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ラムダ定義可能
「ある関数f」を、「ラムダ抽象で計算可能である」ことを表す
ラムダ式ではない任意の関数fを、ラムダ式で表現できるかどうか、という話
f全域関数なら、そのラムダ表現Fは常に正規形を持つ


定義
自然数上の関数f:\mathbb{N}^n\to\mathbb{N}について、ラムダ式Fが以下の2条件を満たすとき、fはラムダ定義可能という
f(x_1,x_2,\cdots,x_n)=kのとき、F\overline{x_1}\overline{x_2}\cdots\overline{x_n}\xrightarrow{\ast}_\beta \overline{k}
f(x_1,x_2,\cdots,x_n)が未定義のとき、F\overline{x_1}\overline{x_2}\cdots\overline{x_n}解決不能である
このときFfラムダ表現という

補題
ref 『計算モデルとプログラミング』 pp.142-143, 横内『プログラム意味論』 pp.24-27
全てのラムダ定義可能な関数は、帰納的関数
上の補題の逆
ref 『計算モデルとプログラミング』 pp.142-143, 横内『プログラム意味論』 p.28


参考