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サークルオブライフ
Ron Jeffries『Extreme Programming Installed』で使用した言葉。プログラマーが顧客に価値を届ける様子を表している。

Customer defines value (顧客が価値を定義する)
Programmer estimates cost (プログラマーがコストを見積もる)
Customer chooses value considering cost (顧客がコストを考慮して価値を選択する)
Programmer builds value (プログラマーが価値を構築する)
Define, estimate, choose, build, learn (定義、見積り、選択、構築、学習)

おそらく元ネタは「ライオンキング」だと思われる。
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その後、『Extreme Programming Adventures in C#』において、XPのプラクティスを表す言葉に変わった(なぜ?)。

(※上記の図は書籍には登場しない。https://ronjeffries.com/xprog/what-is-extreme-programming/ にある)

なお、「サークルオブライフ」は最も外側の赤い枠線部分のみを指している。
顧客テスト

最も内側の青い枠線は「Circle of Code」と呼ばれている。
リファクタリング (上記の図)/ 設計の改善 (書籍版)

残りの中間の枠線はサポートプラクティスである。
チームによるコードの共同所有

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Robert C. Martin『Clean Agile: Back to Basics』において「Ron JeffriesがXPのプラクティスを説明した図」として紹介した。


だが、Ron Jeffriesのサークルオブライフとは以下の3点が違っている
1. Customer Tests → Acceptance Tests
2. Coding Standard → 削除(これによりプラクティスが13個から12個に減った)
3. もともと「サークルオブライフ」は最も外側の枠のみを指していたのに、アンクルボブはこの図全体を指している
4. (これはどうでもいいけど、枠の色も違っている)

kdmsnr(本人に直接聞けばいいのだけど)以下、変更の理由を推測
Ron Jeffriesのプラクティスは13個だが、XPの12個と違うため、なんとかして12個に戻したかった
13は縁起が悪い数字だし
「顧客テスト」から「顧客受け入れテスト」を経て、最終的に「受け入れテスト」に落ち着いたと思われる
まあ、このほうが一般的な用語として使いやすい
「顧客受け入れテスト」は『Extreme Programming Adventures in C#』で登場している
コーディング標準はもはや時代に合っていないので削除した
>コードのスタイルを統一する、というのがXPの本だったが、その後Eclipseに搭載されたフォーマッターなどで自動フォーマットが普及した
この図全体を「サークルオブライフ」と呼んだほうがわかりやすかったから
改変するなら改変すると書けばいいのに(それはそう)