話」の前に整理が必要
こうか
それがなぜなのかというと…
こうだな
これが先に話されて、それを踏まえて「では書籍のページに書籍とリンクするのはどうか?」という流れになる
「あの本のページを出そう」と思ったときに「書籍の一覧」を出して目で探すのか?ということ
容器のメタファー、階層的分類も「よくメンテされているなら」「必要になったときにさっと出す」ことに有用
「よくメンテ」のコストが大部分の人が思ってるより高い
リンクは道
「タグをつけて整理する」のではなく
自分の言葉でつながる
関連付け
連想のストック
なぜ道をつなぐのか
検索では見つけられない時が来るから
10000件のページから1%にヒットするようなキーワードで検索して、検索結果が100件
一覧を見て探すことが大変
完璧なキーワードはない
単語の表記揺れ
結局見つからない
検索で関連の高いページを見つけ、そこから道をたどって目的地につく
リンクをつないでネットワークを育てていける
ネットワークの中は高速移動ができる
Q: 1トピック1ページであるべき?
A: それはベターだが、最初からそうでなくてもよい
なぜベターか
そのトピックについて何度も書く必要がなくなる、リンクをすればよい
リンクされていることによって「そのトピックに言及しているページ」を発見できるようになる
なぜ最初からそうでないか
まず書くことが優先
書いたものに複数のトピックが混ざっていてうまく切り分けられないことがある
それは「今は切り分け方がわからない」だけ
重要そうなトピックにマーカーを引くように空ページへのリンクを作っておけば、関連したことを考えて書いたときにリンクが繋がることで発見される
新しい視点から、時間をおいて読み返すことで、適切な切り分け方がわかる
謝辞の節
v1に書き込んだ人の一覧とか
多分完成した時にはどういう流れで作られたかのサマリーのページを作ってそこからv1, v2などへの
リンクを貼る感じかなと思う
参考文献の節
一言コメントがあるだけでもずいぶん印象が変わりそう
2022/3/24
アイコンが見やすくなった
2022/3/25