血に染まったリモートワークが君自身を害している
これが気になっている
もやもやしているので最近の考えを書いてみよう
うーん
成果とは一体何だ
まあいいや
パイプラインみたいな人とそうでないタイプの人がいる
1. パイプライン的な仕事
順番に投げられてくるタスクを正確・高速に処理していく能力が高い人
リモートワーク向いてると思う
常時一定のスループットが保証されていると良い
ただしコントロールタワーが有能である必要がある
いらない機能が大量に高速実装搭載されてイルカが飛ぶようになる
コントロールタワーの人
この人もリモートワークできそう
経営層に対面で説明をしなければならない、等の縛りがある場合は除く
2. パイプライン型ではない仕事、人
詳細が定まっていない要望・問題を10個ぐらいまとめてbufferに溜めて、しばらくすると5個ぐらいの策で全部解決したりする
一定のスループットが保証はされてはいない
出る時はケチャップみたいにドバドバ出る
後者について考えていきたい
会話
本当に顔つきあわせての相談って、情報量が多くて効率よくて最高なの?
そうではないと思う
チャットとかいう、相談してるつもりがいつのまにか互いの持ち弾を順番に打ち合う「勝負」になっている
ターン制コミュニケーションシステムについて
普通に会話していたつもりが、だいたいいつのまにかこういうバトルになっている
断片的な、なんかすごいっぽい事を言い合う
しかし順番は守る
交互に喋る
相手の速度に合わせる
互いの持ち弾を順番に撃ち合う「勝負」になってしまう
言いたいことが3つとか5つとかあるのに、順番に1つずつしか書けないせいだと思う
前の話にreplyできない
しばらく話していたら、3つ前のトピックに同意を表明したくなる
コンテキストスイッチします宣言が必要になる
「3つ前の話なんですけど、考え直した結果〜〜」
冗長すぎる
流れていってしまう
他の情報への参照を貼りづらい
重要な事は何度も言わなければならない
気がつくと、いつのまにか自分の勝利を中心に考えてる
本当にやりたいのは
互いの持っている情報を全部並べて
より良い解決策を見出したいのではないのか
いや、そんな単純な話でもないだろう
他人に相談している時、実際に自分が何を相談しているのか理解している人は少ない
俺もわからない
何がわからないのかわからない (unknown-unknowns)
何の事を言っているのか自分でもわからないのが普通だし、わかってるなら
相談なんて必要ない
確認で済む
そういう部分(だけ)は解決するしくみが、会話やチャットには存在している
unknown-unknownsの状態からコミュニケーションを開始できる仕組み
というか普通のドキュメント管理ツール、WiKiの類には存在していない
書く前にデータを置く場所をしっかりと決める必要がある
適当な場所に書くとWiKi管理者に怒られる
つまりunknown-unknownsは普通のWiKiには書けない
だからWiKiでは相談できない
相談できないのでWiKiは倉庫になる
Scrapboxは
相談ができるドキュメントツールになりうる
リアルタイムに同時編集できる
書く前にデータの置き場所をしっかり考える必要がない
ページ間リンクのネットワークで把握する
リンクを作り、維持するしくみが充実している
適当に書いてもWiKi管理者に怒られないデザインを心がけている
unknown-unknownsのまま書き始められる
調査を追記していける
書いてる途中で他の人がやってきて、助けてくれる
通知まわりが充実したらもっと良くなるだろう
倉庫にしないのは重要
互いの持っている考えと情報を全て並べて、より良い解決方法を考えられるようにしていきたいですね