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Hono v4
はじめに
Hono v4が2024/02/09にリリースされる予定のようです。 (Honoのv4が2月9日にリリースされます)
おもしろそうだったため内容をメモ

SSG
SSGがサポートされるらしい
テンプレートエンジンとしてJSXを使うのは個人的には結構好みなのでよさそう
@hono/vite-ssgというViteプラグインも提供されるようなので開発体験もよさそう (リポジトリ)

Client Components
hono/jsxClient Components( hono/jsx/dom )という機能がサポートされるらしい
このあたりの機能が本格的に整備されていくと、フロントエンドだけでなく、サーバサイドも含めフルスタックに開発をしたい場合、HonoNext.jsRemixなどよりも個人的には使い勝手が良くなるのではないかと想像しています。
REST APIの実装とかはやりやすいはずなので。
hono/jsxには startViewTransition というAPIもあるようで、これによりView Transitions APIも取り扱えるようです。
View Transitions APIを本格的にサポートしているフレームワークはAstroに続いて2例目?
FreshでもView Transitions APIのサポートは検討されているので、今後、View Transitions APIの採用はより主流になる可能性もありそう

File-based routing
Hono本体には入れず、Sonikの後継としてHono/Viteベースのメタフレームワークとして別パッケージで提供される予定とのこと
個人的にはHono本体に入らず別パッケージで提供されるのはとてもよさそうに思いました
BYORという機能により様々なUIフレームワークをサポート予定とのこと
このあたりはAstroとかに近そう
また、Islandもサポート予定とのこと (Island Architecture)
AstroFreshなどの競合にもなってきそう

まとめ
HonoExpressOakなどのマイクロフレームワークとしてだけでなく、フルスタックなフレームワークを目指して開発されているように見えました。
また、Hono本体とは別パッケージで開発が進んでいるようですがHonoベースのメタフレームワークも開発が進んでいるようです。
Next.jsRemixのようなメタフレームワークであったり、Nest.jsなどのフルスタックなフレームワークなども今後は比較対象になっていく可能性もありそうです。

追記) Hono v4がリリースされました
HonoXというHonoベースのメタフレームワークが公開されています