弔事について
弔事について
両親はまだ元気だが、
自然葬が良い、みたいなことを言ってたのでちょっと調べてみるかな・・
うちの祖父の時は
海洋散骨というのをやった
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本人と家族が
墓を残したくないと言っていたのと、値段がとても安かったので(5万くらいだったかな)
安い!昨日見た動画では29万〜とあってうええってなってたが、5万くらいならまあ
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そういう話、聞きたかったやつです!
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楽さで言うと一番楽だと思います、それこそ何も残らないし
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うちの親の代以降、宗教観とかどんどん無くなってきて、そういうの増える気がしてる
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お墓のメンテナンスコストがかかるので
宗教観が薄くなると増えそう
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弔事のもろもろ、
遺族のメンタルケア的な側面が強いという気がしているが、実際メンタルに来るタイプの不幸をまだ体験していないのか、いまいち自分事としてとらえられない
そもそも親族が亡くなるというイベントがかなりレア
曾祖父・母がだいたい孫である自分が幼少のタイミングで亡くなる、その後は祖父母、その後は父母 がまぁよくあるパターン
自分たちが亡くなるころには、それこそScrapboxとかTwitterアカウントとか、自分の思想や生きたログが残せるようになっているが、これらが活用されることはあるのかな?
あ!これおじいちゃんのTwitterに書いてあったやつだ! みたいな
Twitterはどうなんだろうという気がするけどScrapboxはトピックでまとまってるので役に立ちそう
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blogならすでにありそうな気もする
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故人のC++ template metaprogrammingのコードを書き換えて仕組みを理解しようとしたことはある
あーそうだった。あの人も亡くなられていたんだった
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あの人の変態コンパイル時プログラム好きだった
ここで示したのは無名の別の方です
無名かどうかはわからないから消した
思い出した
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祖父の日記(物理)が遺っている
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なにかそれが活用された・されなかったエピソードがあれば教えて欲しいです
読んで面白がったり感心したりするくらいですね笑
故人のテキスト全文検索システムとかできたりして
有名な故人は書簡集が出たりしてる
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兵庫から東京にやってきたが、家族の墓とか今後どうすべきなのだろう・・?
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次男の家系なので本家のことは気にしなくて良いのか?
ケースバイケースだろうな・・
うちは本家の墓は山の斜面にあり、掃除などは持ち回りでやってる
次男の家系だからそこに入る必要はないように思っている
親が「墓を作ったよ!
永代供養にしてある!」みたいなことを言ってた
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墓の面倒を見ることをお寺にアウトソースできる??
よくわからない
僕が墓参りしなさそうだとは理解してると思うが
永代供養は掃除などもコミコミのマンションのようなイメージ?
サブスクのものと買い切りのものがある? 永代供養は買い切りかな?
すでにありそう
都内の納骨施設が宗教行為に当たらないので納税しろと揉めてた
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リモート参拝できる
参拝にいったらすごいギミックで参拝所に骨がやってくる
立体駐車場みたいなやつだっけ
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でも故郷で眠りたい的な気持ちと衝突するのかも
永代供養はそういうものかな、あ、故郷に永代供養対応の寺とかがあれば両立できるか?
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クラウドだけど集約されすぎていない、ローカルとクラウドの間みたいな感じか
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供養もフルマネージドである必要がある
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死生観・
宗教の問題などもあり、この手の話をあまりインターネット上で大っぴらに話している人が少ない印象がある
家庭や文化によって予想以上にまちまちだからなー
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結婚式の時に痛感した、親世代と自分とで冠婚葬祭に関する認識はズレていて、かつ親世代が「自分達の方が正しい」と思っててめんどくさい
知識として漁師町は「火葬→通夜→葬儀」という順なのは知っていたが、いざそういう地域に住んで葬儀の看板を見て本当にその順番なのを見ると地域差本当にすごいんだなと感じる
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通夜や葬儀で顔を見ることはないのかな
うちは親世代はある程度自分に近い考えだが、それ以上上の世代の空気を読んでいる感じがする
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自分の代ではそこまでしがらみはなさそう
お盆の墓参りとか、日程には無頓着だし(一応行くことは行く)
檀家になってたりするので安易に法事をやらない、という選択を取れなかったりするのか?
近所づきあい的な側面もありそう
仕事で葬送関連を調べることがあったが色々渋い
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基本的には近親者がすべて物理的に近い距離に住んでいる時代の枠組み
もちろん現代では成立しないので様々な摩擦が生じる
海洋散骨はグレー
通達の行政文書を根拠に営業している
違法で問題!ということにはならなそう
よりフィットした
家族葬・
自然葬・永代供養などのシステムは急速に増えている
仮に本人が「質素な」葬儀を希望していても
喪主が親戚から猛烈なバッシングを受けることがある
批判の多い
葬式仏教が担ってきたケアが削ぎ落とされちゃって問題となるケースもありそう
どんなケアがあって、問題が起こるんだろう?
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例えばペットロスを考えるとわかりやすいかも
ペットを家族同然と考えている人は多い
動物は基本的に葬式仏教のカバー範囲外
人間と同じくらいの喪失体験をするが人間と同じくらいのケアが提供されていないので、重い喪失から立ち直れない
対象喪失は死別以外も含む
死別には葬儀という儀式が喪失からの回復に重要な役割を担っているとHarveyの本では書いてあるらしい
これはそう思う
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悲嘆からの回復は段階モデルがいくつか提案されている
葬儀の各儀式はうまいこと機能しているようには思える
たとえば命日反応(anniversary reaction)というものがあるらしい
回復傾向が見られても、喪失時期が近づいたりすると、喪失を思い出す体験で再び深い悲嘆反応に戻る
法要はこれにうまいこと対処しているように思える
なるほどなあ
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関係ないがこの分野は調べるとみんな小此木に行き当たっててまだフロイトが元気な領域に感じる
宗教者が提供する物語はたしかに重要なのかと思った
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日本の僧侶は魂入れとかいうわけわからん魔法を使う
魂からなにか何まで仏教とは程遠いんだが広く受け入れられている
位牌は魂入れをおこわないとただのモノにしか感じない人が多くて魂入れを希望する人は多いらしい
とにかく何かをしてあげたという体験も大事そう
曾祖母の法事に参加した感じ、説法は、本当にメンタルケア的なものだと感じた
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詳細は忘れたけど、ある時期までは十分に悲しみ、そこを超えると悲しみを切り離して行くようなことを促していた
法事のタイミングも間隔が徐々にのびていく感じで、喪失からの回復に対応している感じ
「伝統との摩擦」と捉えられるが、その伝統も戦後作り上げられたビジネスモデルだったりする
遺骨をゴミに出したり墓地に指定されていない場所に埋めたりしたら
死体遺棄になる
ミキサーで粉砕してトイレに少しずつ流せばいいのではとかも思ったけど、バレると死体遺棄だし
心理的瑕疵で損害賠償も成立しそう
火葬場は遺骨を引き取ってくれないし焼き切って灰にもしてくれない
遺骨の処分先というのは限られていて殆どの場合はどこかのお寺にそれなりの金を積む必要がある
数万で遺骨を手元からなくせるのは非常にメリットがでかい
ちなみに永代供養は永遠という意味ではない
えっ!? kwsk!
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何をもって「永代にわたって供養する」とするかにもよる
お寺としては「うちに預けてくれたら永代にわたってあなたの故人は供養されます」という部分においては永遠(ベストエフォート)
「井戸端太郎」という特定の故人に対して何らかの宗教行為を続けるわけではない
「永代供養の個別安置期間が33年」などがあって、「永遠じゃないの!?」ということがよくある
例えば「骨は
合祀せずに個別に保管して供養をお寺にお願いしたい」というニーズをみたす永代供養プランがある
永代供養なのでずっとそのままだと思いがちだが、
殆どの場合は
弔い上げをもって合祀するパターンが多い
骨が混ざっちゃう
秘伝のタレだ!
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保管の状態が悪いとそもそも骨が残ってないこともある
弔い上げの頃には故人を直接知っている人がこの世にいないのがほとんどなので特に問題はない
弔い上げが33年や50年なのはこのため
50年は水子とか早く亡くなるケースに対応
これは通常の個別墓においても同じで先祖代々の墓にmergeすることが多い
特定の名前を持った個人から「先祖」になる感じか
ただ「永代」の永遠感が強いので人々は「永遠」を期待しちゃう事が多い
永代供養も供養代行サービスとして捉えられがちなので、永遠に供養代行してくれる響きに聞こえやすい
お坊さんがずっとあなたの故人を意識する権とかではない
まぁスケールしないよね、と思うので、むしろちゃんとその後が考えられていて安心するかも
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このくらいになると情報をまとめたい気持ちが出てくるな・・
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