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🦊サンプリング
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参考


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サンプリングは推論(画像生成)の段階で、完全なノイズから徐々にノイズを取り除いて綺麗な絵を作り出す作業です
ここには大きく2つのパラメータがあるのですが、せっかくなので"彫刻"の例えを使いましょう


Noise schedule
グラフ左が完全なノイズ、右端になるにつれ完成された画像に近づきます
基本的に前半では大まかに削って形をつくり、後半になるにつれ細部を作り込んでいきます


Sampling Step数
Step数で変わるのは一度に削る量です
Step数を減らすと大きく削るので早く完成しますが、仕上がりは雑になります
逆にStep数を増やせばちまちま削るので時間はかかりますが、細やかな仕上がりになります


サンプラー
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サンプラーはいわば職人さんで、職人さんによって削り方が違います
Step数と仕上がりには相関関係があるものの、なるべく少ないStep数で綺麗に仕上がりになるように進化してきました
その過程でめちゃめちゃな数のサンプラーが発明されたのですが、ここでは基本的2つ3つしか使いません
🦊Fluxと相性が良い
ComfyUIではdpmpp_2m karrasと表示
一番上
15stepほどで絵が完成し、その後はほとんど絵が変わらないためとても人気のあるサンプラーです
詳細は下に


⚡LCMとSDXL(SD1.5) Turbo
これらは1stepでサンプリングを終わらせることを目標にしています
実際には4 ~ 8stepほど必要ですが、それでもかなり高速なのでリアルタイム画像生成への大きな一歩を踏み出したといえるでしょう
当然ながらその分品質、それ以上にコントロール性が低いので、使い所を考える必要がありますね



参考画像は以下に