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随伴の三角等式を用いた定義

三角等式を用いた随伴の定義


定義
\mathscr{A},\mathscr{B}間の関手F:\mathscr{B}\to\mathscr{A}G:\mathscr{A}\to\mathscr{B}について、
自然変換\varepsilon:FG\to\mathrm{Id}_\mathscr{A}\eta: \mathrm{Id}_\mathscr{B}\to GF が存在して、
これらが三角等式を満たすとき、
つまり、下図を可換にするとき、四つ組(F,G,\epsilon,\eta)のことを随伴関係という


図の導出のイメージ
ここから
ここまで動かして、上下を結んで三角形にしている感じ
]
これで左の三角形はできた


三角等式の可換性の証明
左側の三角形の可換性を示す
↑の図はポイントフリーになっているの微妙に分かりづらい
対象を設定してあげる
個人的にはB_1と書いて代表感を出したほうがパッと理解できる
示したいのは以下の対応
FB\xrightarrow{(F\eta)_B}FGFB\xrightarrow{(\varepsilon F)_B}FB
=
FB\xrightarrow{\mathrm{id}_{FB}}FB
以下の転置関係を用いる
一つの図にすると
赤線同士は等しいので、青=緑になる






参考