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逆境を楽しむ力

逆境でも組織が実力を発揮して成果を上げるには?
帝京大学ラグビー部で Z 世代と向き合って優勝に導いた元監督
2009 年度から 2017 年度まで、大学選手権で 9 連覇
連覇中、常に組織イノベーションを起こそうとしてきた
連覇できたのは、新しいことに挑戦しようという組織文化
Z 世代を導くには、取り組みの意義意味を明らかにする必要
彼らは納得せずに行動を強制されることを嫌う
社会貢献欲求自己承認欲求が高いので、それらをくすぐることが肝
Z 世代警戒感不安感がやや強いので、間接的コミュニケーションを心掛けるとよい
内発的動機を引き出せれば、彼らは高いパフォーマンスを発揮する
方法のひとつにナッジ
体験 (行動) の後には、リフレクション (内省) により教訓を引き出して概念化することが重要
それにより体験経験 (新たな行動規範) に昇華 → 次の行動に活かす
既存の前提枠組みを取り払い、再構築 (リフレーミング) すると、行動が劇的に変わる可能性
Z 世代失敗を怖がり挑戦しない傾向 → 組織心理的安全性を高め、失敗しても非難されない環境文化を作ることが重要
逆境に打ち勝つ秘訣
ピンチを乗り越えるにはまず心理的な余裕を取り戻すこと
呼吸を整えるのが手軽で効果的
人間は、危機に直面すると最も古い脳 (は虫類脳) が即座に反応するが、これは場当たり的な行動になる
頭の中の非常事態宣言を解除することで、新しい脳 (人間脳) によるコントロールを取り戻す
緊張で本来の力が出せない問題
最もパフォーマンスを発揮できるのは最適緊張状態ゾーン
あがり状態からゾーンに移行する方法のひとつ : 筋弛緩法
新しいことを始めるために、自分を突き動かすような動機期待が必要 : 自己効力感 (セルフエフィカシー)
結果期待効力期待がともにプラス (= 自己効力感が高い) だと、人はその行動を積極的に取る