実在論
要点
ヒトの認識や心象と独立に事物が存在するか。
センス・データを超えたコミットメントをすると哲学者がチクチク批判してくる。
しかし 予測性能は飛躍的に向上しており、有用性に おいて 科学を否定できないの では?
フランス観念論が出て以来、ずっと瀕死
↓精緻化
vs. 道具主義
pos\ | 知識テーゼを認める | 知識テーゼを認めない |
独立性テーゼを認める | 広義の実在論 | 広義の実在論 |
独立性テーゼを認める | 科学的実在論 | 反実在論 (操作主義、道具主義、構成的経験主義) |
独立性テーゼを認めない | 観念論 (独我論)、社会構成主義 | |
別枠?
>@marxindo: ギブソンは「世界がわれわれの目にこのように見えるのは、われわれの知覚や認知が、あるいは脳がそのように解釈しているからではなく、実際に世界がそのようであるからだ」ということを改めて言い直したので、そこで見える世界のリアルなありさまが「アフォーダンス」なのラジよね。
物理学における局所実在論
別の意味なのに注意
課題
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存在論と有用性は独立のはず。
しかし「有用である ⇒ 実在する」と言えそうでは?
#TODO実在を語るモノの、理論は 特定できないの では?
関連
新マイノング主義
by Alexius Meinong
実在しない存在者を認めるらしい
書籍
『実在論を立て直す』
言うならば反認識論
叢書・ウニベルシタス 1045
戸田山和久『科学的実在論を擁護する』名古屋大学出版会,2015年
書評
戸田山和久『科学哲学の冒険』
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