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それなりに繋がる

それなりに繋がる
「それなりに繋がる」ということは、その対象、ネットワーク的に言えばノードが「それなりに信頼できる」ということを前提にしていると言えそうです
(信頼信用、言葉の揺れ )
「それなりに信頼できる」ということについては「2020年のアレ」で june29 サンが「2020年のアレ」になぜ参加しているのかみたいな感じで言っていたような、いなかったような
「それなりに信頼できる」ということは「それなりに正確である」ということでもあるし、ということは「それなりに間違っている」ということでもある
「それなりに善良」であり「それなりに邪悪」であるということでもある
こういうことも受け入れるべき多様性だと思うんです


「それなり」さ
それなり
新明解国語辞典より
(1) 途中で放置され未処理(未解決)のままの状態が続いていること
(2) 十分ではないが、予測された程度に応じたものだと評価できる様子を表わす
それなりけり
最後の決着を付けず、それきりおしまいにすること。そのままほうっておくこと
> "as it is" だと「それなり」に含まれるなにかの成分が抜け落ちちゃいそう https://twitter.com/taizooo/status/1346738582124335104
「それなり」に含まれる「いい加減さ」の成分はなにか?


「それなり」と「信頼のアーキテクチャ」
信頼できる行動を奨励するために使う4つの方法
1. 「道徳」 morals
2. 「評判」 reputation
3. 「社会制度」 institutions
4. 「セキュリティシステム」 security systems
4つの異なる「信頼のアーキテクチャ」
1. ピアツーピアの信頼 peer-to-peer trust
2. リヴァイアサン信頼 leviathan trust
3. 仲介者の信頼 intermediary trust
4. 技術への信頼 trust in technology ( 分散型信頼 distributed trust )

こういう「それなり」さを見知った特定の人たちという範囲で担保してるのが kzys サンたちのやっているアレ Message Passing で、
これが一番近いかなあ。みんな顔見知りなので。kzys
DIY した Message Passing というアーキテクチャへの信頼?
システムとして問題を解決していることはないので、これはないかな。Git でテキストを管理することで、へんなことされてもロールバックされる、というのはできるけれど、一方で、それがなくても成り立つ程度のクローズドサークルだったので。kzys
この話は 懐古と復興 の話に繋がっていて、それはインターネットというかプラットフォームに対する信頼(不信)、という反応だと思ってましたけどね。不信への裏返しとしての信頼 taizooo
技術への信頼、というのが、いまは分散型信頼クリプト? [トークン]? という形で現れているだけで、時代が変われば違う技術がそれにとって代わられると思うんで taizooo
「それなり」というそれなりさを満たすための技術への信頼であれば、もっと簡素な技術でも信頼が高められると思うんです
という意味での技術への信頼
意図してないことがおこらない、という程度の信頼はあったかもkzys

こういう「それなり」さをよくわからない継続によって醸し出してきたのが「2020年のアレ」( 2020 Advent Calendar 2020ベスト・オブ・ザ・イヤー・アドベントカレンダー )
(実際のところ信頼がなにに依るのかわかっていない)
不特定多数を相手にしてるので、信頼のアーキテクチャもミクスチャー?
参加者と主催者
ある参加者とそのまた別の参加者
今回の参加者と以前の参加者
参加者だけじゃなくて読者も
読者と主催者
読者と参加者
読者と読者
インターネットのアドベントカレンダーという制度に対する信頼?
ベスト・オブ・ザ・イヤーという「それなり」なルールに対する信頼?
参加者A ⇔ 【主催者】 ⇔ 参加者B
参加者A ⇔ 【参加者B】 ⇔ 主催者
参加者A ⇔ 【参加者B】 ⇔ 参加者C
友達の友達は友達?
参加者も仲介者たりうる
読者は?
adventar への信頼
blog への信頼?
インターネットへの信頼?


信頼ってなんだろう?


note:
ブルース・シュナイアー