有益な情報を提供すれば見返りがあるか?
>@masui: 推薦情報を共有すると面白いことがあるかと思ったのですが甘かったようですね。データは消すことにします。残念。
>@masui: 有用情報を提供すれば見返りがあると思ったのだけど、そんなのは妄想だったのかも
誰にとっての有益さなのか
市場取引のメタファーで言えば「
顧客の感じる有益さ」は「顧客がそれを得るためにどの程度のコストを支払おうとするか」で測られる
だから
見返りが得られないなら、それは有益ではなかったということ
「顧客にとって」「対価を支払って得ようと思うほどの」有益さはなかったということ
この支払いは金銭的なものに限らない
いいねボタンを押すとか、コメントを書くとかも含まれる
市場取引のメタファーはどこまで有効なのか
買い手が支払う額と売り手が受け取る額はイコールではない
例えばTwitterでいいねを押したら発信者に10円支払われるとする
これが何も手続きしないでもキャリア課金で通信料と一緒に引き落とされる場合
毎回クレジットカード番号を入力しないといけない場合
受け取る額が同じでも後者の方が成立する取引の量が少ない
まだScrapboxを使ってない人にとって「よくわからないサービスにGoogleのパスワードを入れろと言われる」というめちゃくちゃコスト高い経路
得たい見返りを得やすく設計する必要がある気がする
文脈とちょっと違うかもだけど、自分が情報を提供するかどうかについて
ブログとかの運用とかが面倒くさすぎて、とりわけ発信しているわけではない
公開scrapboxには調べたことを書いている
井戸端とかで何かフィードバックが来たらラッキーと思って公開している
話の発端
>@masui: 推薦情報を共有すると面白いことがあるかと思ったのですが甘かったようですね。データは消すことにします。残念。
>@masui: 有用情報を提供すれば見返りがあると思ったのだけど、そんなのは妄想だったのかも
これは「情報は発信する人に集まる」と思って発信した人が、自分が思ったように情報が集まらなかった時に不満に感じて全消去した、という事例
僕はこの事例を「有益な情報を発信する自分に、自分が欲しいと思うような情報が集まる」という考えで行動した人が、観測事実によって考えを否定された、というように解釈してる
(old version)
「情報は発信する人に集まる」と思って発信した人が、自分が思ったように情報が集まらなかった時に不満に感じて全消去した、という事案
「トモちゃんと考える」に空目した
思った、のりしろが足りない
のりしろ足した
🙏
無償活動であっても、その活動の設計とか、持続的に活動するための心構え、方法論が必要と思う
「情報を提供して見返りを得たい」なら、そうなるように立ち回らないとそうならない
運でいい感じに回ることもあるかもしれないが
そうなるような立ち回りとは
↑そういう感じのことです
OSSや、非営利法人などでも、どうやったらうまく回るか、戦略戦術を練らないと成立しない
なぜなら、非営利だから収入がないので、仕事よりもさらに条件が厳しい
買っているのは、自分自身の人件費がタダである点だけ
仕事ではないことが、かえってもっと仕事力が要求されてしまう
例
自分がかけそうな便利なライブラリで(広義な)利益を得る
ユースケースが広いなら利用者は増えやすいが、誰でも書けるなら代替物が生まれる
ニッチだけど便利なライブラリ
そのニッチな分野で転職とか考えるなら、そういうライブラリを書いてある程度使われてたら有利だろう
投げ銭、スポンサーで利益に変換するんじゃなくて、転職、仕事獲得のためのポートフォリオとして活用するほうが、利益の変換効率がいい
質問を丁寧に返すと、こっちが時間をめっちゃ消費してしまう
質問に対する答えを、そういうコンテンツとして出す
Youtuberとかはこういうのをやってる
最近だと、faker.jsとcolor.jsの作者を思い出す
ライブラリ触ったこと無いので想像だけど
誰も投げ銭してくれ無さそうな感じ
いっぱい使ってもらってるのにお金にならん
Twitterでめっちゃもりあがった