20 世紀半ばに登場

システム理論が新たな科学理論として登場した背景 : 単独に取り出せる因果連鎖と分割的取り扱いという機械論の図式では、生物社会科学での理論的問題や現代工学の提起する実際問題を扱うのに不十分なことが明らか、という危機意識

すなわち、従来の物理学的な理論枠組み (決定論的世界観、因果連鎖図式、要素還元主義) に対抗する形で生まれた

全体像

▲ 「複雑性の科学と社会システム理論」 より

第 1 期システム理論 : 一般システム理論

システムにおける構造変動のメカニズムとその変動プロセスを記述・解明する理論的枠組みを持っていないという課題があり、第 2 期につながっていく

第 2 期システム理論 : 自己組織化理論

第 3 期システム理論 : 複雑性科学

システムの記述という問題に対して、内部観測理論も注目されつつある

内部を観測するとか、内部から観測するという意味ではなく、同定・認識という行為を遂行する行為者どうしの相互作用そのものを意味する

参考文献