インボックスのジレンマ
OmniFocusのインボックスに入れればワークフローに乗せやすいのに、これ以上管理が大変になるのは避けたいという思いからなのか、進んでインボックスに入れようとする気持ちに歯止めがかかります。
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これはなかなか面白い話ですね。僕はタスク管理のためだけのinboxというのはなくて、すべてのメモの着地場所としてEvernoteがあるんですが、そこに保存しようという気持ちに歯止めがかかったことは一度もありません。何かしら、差異があるのしょうね。
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どうやらインボックスに入れる前に「これは何か?」と先回りして考えてしまうことが、障害になっているようです。
慣れがもたらした型の崩れ
もしくは自分のやり方がうまくいかなかったようです。
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OmniFocusには雑多なメモ(タスク以外の情報)は保存されていない感じでしょうか?
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雑多なメモも入れております。メモは、ワークフローに従って大抵はプロジェクトの参考情報や資料に振り分けられることが多いです。
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なるほど。その辺は同じですね。
仮説
インボックスに入れたいのだけとインボックスをゼロ(空)にする苦行から逃れたいがためにインボックスに入れることを躊躇する
インボックスに入れると漏れなく「インボックスをゼロ(空)にする」というタスクが発生する
タスク+1のような感覚
むしろ入れたタスク(もしくは情報)よりも「インボックスをゼロ(空)にする」という苦行のタスクから逃れたいがためのインボックスのジレンマ(もしくは心理障壁)だったのかもしれません。
インボックスを作らない方式
デイリーをベースにするやり方
OmniFocusでインボックスを作らないというのは、すでに組み込まれているので無理。
ではどうするのか。
方法は二つ(厳密にはOmniFocusを使わない(別のものを使う)という方法もあるので三つかな?)
デイリーをベースにするやり方
「デイリー」というプロジェクトを作る
プロジェクト内に「日付」のアクションを作る
日付のアクションの子をインボックスがわりにする
インボックスをゼロにするやり方を工夫する
インボックス内で同じプロジェクト、同じコンテキスト(タグ)のものをまとめてから一括して割り振る
とはいえ、どちらの方法も手放しで良い方法とは言い難いものがありそうなので、また色々試してみたいと思います。
折衷案でインボックスに入れる際には、プロジェクトは決めて、タグとしてインボックスをつけてみるのを試してみます。
どうやらインボックスゼロの呪い(もしくはインボックスのジレンマ)は、回避できたようです。
OmniFocusでインボックスを使わない(入れる時にプロジェクトとタグを割り振る)とパッと判断した時に今できることはないなと思って後回しにしがちですが、少し時間を開けてインボックスのタグのついたモノに対して改めて「これは何か?」と問い、考えるとネクストアクションが出てきたりしています。
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対策として「インボックスがゼロでなくても気にしない」を追加でお願いします。私はこれです。
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なるほど、その対策もありました。