全面改訂 第3版 ほったらかし投資術
山崎 元 (著)
水瀬 ケンイチ (著)
2022/3/11
原則: 長期・分散・低コスト
国内と国外の株式のリターンの連動性が高まっている。執筆時点で過去5年のリターンの相関係数が0.8
0.8という数字はどこから持ってきているのだろうか?
全世界株式1本に絞ると内外の株価変動でリバランスしなくて良くなる
信託報酬年率0.11%だから、手数料はだいぶ高くなるのでは?
cf. NF・TOPIX ETF 0.0649%
VT Expense Ration 0.07%
年利0.04%しか変わらないので、1000万円を20年運用しても利息は8万円程度しか差分がない
内外の株式を合わせるパターンは95点取れる可能性があるがほったらかしではない。簡略化して91点になった。微差と捉えた
複数組み合わせた方が改善はできるだろうが、大きな差は無くなってきている
相関係数0.8程度
リスク20%の金融資産を国内50:国外50で持った時に相関係数0.8だとリスクは19%にしか低減しない
\rm{risk} =\sqrt{0.5^2(0.2^2 + 0.2^2) + 2(0.5)^2(0.2)^2(0.8)}\sim0.19
円建ての資産を持つのは事情が
リスクとリターン
投資額は1年後
最悪ケースで-33%
最高ケースで+40%
平均期待リターン5%
仮定
平均期待リターンは5%
株式の世界的な期待リターンはリスクなし金利の+5%だから
価値変動リスク(1標準偏差)を19%
広範囲な株式インデックスの運用リスクは16-22%だから
多分おすすめしている商品のリスクが19%程度なのじゃないかな
最良の場合0.05+0.38\sim0.43
最悪の場合0.05-0.38\sim-0.33
❌リスクとリターンが同じという仮定がある?
全然関係なかった。リスクのみを考えればいい。リターンは5%
となる
(目次)
第1章 ほったらかし投資と人生のお金
「会社から自由になるためのお金」の意味
たどり着いた方法論は「たった、これだけ」がベスト
投資は決して「めんどう」ではない
誰でも同じ方法でいい
インデックス投資家になって、何が変わったか
など
第2章 ほったらかし投資の簡単!「実行マニュアル」
・早くから投資を始めて、投資資金を育てる
・最重要!「リスク資産」への投資額の決定方法
・「許容できる損失」をどう決めるのか?
・ 若者も高齢者も、リスクへの考え方は同じ
・iDeCo、各種NISAなどの「有利なお金の置き場所」の活用
第3章 実際に始めてみよう!
・インデックス投資の投資銘柄のファイナルアンサーはこれ!
・チェックポイント① コスト(手数料)
・チェックポイント② 純資産総額
・ポイントサービスは重視すべき?
・口座開設の方法と手順
・SBI証券、楽天証券、マネックス証券のiDeCoのおすすめファンド
など
第4章 インデックス運用の基礎知識
・そもそもインデックス運用とは
・優れたインデックスを見極めるポイント
・「世界株」「S&P500」「先進国株」等に点数をつけると
・インデックス運用はなぜ優れているのか?
・現実のインデックス・ファンドには欠点もある
など
第5章 「ほったらかし投資」実践の勘所
・投資と上手く付き合えない人の3パターン
・「億劫」をどう解消するか
・「続ける」ことの重要性
・複雑にし過ぎないこと・動かないこと
・「コロナ・ショック」のような危機にどうする?
など
第6章 よくある質問にお答えします
Q ほったらかし投資でFIREできる?
Q まとまったお金がある場合は一括で投資したほうがよい?
Q バランス・ファンドはほったらかし投資向き?
Q ほったらかし投資のベストな終わらせ時は?
Q 仮想投資でほったらかし投資はできる?
など
特別鼎談 バンガード撤退後のインデックス・ファンドの未来
元バンガード/ステート・ストリート勤務の金野真弓さんに聞く