固有名詞としてのGTDではない、一人一人のGetting Things Done(仕事を成し遂げる技術)
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「一人一人の固有名詞としての
GTD」という区切り方をしたときに、上文で自分は「固有名詞としてのGTD=デビッド・アレン氏が提唱するGTD」のことを示しているつもりでしたが、「一人一人の個人が作り上げる固有名詞としてのGTD=Getting Things Done(仕事を成し遂げる技術)」という見方もできるのだなと思いました。
そもそもGTDでは『仕事を成し遂げる技術』(森平訳)の「成し遂げる」ことはできないのではないでしょうか。
できないというのが言い過ぎならば「当てはまらない」ぐらいでしょうか。
倉下さんの指摘から着想を得て、GTDは「(行動を)選択する」までであり、選択してもそれが実行できる・実現するかまでをサポートしていない。
そういう意味ではGetting Things Doneというのが当てはまらないような気がする
GTDそのものはGetting Things Done(仕事を成し遂げる技術)ではないという矛盾
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どのような状態になったらそれを成し遂げたと言えるのかを考えるための技術ではありますね。
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GTDのどの辺りが「どのような状態になったらそれを成し遂げたと言えるのかを考える」ことに該当(言及)しているのかちょっとピンとこなかったので、またGTD本をひっくり返してみたいと思います。
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「気になること」の処理とか、プロジェクト・プランニング(ナチュラルモデルだったかな)あたりの情報処理のことです。一般的に、人は気になることを抱えていても、どうすればその気になることが解消されるのかを思考しないまま放置している状態があるのですが、その状態からの脱却が、GTDのコアブロックの一つだと思います。
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なるほど、そういった意味合いでしたか。
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もう少し、どこかでこれについて書いてみます。
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興味を惹かれます。
ただの情報整理術であり、まさにストレスフリーの整理術でしかない。
名が体を表していない
主題(Getting Things Done)が副題(The Art of Stress- Free Productivity)を表していない?
そういった意味で、一人一人の固有名詞としてのGTDではない、Getting Things Done(仕事を成し遂げる技術)の形があるということで考えてみるのもいいかもしれません。