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百科全書
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>百科全書』は、フランスの啓蒙思想家ディドロとダランベールら「百科全書派」が中心となって編集し、1751年から1772年まで20年以上かけて完成した大規模な百科事典。

パソコンとヒッピーや、ポスト資本主義社会の中で言及されている書籍

以下の点で新規性を評価されての引用が多い(〇〇でいう百科全書のような〜という文脈で引用される)
知識を体系的にまとめた
当時は知識が事業と密結合だったので公開されていなかった
閉じられていたものを解放した点で、民衆に対して力を与えた

この民主化によって、フランス革命が起きた(と、されている)

2021/7/19 から読み始めた

>私たちが着手する(そして完成した後願っている)この作品は、二つの目的を持っている。
>それは「百科全書」として、人間知識の順序と連関をできる限り明示せねばならぬ。
>また、それ機械技術であれ──について、それの土台たる一般諸原理、およびそれの本体と実質をなす最も本質的な細目を含んでいなければならない。
>「百科全書」であり、「合理的辞書」であ

>私たちの知識の全体は、直接的知識反省的知識とに分けられる。
>直接的知識とは、私たちが意志の作用をなんら加えずに無謀介に受け取る知識である。
>それは、こういってよければ、私たちの心のすべての扉が開いているのを見て、そこは抵抗も努力もなしに入ってくる知識である。
>反省的知識とは、精神が直接的知識に働きかける──つまりそれらを結びつけ、また、組み合わせる──ことによって獲得する知識である
知識と知恵とかにも近いかも

>自分自身の努力によってにせよ同胞の助けによってせよ、人々が自分の観念の領域を広げることに見出した利益が人々に考えさせたことは、知識を獲得する仕方および自分のもつ思想を相互に伝達し合う仕方そのものを簡単な技術に整理すれば有用であろう、ということだった。
>こうして、この技術が見出され「論理学」と名付けられた。
>これが教えることは、観念を最も自然な順序に配置し、観念の最も切れ目のない連鎖を形づくり、あまりに数多くの単純観念を閉じ込めている観念を分解し、観念をあらゆる面から考察し、最後に、観念を他人に理解されやすい形で示すことである。

本文
>twitter 岩波の百科全書が序章の解説で本のうち半分、そして代表項目の最初に「哲学」を置き、最後に「」で締めるの美しすぎるな。