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第八回:Tak.さんとScrapboxでのタスク管理について
玄武拝聴いたしました。

倉下さんがScrapboxでやっているデイリータスク方式(デイリーをベースにする)を自分(玄武)はOmniFocusでやっているように思えました。
違いと言えば、私(玄武)は、デイリータスク方式をもっとGTDよりにデイリーネクストアクションリストとして使っています。

デイリーページとプロジェクトページとのやりとり
OmniFocusならパースペクティブとしてデイリーページを作ってその個々のアクションをプロジェクトに割り振っておけば、デイリーページを編集しながらプロジェクトページにアクションが追加・完了させることが比較的容易だと思いました。

Tak.さん
>インボックスがタスクを考える場であるならば)インボックスはエディタであるべき
実に面白い、Tak.さんらしい発想だと思いました。
たまにOmniFocus の実行中、キーボードショートカットを使うクイックエントリを利用して、複数行のアクションを追加してアウトライナー的にタスクを考えることがありますが、そのときの状態に似ているように思えました。
ただ、保存する前の状態でやらないといけないという不安(不安定さ)があるのが欠点です。
あ、でも自分はOmniFocusのタグとして「インボックス」を割り振っているので、OmniFocusではインボックスは常にゼロなのでこの画面をエディタに使えそうです。
インボックスが常にゼロという状態もまた何かネーミングをつけたくなります。

インボックスのジレンマで書いたインボックスを経由しないワークフローにしていたときは、基本的にタスクを先送りにしがち(衝動の脳)になっていました。
インボックスがあり(今はタグとしてですが)考える時を設ける(理性の脳)ことでネクストアクションを思いつけることの利点が大きいです。

インボックスは衝動の脳から理性の脳へ切り替えるまでのスペースとして活用
インボックスに入れる時はどちらかというと衝動の脳
インボックスで「これは何か?」を考える時は論理的思考(理性の脳)
ネクストアクションから選択する時は直感(衝動の脳)

いわゆる否定の否定で螺旋構造
衝動の脳→理性の脳→衝動の脳
ここに直感と論理つなぐタスク管理としてのGTD

必要な間(ま)を空ける
森平訳 P.168
>例外としてのマルチタスク
>ある事柄を決定するために、少なくとも一分間は、何かから自分の注意をそらす必要のあるタイプの人がいる
はい、まさに私(玄武)のことです。
そしてそのためにインボックスを使います。

他にも間をつけるためにインボックスに入れるモノ・コトはあえて名詞で入れていたりします。
タスクは動詞で書くというタスク管理の常識から外れますが
これってでもなんでもかんでもやることを無尽蔵に増やす「『「やること地獄」を終わらせるタスク管理「超」入門』第8章」への道に通じそうです。
「タスクであると判断した上で動詞にする」というのが正しそう。
タスクでないものも入るインボックスには、名詞で入れるのもアリなのでは。
rashitaアリだと思います。まさにその名詞→動詞のワンクッションが「間」だと思います。