>投資対象の地域や資産を細分化し、通貨選択型といった国内固有の特殊な属性にも対応したQUICK独自の分類です
>...国内株式と外国株式3種のインデックスは相関係数が0.78〜0.79と非常に高い。これは、内外の株式に分散投資することの効果が減少していることを意味しており、年金基金などの機関投資家にとって、近年の大きな悩みの種だ。
> この相関の高まりには幾つかの理由が考えられる。
>先ず、世界の機関投資家がグローバルな株式投資を行うようになり、日本株はそのごく一部をなす「部品」のように扱われていることだ。
>加えて、日本の経済自体も世界の景気に連動するようになった。株価形成の面でも、経済成長・景気の面でも日本の独自性が低下した。日本の株式市場は、新興国の市場のような一「ローカル・マーケット」の色彩を増している。
>加えて、先進各国の金融政策が似たものになってきた影響もあり、「日本円」の為替レートの動きがかつてほど大きくないことの影響もある。