>折口 信夫(おりくち しのぶ(のぶを)、1887年(明治20年)2月11日 - 1953年(昭和28年)9月3日)は、日本の民俗学者、国文学者、国語学者であり、釈迢空(しゃく ちょうくう)と号した詩人・歌人でもあった。
> 折口の成し遂げた研究は、「折口学」と総称されている。柳田國男の高弟として民俗学の基礎を築いた。みずからの顔の青痣(あざ)をもじって、靄遠渓(あい・えんけい=青インク、「靄煙渓」とも)と名乗ったこともある。
> 歌人としては正岡子規の「根岸短歌会」、後「アララギ」に「釈迢空」の名で参加し、作歌や選歌をしたが、やがて自己の作風と乖離し、アララギを退会する。1924年(大正13年)北原白秋と同門の古泉千樫らと共に反アララギ派を結成して『日光』を創刊した。
>海やまのあひだ(歌集)
>春のことぶれ(歌集)
>倭をぐな(歌集)。短歌新聞社・文庫で再刊、1999年
>遠やまひこ(歌集)
>山の端(歌集)。「釈迢空詩集」、思潮社〈現代詩文庫〉、初版1975年。新書版
>口訳万葉集。河出書房新社 ほか
>死者の書 (小説)。「-・身毒丸」中公文庫(新版1999年) ほか
>古代研究 中公クラシックス(I-IV)で再刊
>かぶき讃(最晩年刊の著作)、中公文庫 2004年
>日本芸能史六講(晩年の講義録)、講談社学術文庫 1991年
>歌の円寂する時(歌論)
>世々の歌びと(歌人論)