>気象病(きしょうびょう、英: meteoropathy)は、近年認知されつつある病名で、気象・天候の変化によって症状が出現する、あるいは悪化する疾患の総称。「天気痛」とも。症状は頭痛、食欲不振、気分の落ち込み、鬱、めまい、メニエール病、喘息、腰痛、肩こり、神経痛、関節炎、リウマチ、蕁麻疹、吐き気など様々であり、「天気が悪いと古傷がうずく」と訴える人もいる。心臓発作や脳卒中のきっかけになり、生命にかかわる場合もある。
>気圧や気温、湿度などの急激な変化がストレスとなり、自律神経のバランスが崩れることが原因の一つとみられる。具体的には、内耳など気圧を感じるセンサーからの信号により自律神経系が交感神経優位となり、それがストレス刺激となって様々な疾患のメカニズムを惹起するという考えがある。また、気圧の低下により人体の押される力が減り、血管が拡張しやすくなるのが原因とする説もある。日本では梅雨に起きやすく、熱中症のように気象病と特定の季節に頻発する季節病の両方の面を併せ持つ病気もある。
>気象や気圧の変化で体調が悪くなる天気痛(気象病)に苦しむ人のイラストです。
>友人は「頭痛やばい!気圧か?」と思ってチェックすると大抵気圧の変化があるときらしい 低気圧#61fdd1a47c8c6d00004dd0eb