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川喜田二郎による情報粒度の実例
KJ法の各ふせんにどの程度の量の情報が書かれるのか、どの程度の粒度で刻むのか。

川喜田 二郎本人による実例(知の探検学 p.123)

右側に取材の最中に速記的にメモした「点メモラクガキ」がある
それを清書して左のラベルが作られている
>ラベルシートには、一シートに小型のラベル(長さ四センチメートル)が二列に合計一二枚、台紙に貼られている。個々のラベルは、ミシン穴で台紙もろともちぎれるようになっている。(p.121)
4センチって僕の使ってる38mm×50mmのふせんよりさらに小さいのか
40mm×15mmくらい 4号ラベル

KJ法に不慣れな人が見ると「とても粒度が細かい」と感じるのではないか
特に「カードに情報を書いてそれを並べる」という表現でいわゆる情報カードをイメージした場合
もっとたくさんの文章が書かれるものだと考えてしまいそう
一方でワークショップなどで限られた時間でラベル作りをさせた場合、一単語で書いてしまう人も多い
たくさん書くことは時間が掛かるからね

絵をラベルに描いている事例

グループ編成した後の表札の粒度について
無明の霧などの川喜田二郎本人が作った図解化を見ると良い
「意外と長い」という感想をよく聞く
ラベルを分類してしまっている人は、表札がその分類カテゴリーを表す一単語になってしまいがちだからね
一単語かどうかだけでなく、動詞を含んでる割合が高いのも特徴的だと思う
分類してしまっていると動詞で説明しにくい