チャーチ・チューリングのテーゼ
Church-Turing thesis
提唱であり命題ではない
なので証明されたわけではない
テーゼが提唱されるまで「計算可能」の概念が定まっていなかった
それまでは、↑この辺の計算モデルは独立に考えられていた
それぞれの定義は全く違って見えるのに、なぜか一致していた
そこでこれらのモデルが
できることを「計算可能」とし、
できないことを「計算不能」としよう
と提唱された
計算可能な関数の計算手続きの満たすべき性質
その手続きには、有限長の明確な命令列がなければならない
命令列とはプログラムのこと
その手続きに、 f
の定義域にある k-タプル x
が与えられるとき、有限個の離散ステップを実行後にその手続きは完了し、 f(x)
を生成する
その手続きに f
の定義域にない k-タプル x
が与えられるとき、
手続きは永久に続き、停止しない
あるいは停止したとしても、 x
についての f
の値を返さない
これらの3性質を全て満たすような関数を「計算可能」とする
この辺のクラスの計算可能性が、同一
Churchのテーゼ
つまり、チューリングマシンで計算可能な関数のクラスは、部分帰納関数のクラスを全く一致するということを言っている
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チューリングのテーゼ
\Sigmaをアルファベット、
\Sigma^\astを\Sigmaの記号列の集合とする
\Sigma^\ast上の任意の
n項
部分関数f:(\Sigma^\ast)^n\rightarrow\Sigma^\astは計算可能である
参考
良い本らしい
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良い本らしい
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