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着地点の話
from 2022/11
着地点の話
文章を書く話。着地点の話 その1
2022AC2022 の1日目の post を書いている
今年はちょっと早くて先週末に書き始めた( 2022/11/19 )
1年のうちで1回だけ、時間を掛けて、1本の文章を書く
> 書くことが決まってて書き始めるんじゃなくて、書いてるうちに書きたいことがわかってくるので、だいたい最初に書いたものは残らない。やっぱり全然違うものになりつつある。つまり進捗、ダメです。 https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2022/11/21/174622
みんなどういうふうに書いているんだろうか?
書きたいことが決まっていないのでアウトラインもなにもない
なにもないので頭から順番に書く
書き出しが決まらないと全然先に進まない
書き出して1段落分くらいになるとやっと安心出来る
今まで書いてきた全部、みんな最初のところから書き始めた
なんとなく書いていくと、どこかでつまずいて止まる
まあだいたい書くことがなくなる
止まったときに、お手軽にそれまで書いてきた文章に手を入れ始めるとそこばかりが完成してしまって先に進めなくなる
だから止まってしまっても、そういう簡単、楽ちんな方に向かわないで、とりあえず先に進まないとダメ
過去にそれで何回か失敗していて、最後、着地する場所が全く見当たらなくなったりした
支離滅裂でもとりあえず先に先に進まないと着地点が見つからない
そうやって一通り書いても、着地点が間違っていて、全然書き直すこともある
いまはとりあえず着地点まで来たけど、この着地点が合っているのかちょっと自信がない
たぶんまだ全然書き直すので、全然違う感じになると思う
Scrapbox は好きだけど、毎年のこのベスト・オブ・ザ・イヤーな文章は、 Scrapbox には書きたくなくて、それはこういう試行錯誤する感じを晒すのが恥ずかしいからだと思う
そもそも文章を公開することが恥ずかしい行為なわけだが
文章というか考えていることを晒すことが恥ずかしい
編集ボタンがあってクリックしてリリースするという一区切りがあるものの方が気分
そっちの方がちゃんと終わりがある感じがする
書いてケジメをつけて2022年を終わらせる、っていう感じ

文章を書く話。着地点の話 その2
1
>@augustoparty: 自分は材料を集めて、それに応じて内容を決める順番ですね。事前に問題意識、ある程度の方向性はないと取材はスタートできませんが、「自分の結論に寄せてくれる事象/取材相手」を最短距離で探す方法は邪道だと思います。
2
>@chinsan_20: @augustoparty えっ?
>素朴な疑問、記事を書く時って結論まで決まってないんですか?
>私は物書きさんの経験ないのでわかりませんが?
書いてみないと、着地点はわからないと思う
科学論文とかは全く違う。書く時にはすでに結論が決まっている。結論を書くための形式になっている
科学論文の場合、研究自体が「そぞろ歩き」
散文は全く違う。自分さえ裏切られることがある
Wanderlust って感じ
3
>@taizooo: @nbqx 本日の毎日新聞書評「2017 この3冊」からです。松尾芭蕉、おくのほそ道、ドナルド・キーン、 wanderlust
>
書くことは旅に似ている

文章を書く話。着地点の話 その3
その3はベスト・オブ・ザ・イヤーの1日目の記事をリリースしてから書く
着地点について、毎年、小さな奇跡が起きている、っていう話を書く