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2024年を探さないで

2024年を探す の索引集が書かれる予定です



大事なことだけ先に書いておく
いきなり reblog から始めたのは、はくいきしろいのこの話
> もともとは10年ほど前にTumblrにすごくハマっていて。いろんな人をフォローしたらかっこいい写真や色が洪水のように出てきて、もう自分で絵を描かなくて良いじゃん、ってなったんです。それで何年も画像を集めていって、そこで集まった色のイメージやモチーフ、レンズの距離感など画面構成を抽象化して、いまの感覚にアウトプットしています。画像の持つ情報量というものが作品の影響になっていますね。
> いまではだれも tumblr のはなしをしなくなったし、そんなことを気にする人なんてどこにももいなくなったけど、(いつでも) はくいきしろいは自分の出自としての tumblr を明確に示してくれていて、なんていうかウレシイ :)
だから僕もそうしようと思った

こんなに長大な文章になったのは、ジョン・ロールズ正義論』の影響で、
最初の画像の通り10,000字を超えてた
いままでだったら途中でバッサリ切り捨ててた
読み飛ばしガイドも『正義論』の序論からパクった
> 『正義論』いま手に入る改訂版は800ページ以上、そして以前の版は2段組で400ページ以上ある。膨大。ところで『正義論』では「序文」で、ジョン・ロールズ自身が、この本は膨大なのでココとココを読むとイイ、と「手引き」を紹介している。とても親切。
ベストの post は、もうだいぶ前から、誰かのためじゃなくて未来の自分のために書いてたんだけど、
それでも、読んでくれる人のためにわかりやすく、とか思ってたけど、とうとうそれさえも止めた
この長さ、乱雑さ、冗長さ、そしてこの順番じゃないと着地できなかった、というわけ。必然
というか読み飛ばしガイドを載せるために「長大で乱雑で冗長」に書いたみたいなところもある

僕にとっての1年は、
> 1月から11月までのケの日常と、12月のハレの祝祭から出来上がっている 2023/01#63ab84dbb30c010000ec7a79
そんなわけで、じつは『2024年を探す』のスイートスポットは、2023/12 ~ 2024/01 だったりする
引用の URL を丹念に追いかけるとそれがわかってしまうので、言い訳しておく
ベスト以降は「次の年」。12/01は、つまり年明け
あけましておめでとうございます
僕はみんなより、1ヶ月、未来を生きている、っていうわけ
ここ最近、そういう核心的な出来事はこの時期に起きている
それはたぶん偶然じゃなくてこの「ベスト・オブ・ザ・イヤー」がそれを呼び込んでいるんだと思う
ということでこの時期は、いつそういう出来事や出会いがあってもいいように、緊張感を持って事に望んでいる、みたいな

目次
説明
12章になったのは『山中常盤物語絵巻』が12巻だったから
"0"章をつけたのは「序論」として、「リブログについて」と、「飛ばし読みガイド」を書きたかったから
書きたい内容より先に、作りたい「形」があった
序論「 reblog について」
Dashboard には底がある
助走 2022年~2023年
天啓 その一「アリストテレスはどこに切れ目を入れたのだろう? 」
天啓 その二「なによりもまず、世界が分節化されていなければならない」
「2024年の積読山脈」(超縮約版)
着地点「向かいのホーム、路地裏の窓」

参考文献(積読山脈)
アリストテレス動物誌』(ヒストリア・アニマリウム)
ルクレティウス物の本質について』( "The Nature of Things" )

積読山脈
本当は「2024年の積読山脈」について書きたかったのかもしれないけれど、
結果的には、それは超縮約版になった
たった1行だった
>アリストテレス 生物学の創造』から始まったこの流れは、帰納と演繹、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン論理哲学論考』、論理学と真理と真偽、イアン・ハッキング言語はなぜ哲学の問題になるのか』、観念論と光学と "Enlightenment" 、サラ・ベイクウェル実存主義者のカフェにて』、朱喜哲〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』、自由と善と正義、ジョン・ロールズ正義論』、社会契約論と功利主義、そしてミシェル・フーコーイマヌエル・カントへと、猛烈な濁流となりました。
読書についての記録集成に追記するか、それとも別にまとめるか(「日記の本番」とか)、どうするかわからないけどまとめておきたい気持ちはある(予定は未定です)
ひとまず、断片集をまとめた。膨大、冗長、長大、乱雑